基本データ
口径 | 5.45mm×39 |
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全長 | 824mm(ストック展開時)/586mm(ストック折り畳み時) |
銃身長 | 314mm |
重量 | 3.0㎏ |
作動方式 | ガス圧作動、ロテイティングボルト |
装弾数 | 30発 |
連射速度 | 600発/秒 |
初速 | 840m/秒 |
有効射程 | 500m |
特長
AK-74Mの全長を短縮化したアサルトカービンで、狭い空間内での取り回しに優れる。
銃身を短縮化したことにより、発生するマズルフラッシュが強くなった為、対策としてラッパ型のフラッシュハイダーが装備されている。
ハンドガードやストックはガラス繊維入りの樹脂製。
レシーバーの左側には暗視装置(ナイトビジョン)やスコープ等の光学機器を装着するためのマウントがあるが、光学機器を装着した場合、ストックは折り畳むことが出来なくなる(ストックを左側に折り畳む為)。
ベースとなったAK-74Mと比べると射程が短くなるので、リアサイトの戦闘距離表示はAK-74Mの100m~1000mに対し、AK-105は100m~500mまでしか表記されていない。
しかしながら、従来使用されていたAKS-74Uと比較すると有効射程が伸びたため、戦車、装甲車、ヘリコプターなどの乗員の自衛火器や、対テロ部隊ではAKS-74UからAK-105へ切り替えが進められている。
AK-105と同様のモデルとしてAK-102、AK-104が存在するがこれらは使用弾薬による口径の違いとマガジンの形状を除いて外見はほぼ同じである。
バリエーション(AK-100シリーズ)
- AK-101 - AK-74Mをベースとした5.56mm×45弾仕様。
- AK-102 - AK-101のカービンモデル。
- AK-103 - AK-74Mをベースとした7.62mm×39弾仕様。
- AK-104 - AK-103のカービンモデル。
- AK-105 - AK-74Mのカービンモデル。
- AK-107 - AEK-971と似たリコイル軽減機構を備えたモデル。5.45mm39弾使用。
- AK-108 - AK-107の5.56mm×45弾仕様。
- AK-109 - AK-107の7.62mm×39弾仕様。