ほら 運命の人はそこにいる
ずっと 君を見ていた
概要
日本の女性歌手・ZARDの楽曲。25枚目のシングルとして1998年9月17日に発売された。
タイアップ
ZARDにとって初となるアニメ『名探偵コナン』とのタイアップであり、4代目オープニングテーマとして起用された。
曲の完成には大変時間がかかったらしく、タイアップから発売までに約半年かかり、その間に様々なアレンジバージョンが製作され、試行錯誤の末に完成版に行きついた。そのため、アニメで使用されたバージョンとCDシングルとして発売されたバージョンでは大幅にアレンジが異なり、テンポも前者の方が速く、後者は若干遅くなっている。アニメでこの曲を聴いてCDシングルを買うとそのギャップに驚くことだろう(とはいえ『名探偵コナン』の主題歌では原曲とアニメバージョンでアレンジが違うという事例はそれほど珍しくはないのだが)。
カップリングの「少女の頃に戻ったみたいに」は、同年公開の劇場版『名探偵コナン 14番目の標的』の主題歌に起用されている。
オープニング映像では、曲に合わせて歌う(曲をカラオケで歌っている)コナンや蘭、園子、少年探偵団らが印象的。コナンが音痴であるという設定が押し出されていた。
2016年12月放送のスペシャルアニメ『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』では、新一と蘭のトロピカルランドでのデートシーンで同曲が流れている。無意識に互いを見つめている2人と「ずっと 君を見ていた」という歌詞が絶妙にマッチしており、視聴者に高く評価された。ちなみにこのスペシャルアニメで初めてシングルバージョンが使用された。
また同年には、ZARDの後輩にあたる6人組ダンス&ボーカルグループLaPomPonが同曲をカバーしている。こちらは『コナン』の50代目エンディングテーマとして起用された。