桃形兜の一種であり、俗にいう変わり兜。
福岡史博物館に実物があり、黒田長政が着用した兜として有名。
旧概要
本作の本編において最初にボスとして立ちはだかる大将兜(巨大兜)。デザインはZトン氏が行っている(メインイラストのケースワベ氏ではないが、REではスワベ氏も大将兜のデザインを複数担当している)。
元ネタの兜の特徴的な角や円型の飾りなどを限りなく誇張した上で、全体的に丸みのあるフォルムをしたずんぐりとしたデザインをしている。最大の特徴はなんといっても本来の腕を隠す程の巨大なサブアーム。サブアームには全てを溶かす超高温のリアクターを手の平に取り付けており、この熱と鋭利で巨大な爪を使って城娘の鎧をズタズタに引き裂くという、設定だけ見るととんでもないくらいにエゲつないことをしてくる大ボス。超高温のリアクターを付けている都合か、背後には排熱用とされる煙突もあり、旧では、移動の際はそこからシュシュポポと煙を飛ばして移動していた。
実際の敵としての性能は近距離攻撃型なので、遠方から銃を撃ちまくったり射程外の赤マスから槍や遠距離刀で削り、最後に近距離刀のスキルで斬り伏せる、というのがセオリー。幸い最初のボスだけあり移動速度はトップクラスに遅いため、それなりのレベルがあれば低レアの城娘でも難なく倒すことが出来る。
旧(無印)では撃破時に中身が見れる演出があり、そこにはイラストのような黒髪ロング巨乳の美少女が中に入っている事がわかる。また、一部城娘の発言等から「兜の中にはガワに入れられた人がいる」可能性が示唆されていた。
イベントでは色違いの青い同系兜も登場しており、完全な上位互換として城娘と殿を絶望の底に叩き落とした。
RE概要
兜が兜として独立して動いていた旧と違い、根本以外の設定や世界観が一新されたREではデザインに変更はないものの、これを着用した大将「黒田長政」の魂が乗り移った者、という事になっている。一番手を務めるのはREでも同じ。
兜としての長政の性格は粗暴且つ横暴であり、前に立ちはだかる者はたとえ城娘だろうと殿だろうと引き裂く事を躊躇わない凶悪なものとなっている。独特の個性を持っている他の大将兜と違い、非常に単純な破壊欲のみに動いている点は一番悪役らしい……のかもしれない
戦闘方法はとにかくその鋭く巨大な爪で引き裂くというもの。高威力の連撃を道行く城娘やトークン、蔵にぶつけ、通った後にはズタズタにされた被害者のみとなる。本編、大将兜討伐戦イベント等では普通に殿の元にテケテケ歩いて連撃を行ってくるが、ストーリーイベント「清らかなる酒を求めて」では酒を飲むことでパワーアップし、移動速度と連撃回数と破壊力が上がるという勘弁してくれと言いたくなるような超強化を果たし、多くの殿の城娘と蔵を破壊して回った。更に蔵の生存が第一な本イベントにおいて、あえて蔵を回ってから殿を殺しに来るため、余計に勘弁してくれと言いたくなるような惨事をもたらし､大将兜としてのメンツを保った。尚、史実的に考えるとこれはイベントで登場した城娘(の城主)に親父を幽閉された復讐みたいなところがある。
また、2021年1月26日に兜娘としてプレイアプル実装された。→『黒田長政(御城プロジェクト)』
関連タグ
有岡城(御城プロジェクト) 伊丹城(御城プロジェクト) 上述したイベントの被害者
