BASIL(OMORI)
ばじる
パステル調に描かれており、ふわふわのシーグリーン色の髪に花冠をかぶり、白いワイシャツと青いオーバーオールを着ている。目は水色。
愛用のフォトアルバムをいつも持ち歩いている。
森の奥に住んでいる、オモリたちのお友達の男の子。
このゲームのヒロインと言っても過言ではなく、重大な真実を握るキーマンでもある。
性格はよくも悪くもお花畑。底抜けに明るく前向きで、他者を傷つけたくなくて仲間から何度小言を言われても戦闘力を身につけない。
大事なものをいつまでも大事にしてしまう性格だから物をなかなか捨てないらしい。
ある日彼は突然みんなの前から消えてしまう。なんとか彼を探し出すことがオモリたちの旅に出るきっかけとなる。
同時に、彼とよく似た影が時々オモリの前に現れるようになるが…?
#注意
以下、一部のネタバレを含んでおります。閲覧は自己責任でお願いします。
人物像
一人称は「ボク」。
病気の祖母と両親に雇われた祖母付きの看護師のポリーと共に暮らす少年。サニーの親友。
ポリー曰くバジルは幼い頃に両親から祖母に預けられており、両親はいるにはいるものの出張で忙しくて息子のバジルにほとんど関わらないらしく、ポリーも一度しか顔を合わせていない。
とてつもなく弱気で後ろ向きな上に根暗で引っ込み思案、まるでナーバスな小動物のような人物。
様々な意味で精神世界の彼とは真逆な印象を与える。一番の親友だったはずのサニーに対してもどこかよそよそしい。
何故かオーブリーに毛嫌いされており、彼女に取られた思い出のアルバムを取り戻して欲しいとサニーとケルに協力を頼む。
なお、二人の仲違いの原因になった「とある事件」以来オーブリーに場所構わず嫌味を言われるようになったせいで、まったく無関係な人も暴言吐きに乗っかってしまいバジルは学校でもイジメの対象になったらしい。
フォトアルバムの写真に添えたノートでは、4年前のバジルはサニーを落ち込んだ時に愚痴を聞いてくれる心優しい友達、六人の友人の中では最年少だから守らなくちゃいけない存在などと述べており、友達の中でも特別強い思い入れがある様子。
それだけに今もサニーに対してとても強い執着を抱いており、彼が引っ越すとわかってからはより病的になっている。
- 回想にてバジルをグループに誘ったのはオーブリーであると示唆されている。
- デモ版時代では、精神世界に彼のおばあちゃんが登場しオモリと会話するなど、しっかり本編に関わるキャラであった。
- 初期の頃はマリのような完璧主義者に設定されていたが最終的にマリのものになったとOMOCAT氏のtwitchで語られている。
- さらに花は飾っているものの髪は黒く、性格は荒々しく現在のバジルとは正反対であり、名前も「ROWAN」であった。
- 最初期の短編漫画時代には「FLOWER」というキャラクターであり、花冠をかぶっており髪は他の子と同じく紫であった。
- 看護師のポリーはピクセルの立ち絵以外には画像が無いキャラではあるが制作チームにはお気に入りだったようで、それに応える形でOMOCAT氏から一枚絵が公開されている。
https://twitter.com/_omocat/status/1441606537412112389
- なおポリーがおばあちゃんの介護とバジルの世話をしていた時期の説明が
- 「(略)~数か月前から私を雇って、バジルの面倒も見ることになってるの。」あと3日…のセリフ
- 「バジルの世話をして2年経つけど~(略)」あと2日…のセリフ
- と食い違っている。
- 病院から引き継ぐ形で在宅介護を行なっているとでも言いたいのだろうか。
SUNNY(OMORI)/OMORI(キャラクター) AUBREY(OMORI) KEL(OMORI) HERO(OMORI) MARI(OMORI)
BASILの持ち曲「A Home For Flowers」には4つほどバリエーションがある。