黄紅とは 週刊少年サンデー連載『マギ』における登場人物、夏黄文×練紅玉の男女カップリングである。
概要
夏黄文は、自己の出世のために練紅玉を利用しようとする一方で、友達がいない紅玉のよき理解者・応援者として幼いころから心身ともに彼女の支えとなっている。
対する練紅玉は、長年の従者として夏黄文を全面的に信頼している。その信頼は、シンドバッドの淫行疑惑が夏黄文による捏造だと判明した際に、巻き込まれた側であるにもかかわらず彼の嘘泣きを信じて宥め役に回る程である。
市井の出の皇女である自覚から陰鬱な性格だった紅玉に対して、自己の権力の為とはいえ粘り強く積極的に働きかけ、内面・外面共に魅力的な人物に変えた夏黄文の熱意は、作者から”夏黄文プロデューサー”と称された。(キャラクター大図鑑コメント)
なお、夏黄文は練紅玉に対し過保護である。(作者の手書きブログ参照)
「怪我をさせないように剣術を手加減する」のはまだ分かるが、”紅玉が生む世継ぎ”を利用しようとしている筈なのに(世継ぎ誕生に欠かせない知識である)性的な事柄を遠ざけようとするのは何故なのか。黄紅という視点で見ると大変興味深い。
金属器・眷属器のエピソード
紅玉のジン・ヴィネアは、彼女が肌身離さず付けている花蝶の意匠の簪に宿っているが、この簪は彼女が皇女としての自分を意識し始めた頃に夏黄文が贈ったものだった。
また、夏黄文の癒しの眷属器は、紅玉が戦いの最中に負傷した際、彼女を助けたいと願ったことで発動した。(ビックリマギシール裏面データより)
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別名・表記ゆれ
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