透き通った一日
1
すきとおったいちにち
赤川次郎の短編小説。または、その作品を原作にした『世にも奇妙な物語』のエピソード。
タモリ、日めくりカレンダーを一枚破る。
タモリ「“人生とは今日一日のことである”とデール・カーネギーは言いました」
タモリがその日めくりカレンダーを下に落とすと床には大量の日めくりカレンダーが落ちている。
タモリ「何の変哲もなく始まった一日が人生を変えることもある。さて、この少女の一日は・・・」
『世にも奇妙な物語』より
チャイムの音で目を覚ました下山純子(北乃きい)。辺りを見回すと、どうやら保健室のようだ。仕切りの間から保健の先生(吉瀬美智子)の姿が見えるが、電話中で純子の様子には気づかない。このままでは午後の授業に遅れてしまう、と純子は、黙って教室に向かうことにした。
教室のドアが開いている。まだ授業が始まっていない事にホッとして教室の中に入った純子は、ざわついている教室の様子を不審に思い、クラスメイトに話しかけるが無視される。しかも、教室にやってきた担任の先生は、純子の机を片付けるように命じ、純子とは目を合わせようともしないのだ。ムッとする純子の耳に、先生の言葉が飛び込んできた。「下山純子はいい生徒だった。なのに、こんなことになるなんて」。やがて、純子の机には花瓶に生けた花が飾られ、先生の指示で黙とうが捧げられる。何? 私、死んじゃったの?
※世にも奇妙な物語公式サイトより
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