概要
家(家屋)の一種。家が存在する事自体を外部から隠すか(自然地形、自然物、他の建物で偽装する)、家が特定人物または特定集団に利用されている事を外部から隠している。
より大規模な施設(もしくはその一部)に設置される物を秘密基地と呼び、隠しているのが家などの建物の一部であれば隠し部屋と呼ぶ。
何者が使うのかは「秘密基地」を参照してほしいが、隠れ家は個人レベル(怪盗、個人の正義の味方、潜伏中の手配犯など)で使う事が多い。
届け出をしないで作っただけで、公然と立地や使用している場合、それは隠れ家ではなくて、単なる違法建築である。ただし、建築時点から存在を隠蔽している場合、隠れ家であると同時に違法建築である可能性は高いだろう。フィクションでそこまで突っ込む事はあまりなくても。
子供(特に男の子)は、隠れ家またはそれ未満の「隠れ場所」レベルの物でも「秘密基地」と呼んだりするので、pixivでは隠れ家にも(分かりやすさのために)「秘密基地」タグの方を付けている例が多いようである。
このほか、主に都会にある飲食店やホテル・旅館といった宿泊施設がコンセプトやアピールポイントとして「隠れ家的」という表現を用いることがある。
意味合いとしては概ね「都会の喧騒や世俗の煩わしさから、いっとき身を隠してゆっくり滞在できる店」という風な感じで用いられるが、稀に立地の悪さを上手く言い換えて誤魔化すための方便として使われることもある。ものは言いようである。