概要
金沢市の繁華街の香林坊を少し外れた長町の一角にある武家屋敷跡。
賑やかで都会的な香林坊とは打って変わって静かで和の風情を醸す町並みの武家屋敷。
加賀藩時代の上流・中流階級藩士の豪壮な武家屋敷が軒を重ね、昔ながらの土塀や石畳の小路が続いている。冬になれば凍結から土塀を守るこも掛けが見所である。
由緒ある豪邸が数多く今でも上流階級の人たちが住む。
伝統環境保存区域および景観地区に指定されている。
一般公開されている野村家では格式のある建物と風情のある庭園を見物できる。
襖絵や刀剣、甲冑等が展示されている。
アメリカの日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』で二つ星として紹介されており米国庭園専門誌の2003年度日本庭園ランキングでも3位に選ばれている。
観光地ではあるものの今でも民家として住まう人もいるため間違えて民家に不法侵入してしまわないよう注意。