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魔王物語物語

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まおうものがたりものがたり

魔王物語物語とは、カタテマによってRPGツクールXPで作成されたフリーウェアのRPGである。略称は『まもも』。2007年8月19日、ver.1.00が公開された。最新版はver.1.11。現在ではツクールXPのバリュー版サンプルゲームとしても収録されている。

概要

愛と勇気とかしわもち』『いりす症候群!』などで有名なカタテマが制作した、シンプルで楽しいRPGである。

『おもしろエンカウントシステム』『なんでも装備システム』『全滅履歴』といった、独特のシステムが特徴。

自由度もかなり高く、様々な変則的プレイが可能。

難易度は高めであるという声が多め。

ストーリー

未完の物語『魔王物語』が誕生した『島』を探索し、物語の結末を探し出す。

そこにたどり着く過程は、プレイヤーに委ねられている。

直接語られない設定が多く、漠然と本編を進めるだけでは解りづらい内容も多い。

雑魚モンスターはRド製の素材であるが、白竜をはじめとしたボスモンスターのグラフィック(および登場人物のグラフィック)はスタッフが手掛けている。

登場人物

ネグラの住民

ヒマリ

このゲームの主人公。女性。

ストーリー上でのセリフはごく一部の場面を除いて全く無いが、アタッカー向けのステータスや習得スキル、

プレイヤーが取りがちな行動(主に全滅につながる行動)などから、

プレイヤーの間では「漢らしい」「好奇心旺盛」などと言った性格付けがされる傾向がある。

ゲームの舞台である『島』出身。

ルドルフ

このゲームのもう一人の主人公。『魔王物語』の第三章を所有している。

無口かつ無表情で人見知りの激しい少年。見た目と裏腹に超アウトドア派。

好物はネズミで、彼の部屋には「ネズミの丸焼き」のレシピが落ちている。

最初は頼りないが、レベルが上がると強力なスキルを扱えるようになる。

攻撃範囲が狭いのでエンカウントにおける立ち回りが重要。

余談だが、序盤はヒマリより体力や攻撃力が低いことや、とあるスキルを覚えることから、

ファンからは「ルドルフ可愛いよ。ルドルフ。」などとネタで言われてることがある。

エルオントナナ

とあるダンジョンでゲストキャラとして加入する女性。

『魔王物語』の第一章を所有している。習得スキルは彼女の想いが、装備は彼女の境遇がそのまま表れている。ハッピーエンド至上主義。

ヒクグモ

エルオントナナ同様、あるダンジョンでゲスト加入する男性。

住所不定無職、特徴的な仮面は新聞紙製。『魔王物語』の第二章を所有している。

『悪』について独特の美学を持ち、それはスキルにも表れている。

アーロンアーロン

ショップの店主。売り物は拾い物。

ゲームを進めていくと、彼による『魔王物語』の結末についての考察メモを読むことができる。

とある人物が吐く彼への暴言は必見。

レーラリラ

冒険の拠点となる「ネグラ」の管理人みたいなことをしている女性。

服装や言葉使いから育ちの良さを感じさせるが、本性は……。

彼女のものとおぼしき「髪の毛」というアイテムはレアかつ優秀な装備品。

彼女の苦悩が垣間見えるイベントもあるが、よっぽど曲芸的なプレーをしない限りは見られない。

モール

「ネグラ」の奥で壁を掘っている男性。

「モール」という名は本名ではない。アイリッツ(後述)に剣を教えていたらしい。

『魔王物語』の関係者

ハロルド・ディスター

『魔王物語』の著者。

晩年を『島』で過ごし、『魔王物語』を執筆するも、完成を目前にして死亡してしまう。ツンデレ。

アレス

『魔王物語』の第一章の主人公・セラのモデル。

ハロルドとヒマリ、そして『魔王物語』に浅からぬ因縁がある。

大陸において英雄と呼ばれる人物だが、実はたいへん茶目っ気のある性格をしている。

設定上は僕っ娘の女性らしい。

アイリッツ

『魔王物語』の第二章の主人公・ツィーリアのモデル。

義賊まがいのコソ泥。ヒクグモの『恩人』。『魔王物語』がルドルフ・ナナ・ヒクグモの手に渡るきっかけを作った人物でもある。

彼の使っていた剣は何故か売り物として店に並んでいる。

フロドナ

