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概要

12式地対艦誘導弾能力向上型とは、日本が自衛隊向けに開発を進めている長距離対艦ミサイルである。

名称こそ12式地対艦誘導弾の改良型のように思えるが、実態はほぼ別物で、ステルス性向上のための弾体へのエッジ処理、長射程化のための展張式大型主翼の追加など、外見が一見別系統のミサイルに見えるほど大幅に変更されている。

射程も従来の自衛隊対艦ミサイルが200km程度なのに対し、本誘導弾は燃料効率に優れたターボファンエンジンの採用により当初目標で約1000km、最終的には1500kmまで延伸し、さらに敵基地攻撃能力(反撃能力)まで付与される事実上の巡航ミサイルである。

開発に際しては、12式をベースとした「17式艦対艦誘導弾」をもとに、ASM-3や実用化されなかった「12式地対艦誘導弾(改)」の開発成果、島嶼防衛用新対艦誘導弾の要素技術も導入されているとのこと。

バリエーションとして、

  • 地発型(地上発射型、地上発射機に搭載)
  • 艦発型(艦艇発射型、護衛艦に搭載)
  • 空発型(空中発射型、F-2に搭載)

の開発が予定されている。なお、誘導弾本体の大型化に伴い、地発型では発射機が従来の6連装から4連装に数が減らされている。

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12式地対艦誘導弾能力向上型
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