AK-103
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えーけーいちまるさん
「AK-103」とはロシア連邦のカラシニコフ・コンツェルン社(旧イズマッシュ社)が開発したアサルトライフルである。 本銃は同社がバリエーション展開をしているAK-100シリーズの内の一つであり、本銃はAK-74Mを7.62×39mm弾仕様に変更したモデルである。
口径 | 7.62×39mm |
---|---|
全長 | 943mm(ストック展開時)/700mm(ストック折り畳み時) |
銃身長 | 415mm |
重量 | 3.6㎏ |
作動方式 | ガス圧作動、ロテイティングボルト |
装弾数 | 30発 |
連射速度 | 600発/秒 |
初速 | 735m/秒 |
有効射程 | 500m |
AK-74Mを従来のAKMと同様の7.62×39mm仕様に変更したモデル。
AKMとの相違点は、90度のガス導入孔・AK-74型のフロントサイトやマズルブレーキ・フェノール樹脂で構成された30発マガジン(AKM互換)やヒートシールドなどである。
ただし、サイドレールマウントやハイダーの大型化によって重量そのものはオリジナルのAKMから0.3kgほど増加している。
通常のフルオート可能なAK-103の他にAK-103-1と呼ばれる単射限定のモデルと三点バーストが可能なAK-103-2というモデルが存在する。
また、ベトナム軍用のクローンであるSTL-1AとアメリカのカラシニコフUSA製のクローンであるKR-103も製造されている。
発展途上国では56式やその他のAKコピーなどを運用していた兼ね合いで7.62×39mm弾が余っている国も多く、近代化に伴って新規のAK小銃の購入する際にこちらが選ばれるようで本銃が輸出を目的としたAK-10×シリーズの中で最も売れている小銃である。
また、ロシア国内でも5.45mm弾の殺傷力不足への懸念なのか特殊部隊であるスペツナズGRUとロシア内務省が本銃を採用している。
そのためか映画やゲームといったメディアでAK-10×シリーズを登場させる場合は本銃が選ばれることが多い。
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