概要
影の地の各地に群生する奇妙な生物(?)。
公式攻略本などに掲載されている正式名称は「霊アナゴ」。
青く半透明な細長い身体の先端に黒く窪んだ三点のような目口を持ち、その下部から非常に小さく短い腕が生えている。地面から身体を伸ばし佇む姿はその名の通りチンアナゴを彷彿とさせる一方で、チューブ状の体に体節と環帯らしきものがある外見的特徴はどちらかというとミミズそっくりであり、地中から生えていることも相まって「霊ミミズ」と呼ばれることも。
基本的にその場から一切移動せずボーっとしているだけで、エネミーでありながら褪せ人に敵対しておらず攻撃もしてこないなど、平常時はとても大人しい性格。
しかしこちらからちょっかいを出すなどして攻撃を受けると頭部が赤く変色、さらに大きく膨らませることで見るからに怒ったことが分かる形相に豹変し敵対してしまう。
この姿になると膨らんだ頭部を振り回したり、口から繊維状の器官を吐き出して近寄る相手を攻撃するように。さらに敵対状態は周囲にいる他の霊アナゴにまで伝播していく。
稀に最初から敵対している個体がいるほか、一部エリアに出現する個体は近づくと身体を膨張させ自爆する。
彼等が何なのかについては作中でも特に語られず謎が多いものの
- 霊であり半透明の体
- 攻撃すると赤くなり敵対する
- 周囲の同族に怒りが伝播する
- 霊すずらんをドロップする
- モチーフが海洋生物(?)
- 墓地などの近くによく群生している
など狭間の地に生息する霊クラゲとの共通点が多いことから、両者は立ち位置が似ている、もしくは関連する存在であることがうかがえる。
余談
- 2024年2月に公式ビジュアルの一枚としてその姿が掲載されるや否や、その一見可愛らしくもシュールで得体の知れないデザインがファンの目を惹き、DLCの配信前から特に話題や注目を集めたキャラクターの一体である。
- ゲーム中では地面に埋まっていて確認困難だが、実は身体の根本にあたる部分に腕と同じくらい小さな足が生えている。