概要
見世物小屋「赤猫座」の一員。作中では「徳利児鞭棄(とっくりじむちすて)」とも呼ばれている。
当初は他の芸人のように主人公みどりを邪険に扱っていたが、ある夜に彼女を襲ってからは好意を寄せているような素振りを見せ始めた。→鞭みど
だが、その後ワンダー正光に目を付けられ…。
人物
学ランに軍帽を身に付け、火傷した顔を包帯で覆った男。「徳利児(※)」の名の通り両腕を欠損しているが、足を使った弓打ちなどの芸を得意とする。
前述の通りみどりを襲った張本人ではあるものの、作中では成人女性の紅悦と肉体関係を持っている描写もあるため、ロリコンなのかどうかは曖昧である。
※…江戸時代の見世物には両手のない芸人「缶児(とくりご)」というものが存在しており、モチーフの一つだと思われる。
ネタバレ
最期はワンダー正光によって蟻地獄に落ち、そこで自分と同じ姿をした人物(ワンダー正光)に決して掴めない手を差し出されるという幻術を見せられる。実際には泥を口に詰められており、そのまま死亡。
原作では改訂版で墓参りのシーンが追加されており、享年32歳という衝撃の事実が判明した。昭和13年3月25日没。
余談
- 一部のファンの間では退役軍人などの説が流れているが、何故その姿になったのかまでは作中で描かれていない。
- アニメ版ではみどりを襲う場面で「毛糸のパンツはあったかい」(正式タイトルは「赤い下着」)というHENTAIな挿入歌があり、もちろん中の人が歌っている。
関連イラスト
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