概要
そもそもの「輝き撃ち」とは、原作のOP映像で地面に刺さったシールドの奥に立った陸戦型ガンダムが射撃しているシーンの通称である。それがシールドの上に180mmキャノンの銃身を乗せていると勘違いされたために生まれたネタであり、よりにもよってこれを公式が採用してしまったために、ファンから長年ネタにされてしまっているのが現状である。
なお、原作では180mmキャノンを乗せているシーンは存在せず、初代Gジェネにおけるシールド越しに射撃しているシーンが初出とされる。SDガンダムの体型では違和感なく構えられるのに対して、ガンプラ等のリアル体型で再現するのはシールドのサイズ上無理があるので膝立ちで構えるという解釈をされ、ガンプラのパッケージアート等の公式イラストでも採用されている。だが、それでも当時のキット(MG)では脚の可動域の問題もあり、銃身を水平に構えるにはシールドの高さが足りないため、隙間を埋めるためのパーツが用意されたという訳である。
キットのままでは地面に刺さっているシーンを再現できないためにシールドの裏に原作設定にはないバイポッドが取り付けられている。また、別のフィギュアなどでは高さを稼ぐための土台や、盛り土型のパーツの上にシールドを設置するようになっている物もある。
陸戦型ガンダム以外のキットでもシールドを立てることができるようになっていたり、このポーズ用の輝き棒が付属している場合もある。
最新の陸戦型ガンダムのキット(HGUC)では脚の可動域が改善され、輝き棒無しで乗せることができるようになっているのだが、勘違いが元なのに無理やり再現しているため、窮屈な印象を受ける。
関連イラスト