概要
381系の置き換え用として1994年(平成6年)に登場した東海旅客鉄道(JR東海)の直流特急形電車。制御付振り子式車両で、主に中央本線(中央西線)系統の特急「しなの」で運用されている。
2016年3月までは1往復のみ東海道本線(琵琶湖線/JR京都線)を経由して大阪駅に乗り入れていたことも。
過去には急行列車のちくまでも運用されていた。
内装・走行機器ともに大規模なリニューアル工事を受けないまま登場から30年近く経過していることから、2029年度に新型特急車両・385系への置き換えがおこなわれる予定である。
編成
←長野 名古屋→
クロ383-モハ383-サハ383-モハ383(100番台)-サハ383(100番台)-クモハ383
クロ383(100番台)-モハ383-サハ383(100番台)-クモハ383
クハ383-クモハ383
この3種類の編成で6両、8両、10両を組む。基本編成である6両固定編成と増結用編成である4両固定編成と2両固定編成の走行距離を極力均等化するため、4両+2両による6両の運用が存在する。
関連イラスト
貫通型先頭車。クロ383形0番台はメイン画像の非貫通型先頭車だが、それ以外の先頭車はすべてこの顔。