鬼助
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きすけ
鬼助とは、ゲーム『朧村正』の登場人物。複数いる本作の主人公の一人。
元々は伊賀・髑髏谷の忍衆に属する忍者の一人であり、任務を果たす為であれば共に育った仲間を犠牲にする事も厭わない忠誠心を買われてはいたが、忍者として飛び抜けた才能を持っていたわけでもないらしい。
任務の上で潜入した先で虎姫付きの小姓を勤めていた折に虎姫に恋心を抱き、彼女を守る為に幕府への謀反の証拠として奪取するように命令されていた村正を持ち逃げし、追われる身となる。その過程で瀕死の重傷を負うが、不肖の弟子の始末という未練を残して成仏出来ずに彷徨っていた朧流師範の秘術によってその魂と融合し蘇生と朧流剣術の体得を果たす。
記憶を取り戻した後は、死して尚謀議によって藩と家名を取り潰された恨みを晴らさんとする虎姫に助力する道を選び魑魅魍魎と対峙する。
本人は身分違いの高嶺の花に対する片思いだと思い込んでいるが、虎姫からも憎からず思われている事には気付いていない。
虎姫の小姓になったのは百姫が消息を絶った後の為、百姫との面識は無い。なので道中の温泉で度々遭遇する百姫が虎姫の妹である事も全く把握していない。
一応忍者なのだが、上記の経緯もあって見た目以外はあまり忍者らしい要素がない。
後の作品の追加シナリオに登場する忍者の嵐丸とはかなりキャラ性能が異なっている。
ちなみに嵐丸のシナリオでは鬼助の出自や一部のEDのその後を匂わせる描写がある。
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