概要
人語を操る狼で、赤ずきんの相棒役。
赤ずきんと同じく異世界「ファンダヴェーレ」からやってきた。「銀狼」ではあるが、体毛には銀色と青が入り混じり目元には赤いラインが入っている。
本人は決して犬ではなく狼だと主張しているが「犬じゃねぇ!」が口癖かと思える程に毎回の様に犬いじりを受ける。
その正体は赤ずきんの幼馴染「カイン」。狼族と人間のハーフで、異母兄である狼族の頭領・ジェド率いる狼族が彼を追ってきたことで村は滅ぼされてしまった。その後ヴァルの姿で、傷つき身を隠しておた先で赤ずきんに救われる。
そうした過去から、赤ずきんに不幸な運命を背負わせたことに責任を感じ、正体を隠して赤ずきんの力になると決意。赤ずきんのピンチには身を挺して攻撃を庇い、赤ずきんや三銃士の世話役をしている。
カインとして過ごしていた頃は人間にも狼にもなれたが、上記の過去で精神・肉体双方にダメージを負い、現在は変身できなくなっている。
中の人繋がりで『勇者王ガオヴァルガー』と呼ばれることも。