解説
恒星(白色矮星)の表面で一時的に強い爆発が起こり、それまでの数百~数百万倍も光り輝く現象。
「新しい星が誕生する」現象ではない(むしろほぼ逆)。しかし、1500年代にこれを観測したティコ・ブラーエという学者が"de stella nova"、ラテン語で『新しい星について』という意味の本で紹介したことで、この名前が定着した。
なおこのように、短期間(数日以内)で極度に光り輝いてから徐々に暗くなる、またはそれを不規則な周期で繰り返す恒星を「激変星(激変変光星、激変型変光星)」と分類する。
恒星が爆発する「超新星」も同じ種類だが、「超・新星」という意味ではないので注意。
他用例
転じて「期待の新星」など、主に新人 / ルーキーを表す言葉として用いられ、その中でも目立ったものを「超新星」と呼ぶ。
※前述の通り、この関係性は学術的には間違っている。
固有名詞としては以下、または"Nova"「ノヴァ」を参照。