『魔王物語』の第三章の主人公・ランドルフのモデルで、ルドルフの育ての親であり名付け親。寒村出身の冒険者。

?????(三人目

ある条件を満たすと加入するパーティキャラ。

三人目の最終パーティキャラであること、ステータス画面等での顔グラフィックが黒く塗り潰されていることなどから、プレイヤーの間では『三人目』『』と呼ばれている。

特定のダンジョンでしか参加できない名無しのキャラクター。

さらに特定の戦闘において条件を満たすと顔と名前が表れ、能力値なども変動する。イケメン。

所持スキルや装備からヒクグモと何らかの関わりがありそうなのだが、詳細は不明。

そもそも彼が何者なのかということ自体がファンの間でも解釈が大きく分かれている。

その他

ゼルヒ・エルオント

『賢王』『英雄』と呼ばれた人物であったが、流行り病に侵され発狂し、暴君となった。

ゲーム中でヒマリが彼と直接対峙することはないが、物語の様々な所で彼の存在が影響しているほか、登場人物のほぼ全員に何らかの因縁がある。

関連したイラスト

『魔王物語物語』のほか、略称である『まもも』及び制作元である『カタテマ』タグで検索すると見つかる。

舞台公演

http://cosmorium.chesuto.jp/c31090.html

2012年10月7日にまさかの舞台化。

公演会場は鹿児島の為行ける人は限られるかもしれないが、カタテマファンなら見ておきたいところである。

書籍化

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569820581/katatema02-22/

2014年9月19日、PHP研究所より小説版「魔王物語物語」が発売された。

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コメント

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  • 物語の物語

    動画を見て気紛れに書き上げた代物。登場する人物の口調や性格は模造であり、無論続かない。PCを持っていないからプレイしたことの無い奴が書き上げたものです。
  • フリーゲームヒロインの女子会

     自由なゲームならではの個性を発揮する8人(?)の少女たちが女子会開いちゃいます。さあ、どんな騒動になるでしょうか。(各作品ネタバレあり) 参加者 「Ib」のギャリー 「送電塔のミメイ」のミメイ 「洞窟物語」のカーリーブレイス 「灰色庭園」のヨザファイア 「魔王物語物語」のヒマリ 「マッドファーザー」のアヤ 「ゆめにっき」の窓付き ※ 読んでくれた方、ブックマークしてくれた方、ありがとうございます。
  • 竜の棲む山で

    ちょっと長くなっちゃいました。ラットスレイヤーの名前の由来を知った時は衝撃でした…。ルドルフ視点の方が書きやすいみたいです。 ※ヒマリさんの性格や口調は完全に妄想です。ご注意ください。
  • 花の名は

    ヒマリさんの性格や喋り方は完全に想像です。気になる方は閲覧にご注意ください。 ちょっとルドヒマ風味です。
  • 流行り病で

    ヒマリとルドルフ。この2人の関係も大好きです。恋愛的な要素を入れるつもりはなかったのですが、ルドルフ→ヒマリみたいに見えるかもしれません。流行り病切なくて引きちぎれそうになります。
  • ゼイネス40

    魔王物語物語の二次創作です
    19,658文字pixiv小説作品
  • 補綴

    ハロルド・ディスター最期の十日間の、最後の日。***アレスとハロルドの関係が好きすぎてカッとなってやった。書いてる内にハロルド→→→→→アレスみたいになってしまいましたが、あの二人は恋愛じゃなくて友人というか、大変気の合う親友に限りなく近い他人というか、そんなんだったら良いなと思います。※多くの捏造・妄想を含みます、ご注意ください。あと、後半力尽きてます(わたしが)。タイトルは適当。
  • 英雄と卑怯者が出会う話

    レーラリラさんとアレスさんのお話。本編終了後の大陸編。 一応おまけのエピローグがありますが、収集つかなくなってしまった ぶつ切りですが勿体なので載せました(見逃してください…)

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