概要
魔法が認知されつつある過渡期にあって、魔力を原因とする「魔法災害」と呼ばれる厄災が頻発する一方、魔力という新しい力を受け入れるか否かの論争が続き、裏では力を握る者たちが自分たちの欲望のため闇で策を巡らせている、そんな時代の中で人々を救うため戦う魔法戦士たちの活躍を描く。
魔法戦士に対峙する主人公(プレイヤー)は前作に引き続きキール。
「正義側の魔法戦士」対「キール達悪の勢力」のほか、もうひとつの対立軸として、新たな力である魔法を利用しようと目論む地上の権力者たちとの争いがある。
新たな魔法戦士としてエメロードフィーネとエメロードミスティのコンビ「エメロードナイツ」が登場する。
登場人物
主人公側
- キール
前作の戦いですべてを失い、シルヴァ・ラドクリフに拾われてその組織「アルケゼスト」の一員となって活動する。
晴香や霞に近づくときは「斉藤継二」の偽名を用いている。
- マリエラ(CV:宇佐美日和)
シルヴァの組織アルケゼストの一員。アルケゼストの地上での作戦のため、キールと共に行動する。
- ノエル(CV:八つ橋きなこ)
キールの副官。魔法戦士との戦いで瀕死の重傷を負い、魔道演算装置「ゲート」の奥で深い眠りについている。
魔法戦士
- 御白晴香/エメロードフィーネ(CV:君島りさ)
魔法戦士エメロードナイツの一人。国際教導学園の生徒。錬金術を研究していた父の遺した「エメロード・ラピス」が甘樹菜々芭の目に留まり、菜々芭によって変身システム「EMEROADシステム」に進化、魔法戦士となる。
- 黒宇霞/エメロードミスティ(CV:榎津まお)
魔法戦士エメロードナイツの一人。国際教導学園の生徒で、季節外れの時期に晴香のクラスに編入してきたが、正体はEMEROADシステムを狙う諜報員であった。ある出来事がきっかけで、魔法戦士になる力を得る。
- 立花亜梨子/エリクシルライム(CV:風花ましろ)
魔法戦士エリクシルナイツの一人。異世界ロアで活動していたが、シンフォニックナイツによって地上へ呼び戻され、国際教導学園の教師として赴任。魔法科で実技系の授業を担当している。
- 鏡島樹/エリクシルローズ(CV:渋谷ひめ)
魔法戦士エリクシルナイツの一人。亜梨子と同じくロアで活動していたが、シンフォニックナイツによって地上へ呼び戻され、国際教導学園の教師として赴任。魔法科で主に座学の授業の担当をしている。
- 真咲百果/イクシードピーチ(CV:ありかわ真奈)
魔法戦士イクシードナイツの一人。国際教導学園の生徒。
- 裁明寺紫鶴/イクシードアイリス(CV:桜水季)
魔法戦士イクシードナイツの一人。国際教導学園の生徒会長。
魔法戦士シンフォニックナイツ。本作には登場しない。池岡の策謀により、平和大使の名目でロアに体よく追放させられる。しかし政府側が魔法戦士の活動に好き勝手に介入できないよう、ロアで活動していたエリクシルナイツを学園の教師として呼び戻した。
その他
- 神根三奈(CV:月森ねね)
晴香たちがボランティア活動に行く児童福祉施設の職員。記憶を失っており、行く当てのないところを施設の所長が引き取った。
- 池岡政次
国際教導学園の現理事長で、現役の官僚。魔法戦士の変身システムをはじめとした魔法技術を手に入れようと策を巡らせる。
- 尾堂
国際教導学園の教師。池岡の下で行動する。正体は魔界の組織「デプレダ」の構成員アビド。