百鬼夜行の呪いより、逃れたる者未だかつて無し! ライド! 隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”!
※メイン画像は、Daisuke Izuka氏が描かれた実際の製品イラストである。
概要
TCG『カードファイト!!ヴァンガード』ブースターパック第14弾光輝迅雷で収録されたグレード3のむらくも。
公式設定
いつの頃からか、隠密部隊“むらくも”に所属していた忍竜。 いつ誰が入隊を許可したかもわからず、出身地や過去の経歴すら誰にも知られていない謎多き忍だったが、“リンクジョーカー”の侵略開始と同時に、その正体は否応なしに明かされた――いや、彼は自分から正体を明かした。 隠密魔竜「ヒャッキヴォーグ」、彼は“リンクジョーカー”が作りだしたクレイ原生生物クローンの第一成功例、侵略者の先兵だったのである。 “リンクジョーカー”の侵略がドラゴンエンパイア本国まで及んだ時、彼は今が好機とばかりに本性を顕わにし、手当たり次第に元同胞達を斬り刻んだ。 本来の居場所へと戻った彼は、その身体に自ら「虚無(ヴォイド)」を打ち込み、真の力を解放する。 かつて百の鬼を従え、いま百の鬼を滅した虚構の忍。 偽りの同胞達の為に動かされる心など、初めから持ち合わせてなどいない。
ユニットとしての性能
効果1
【起】【(V)】【リミットブレイク】(4)(あなたのダメージが4枚以上で有効):[あなたの《むらくも》のリアガードを2枚選び、呪縛する] あなたの「隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”」を3枚まで選び、そのターン中、パワー+10000。
(呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る)
効果2
【自】:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札から「隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”」を1枚まで探し、(R)にコールし、その山札をシャッフルし、そのターンの終了時、そのユニットを手札に戻す。
効果3
【永】【(V)/(R)】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)
ユニット設定では裏切り者の彼だが、むらくもの他のユニット達との相性は良く、ミリオンラット等の分身効果を持つユニットが出した分身を呪縛により場に残し続けたり、メタモルフォックスによる解呪を使ったコンボ、オボロカートの効果で三体目のヒャッキヴォーグを呼び出したりなど様々なサポートを得られる。特にメタモルフォックスとの相性は抜群で、ヒャッキヴォーグを三体揃えられれば3列全て31000という凄まじい火力を出すことも可能。
・・・しかしユニット設定においてメタモルフォックスを一度殺しかけておいて相性抜群とは、皮肉なものである。
アニメではリバースファイターと化した小茂井シンゴが使用したカード。
通常のリバースユニットはリバースファイターが倒れれば消滅するのだが、このカードはどうやら残ったらしく、「レギオンメイト編」の事件終結後の交流戦においてシンゴが使用している(直接姿は描かれていない)。