概要
サイバーパンクTRPGシリーズの4作品目(Cyberpunc2013 Cyberpunk2.0.2.0. Cyberpunk3.0 CyberpunkRED)。
メガコーポとギャングが街を支配し、サイバネティック・エンハンスメントが一般に流通している暗黒の未来(ダークフューチャー)を生き延びるTRPG。プレイヤーであるサイバーパンクはアメリカ西海岸の大都市「ナイトシティ」で生きていくこととなる。前作の2.0.2.0.の20年ほど未来である2045年を舞台としてる。
ゲームシステム
キャラクリエイト
プレイヤーキャラクター(PC)はロールと能力値と技能を選択する。
ロール
これはほかのゲームにおけるクラスや職業のようなものだ。
それぞれロールには特有のスキルがある。
ロッカーボーイ
芸術を通じて企業や世界に反抗する奴ら。
ソロ
戦闘のエキスパート。
詳しくはソロ(CyberpunkRED)
ネットランナー
ハッキングのエキスパート。
テク
エンジニア。武器などを改造できる。
メドテク
メディック
メディア
真実を世界に暴露することに命を懸けているような奴ら。
エグゼク
メガコーポの社員。幹部補佐だの下級管理職だの呼ばれるようなそんな立ち位置。
ローマン
警察関係者。
フィクサー
情報屋。武器を変える場所や新しい仕事を持っている。
ノーマッド
無法地帯と化したアメリカを横断するジプシーみたいな奴ら。
能力値
【知力】【反応】【敏捷】【技術】【魅力】【意思】【運命】【移動】【体格】【共感】の10個の能力値に各ロールごと許された範囲内で1~10の数字を割り振る。
技能
謂わばスキル。レベルが存在する。またロールによって取得できるスキルが変わる。
ライフパス
またキャラクターのバックストーリーを簡単に作れるようにライフパスというシステムを導入している。
判定
スキルに対する能力値+スキルのレベル+1d10の対抗ロールで判定を行う。
大きい方が価値である。
また能力値の運命ポイントを消費して出目に+1をすることも可能である。(運命ポイントはセッションが終われば回復する。)
戦闘
ネットラン
サイバーウェア
PCはサイバーウェアを、つまり義足やブレインチップなどを体に埋め込むことができる。(もちろん絶倫になれるサイバーウェアも存在する)埋め込むことをインストールするという。
しかしインストールにはデメリットがあり、埋め込む際能力値【共感】×10で算出される人間性スコアという数値を消費するのだ。
人間性スコアとサイバーサイコシス
人間性スコアは減れば減るほどに感情が乏しくなる。共感3で感情が乏しい人間(恐らく他の人にそう認識される)になってしまい、0になった瞬間そのキャラクターはサイバーサイコと呼ばれる狂人になり、暴力的な性格へと変貌してしまう。(ゲーム的にはゲームオーバー)
人間性スコアは薬物や過度のストレスなどでも減る。
ゲーム的にはCoCのSAN値と似ているが、人間性スコアはシナリオクリア報酬で増えるわけではなく、セラピーに行くことによって回復させなくてはならない。そのため一部シビアな面がある。
サイバーパンク2077
サイバーパンク2077とは同じ世界線に存在すし、企業名や一部キャラクターなどがどちらの世界にも登場する。
またアニメ作品サイバーパンク:エッジランナーズとも同じ世界である。