青銅の鎧
ぶろんずあーむとらいぶ
――自然あるところ青銅の鎧あり。――
カード名 | 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ) |
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レアリティ | C(コモン) |
文明 | 自然文明 |
コスト | 3 |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | ビーストフォーク |
パワー | 1000 |
効果 | ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 |
2002年5月30日に発売された、記念すべき拡張パック第1弾で登場したクリーチャーの1体。初期環境から長らく使われ続けてきたビーストフォークであり、バトルゾーンに出た時にマナブーストする王道と言える基本カード。
召喚して効果を使用した後は単純な攻撃要因として使用できる為、クリーチャーとしての無駄が少ない。また、マナブーストは高コストクリーチャーの召喚を助ける事もあって、進化クリーチャーや革命チェンジとの相性がとても良く、3コストのため「ミセス・アクア」「S級原始サンマッド」「S級原始サンマックス」など3コストをキーワードとするカードとのシナジーがある。他にも、バトルゾーンに残る事を利用して「邪魂創世」「魔刻の斬将オルゼキア」等の犠牲の種にしたりと、使い方は様々。
ビーストフォークを主軸としたデッキでは、このカードでマナブーストしつつ「大勇者「ふたつ牙」」などの進化クリーチャーへ進化させて攻撃を仕掛けるという流れがかつての黄金の勝ちパターンであった。
他にも、3コストのこのカードが1マナブーストする事で次の自分のターンに5マナにできるので、「無頼勇騎ウインドアックス」「無頼聖者スカイソード」「腐敗無頼トリプルマウス」「焦土と開拓の天変」等の5コストのマナブーストへ繋げ、そこから更に「ロスト・ソウル」、「英知と追撃の宝剣」等の強力な7コストカードに繋げるという流れも良く見られたパターンである。
しかし、近年の環境ではパワーのインフレや展開の高速化が相まって採用率が落ち込んでいる。
種族違いの同型再販として、「正々堂々 ホルモン」(アウトレイジMAX)「メイプル超もみ人」(ジョーカーズ)、「春眠妖精プラム」(スノーフェアリー/レクスターズ)、「雪精 ホルデガンス」(スノーフェアリー風/革命軍)も登場している。
現在は、上位互換カードとして「モモダチ モンキッド」「無頼ブロンズ-1」「ラマト・カーン」が登場している。
汎用性の高さから、現役時代は「必須カード」と呼ばれていた為、特別拡張パックや構築済みデッキで頻繁に再録されていた。冒頭に記載されているDMX-02収録時のフレーバーテキストも、その点を指している。
カードイラストのバリエーションも多くあるので、集めてみるのも一興だろう。
アニメ版1作目やチャージでは「ブロンズ・アーム・トライブ」ではなく、「せいどうのよろい」と読まれている。
なお、よく間違えられるが名前は「ブロンズ・アーム・ドライブ」ではなく「ブロンズ・アーム・トライブ」である。細かい事だが、効果でカード名を参照する時等には注意。