人はその生が終わるとき、肉体から魂が解き放たれる。
僕の仕事は、その彷徨える魂を冥府へと導くこと。言わば、魂の水先案内人といったところですかね。
時として人の魂というものは、様々な形で現世に居座ろうとするものです。
土地に執着する地縛霊や、恨みや妬みで怨霊と化すもの、なにかの未練や後悔を残し、
ただ現世を彷徨う浮遊霊・・・それらの魂は肉体を持たぬ亡霊となり、現世と冥府の境界を曖昧にしてしまう。
だからこそ僕が、それらの魂を導いてやらねばならないのです。
時折、哀れにも理を超えて、どうしても現世での宿願を叶えたいと言う者がいる。
でなければ、決して冥府には行かぬと意固地を見せてね。
そういった者達に対して、僕はある条件を突きつけてやるのです。
(伝記一より)
概要
『陰陽師(ゲーム)』の登場人物「白無常」の中国版の名前。ストーリーの第2章から登場。
CV:鈴村健一
冥土への案内者、無常兄弟の弟。
年下ではあるが、兄・黒無常よりずっと穏やかで頼もしい。
仕事も約束事もきちんとこなすやり手で、礼儀正しく真面目で隙のない性格の持ち主である。
なぜか兄から好意と気遣いを無視しており、兄への否定や拒否ももはや癖の領域。そんなに厳しくしなくても・・・・・・。
(陰陽師「式神図鑑」より)
冥界の導き手。黒無常の弟で優しい性格の青年。
兄とは違い、生前の記憶を失っているため、彼の兄弟としての実感があまりない。それでも仲は良い様子。
回復効果をダウンさせる能力を有しており、さらに単体撃破したときに敵のいた場所に小鬼を召喚して相手の蘇生スキルを阻止できる、妨害役向けの式神。
出典は台湾や中国の道教の地獄の神「八爺(又は白無常鬼)」。
地獄の警察の様な役処の官僚、城皇公(城隍公)に仕えている。七爺(黒無常鬼)とセットで民衆から呼ばれている。
関連イラスト
公式動画
関連タグ
白無常:日本版の名前
鬼使黑(黒無常):兄、pixivなどではよくセットで描かれている。 ⇒ 無常兄弟 (鬼使黑白)
七爺八爺:出典
Pixiv検索【白無常 OR 鬼使白 (※他作品のマイナス検索有)】