解説
演:下川辰平
七曲署捜査第一係刑事(巡査部長)。
1929年生まれの 富山県出身。通称:長さん。
七曲署赴任前は北署に勤務していた。
チームのナンバー2に位置する。
面倒見がよく粘りの捜査を信条としている。初期では激昂するシーンがあったりしたが、次第に温厚さを前面に押し出した性格にシフトしていく。
学生時代はラグビー部に所属していたため、犯人との格闘ではタックルを見舞う場面も多く見られた。
妻の康江(演:西朱実)、娘の良子(演:井岡文世)、息子の俊一(演:石垣恵三郎)と4人で暮らしていた。良子は途中で天気予報官の市村進(演:柴俊夫)と結婚。
と一係刑事の中では最も順風満帆な家庭生活を送っている。
その温厚な人となりが評価されたのか、警察学校に教官としてスカウトされるが、決断を固持していた。
だが折しもカナダでの出張捜査で岩城創の最期を目の当たりにした事から、教官への転任を決意。
「ロッキーのような優秀な刑事を、一人でも多く育てたい。それが、ロッキーのために私がしてやれる、ただひとつの事だと思いました…」
PART2
その後1986年開始の「PART2」で、彼は七曲署捜査一係に刑事として復帰した。その復帰に至るまでのエピソードは描かれておらず、なぜ復帰したのかも不明である。
刑事退職後
「PART2」の終了から10年後に製作された続編「七曲署捜査一係」に登場。
この時は警察官を定年退職しており民生委員、保護司として活動し、時折古巣の七曲署に出向くこともある。
余談
長さん役の下川辰平はTBSの2時間ドラマで「山さん」と呼ばれる役を演じた事がある。ちなみに彼を山さんと呼んでいた刑事の中にのちのデューク刑事がいた。