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寝台急行

しんだいきゅうこう

旧国鉄・JRなどで運行していた夜行列車の種別の一つ。
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急行列車の中でも寝台を備えたものをいう。
現在日本国内において運行されている列車は存在しない

急行列車のため、運賃、寝台料金の他に、急行料金が必要となる。
ただ、実質的に寝台特急との差はなく、競合交通機関などとの兼ね合いで、若干、料金を安く設定しているという意味合いが強い。

代表的な列車としては、東京-大阪間で運行された「銀河」が挙げられるが、2008年に廃止されている。
2016年3月に唯一運行していたはまなすが廃止。使用されていた客車・電車も全て廃車されており、本来の意味での「寝台急行」は絶滅した。
今後サンライズエクスプレスが臨時急行に使用されない限り、復活する事はないと見られる。

主な寝台急行

全て廃止済み。記述の無いものについては個別記事を参照。

全車寝台の列車

上野と秋田を、羽越本線・奥羽本線経由で結んだ寝台急行。1985年のダイヤ改正で上越新幹線上野~大宮間が開業したのに伴い臨時列車に格下げされた。10系客車、のちに20系客車を使用。

  • 新星
上野と仙台間を東北本線経由で結んだ急行。東北新幹線開業で廃止。10系客車、のちに20系客車を使用。

一部寝台の列車

大阪と新潟を日本海縦貫線経由で結んだ急行。1985年までは14系客車、それ以降は583系を使用し、ビジネスや観光に広く利用され親しまれたが、夜行バスの発達などで利用率が落ち込み、さらに583系の老朽化も激しかったため、2012年3月に臨時列車化され、その1年後の2013年1月を最後に臨時列車としても廃止となった。

  • だいせん
大阪~米子間の急行列車。由来は鳥取県にある山「伯耆大山」から。最盛期は1日4往復が運転されていた。12系座席車と14系、20系、24系などの寝台車を混結して運転されたが、末期はキハ65型2両編成による全車普通座席車の寂しい姿であった。2004年10月廃止。
  • ちくま
大阪と長野を中央本線・東海道本線経由で結んだ。愛称の由来は「千曲川」から。「だいせん」と同じく座席・寝台混結で、12系+20系、のちに12系+24系が使われた。1997年に383系化。さらに2003年に臨時列車に格下げされた。廃止されたという公式な発表は無いが、2005年秋を最後に運転は途絶えている。
  • かいもん
門司港と西鹿児島(現:鹿児島中央)を、鹿児島本線経由で結んだ。愛称は九州の名山「開聞岳」から。こちらも座席・寝台混結の客車編成。1993年に夜行特急「ドリームつばめ」に格上げされ、列車名が消滅。
  • 日南
門司港と西鹿児島(現:鹿児島中央)を日豊本線経由で結んだ。1993年、夜行特急「ドリームにちりん」に格上げされ、愛称消滅。
  • おが
上野と秋田を奥羽本線経由で結んだ。夜行(最大)3往復と、気動車による昼行1往復が運転されていた。1970年に不定期化されたのちも、上越新幹線上野開業の1985年まで運転された。1980年までは全車座席車、それ以降は一部に寝台車が連結された。愛称は「男鹿半島」から。
  • 津軽
上野~青森間を東北本線・奥羽本線経由で結んだ。東北地方から上京する若者がこの列車をよく利用していたことから「出世列車」の愛称でも知られている。1993年に臨時列車化、1998年まで運転された。
  • 十和田
上野と青森を常磐線経由で結んだ。夜行急行としては珍しく食堂車も連結。1985年に東北新幹線が上野まで開業したことに伴い、臨時列車に格下げされ、1994年まで運転されたのち、正式に廃止。
  • 八甲田
上野と青森を東北本線経由で結んだ。最盛期は昼行便も運転されていたが、末期は全車座席車の夜行便のみであった。1993年に臨時列車に格下げ。1998年まで運転されたのち、同年、正式に廃止。
489系で運転されていたイメージが強いが、かつては客車を用いて碓氷峠を越えていたことがある。客車での運転は1993年3月まで。1997年の長野新幹線の開業に伴い、上越線経由に変更、寝台特急北陸と完全に経由が重なるが、北陸ともども2010年3月に廃止、その後臨時列車で485系で運行されるも2012年に廃止。
  • 大雪
札幌と網走を石北本線経由で結んだ道内夜行。北海道の名山・大雪山からつけられた由緒ある列車名を持つ。1992年まで夜行便が存在したが、同年をもって気動車特急『オホーツク』に全列車が名称移行した。
  • まりも
札幌と釧路を結んだ夜行急行。『大雪』と同じく1993年に気動車特急『おおぞら』に発展改称したが、2001年から再び『まりも』となるなど根強い人気の愛称であった。2008年に廃止・愛称消滅。
  • 妙高
上野と直江津を信越本線経由で結んだ夜行急行。碓氷峠を越えて信越本線を太平洋側から日本海側まで縦断運転する数少ない列車であったが、1985年に169系の全車座席車両での運転に変更となり、1993年に廃止。愛称は長野発着の普通列車に受け継がれたが、此方も北陸新幹線の金沢開業と同時に廃止され、愛称消滅した。
青森と札幌を結んだ青函連絡夜行急行。青函トンネル開業と同時に誕生した、JRグループ最後の定期急行。2016年3月に廃止され、愛称消滅。
JRグループの定期急行・定期客車列車・14系客車定期運用など多くの肩書きが消えた。

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