概要
日本語表記:クレセント・ローズ
ルビー・ローズが愛用する大鎌。
公式では「High Caliber Sniper Scythe(HCSS)」と記載されており、直訳すると「大口径狙撃鎌」。シグナル・アカデミーの方針により、ルビー・ローズのお手製。
非常に強い個性を放つ大鎌というビジュアルに遠近両用の汎用性を持たせてしまったイロモノ武器であり、作中に登場する数々の変態武器の筆頭と言えるだろう。普段は銃形態に折り畳んで腰に提げており、1秒前後で大型鎌の形態に変形する。鎌の形態では刃の角度を切り替えることが可能。柄の端には槍状の刃も展開される。
どの形態でも銃弾の発射が可能で、ルビーは射撃の反動を跳躍や空中ジャンプ、高速移動中の加速に利用したり、鎌での斬撃をより強力なものにするなどといった使い方をしている。
マガジンは何も模様が描かれていない通常のものと、4本の矢印と丸で構成された黒い十字が描かれたものとがあり、十字の描かれたマガジンを装填した後の射撃は発射光が黒くなり、射撃や反動の威力が上昇している描写がある。Volume4では改良され、火や雷のダスト弾を発射させる事ができる様になった。
劇中では射撃加速なしで樹木を切り倒しているほか、射撃の命中率も高く、腰撃ちの状態で数十メートル先の目標に至近弾を撃っている。オズピンをして「危険な武器」と言わしめており、まともに扱えるのは持ち主をおいて一人しかいないのだとか。
Volume7にてアトラスの技術で改良が施され、刃の角度だけでなく方向も180度変えられるようになり、柄を持ち替えずに素早い切り返しを行えるようになった。
日本版外伝の『RWBY氷雪帝国』では、ワイスの夢の中にて銃口の向きが反対になってしまったものが登場。使い勝手の違いから戦闘中に混乱を来たす場面もあった。