概要
今作の主人公である、顔に傷のある少年。
山奥の小国、倉馬にて妹の珠姫と二人で暮らしている。両親はおらず、まだ幼い珠姫を養うために戦場で刀を盗み出し、それを転売した金で生活費を稼いでいる。
危険が伴う仕事で常に大怪我が絶えないのだが、本人は儲かるからと辞めるつもりはないらしい。
たった一人の家族である珠姫には甘いところがあり、彼女に頼まれると断れない。
ある日、いつものように刀拾いをしていたところ、武士に見つかり腹部と足を銃で撃たれ、池に転落してしまうが、なぜか怪我が完治した状態で池の外で眠っていた。
その後、その武士が謎の奇病、死痒に感染し怪獣化しまたしても襲撃され大きな銃弾で腹を抉られた上に頭に風穴をあけられてしまうが転落した池の中に潜んでいた鎧の巨人、グリッドマンに見出され彼と融合。
グリッドマンからライジングアクセプターを与えられ、彼の力で死痒を絶つため、そして妹を守るために戦いに身を投じる。
実は人間ではなく、グリッドマンとの過去の戦いでセンゴクから飛び散った一部が人の姿を取ったもの。
本人に自覚はなく、センゴクによって記憶を呼び覚まされた後も人間として生き育んできた想いによってセンゴクを拒絶。
センゴクを倒せば自分も死ぬと知りながら、仲間達と共に生きた『倉馬』の風景を、想いを託すべき皆を救うために戦いに望む。
そのため、今作のタイトルである『戦国グリッドマン』とは「戦国時代のグリッドマン」と「センゴク+グリッドマン」のダブルミーニングとなる。