ネタバレ注意
このページは、全てがPhigros第8章のネタバレです。
角度を変えて、新たな発見を見てみますか?
<はい
𝐅𝐈𝐑𝐄𝐖𝐎𝐑𝐊 𝐃𝐀𝐓𝐀 𝐏𝐀𝐓𝐂𝐇𝐄𝐑
START
歪んだ運命
Phigros第8章「朔月の汐」における新たな生視点のボスであり、事実上の現ラスボス。
この第8章のストーリーは、グッドエンド/バッドエンドに分岐しているわけではなく、視点が違うだけで双方同時に起こっている。
予告映像でも5曲しか紹介されておらず完全に明かされていない隠し楽曲...であるが、最後の月がフェードアウトしていくシーンをイヤホンなどでよく聞くと心音が聞こえ、これが暗に6曲目の存在を揶揄しており、後にリリース後にこの曲の存在で辻褄が合うこととなる。なお予告ツイートでは、5曲目の妨害により見えづらいが6曲目の枠が見切れて表示されており、ここでも暗示がなされている。
作曲者は削除氏。他社音楽ゲームでも名高いボス曲や難関曲などを作ったコンポーザー界の重鎮が堂々たる参戦を果たした。
解禁方法
1.滅びの曲をクリアし、演出を見てアプリが落ちた後再起動。
2.再起動し第8章を開き「The Chariot ~REVIIVAL~」を押して見ると、ジャケット絵が反転している。
これをスタートボタンを押さずに、スマホ画面を逆向きにする(縦向きロックがかかっている場合は外してから)ことでジャケットが変わり、「Luminescence」がスタート。
3.「Luminescence」のサビ直前までに一定スコア以上(IN難易度の場合は約8割)取ることで、スコア表示、コンボ数が消え去り、背景で花火が打ちあがる。そのままの状態で曲を完走する。
4.「The Chariot ~REVIIVAL~」をSランククリア時の演出「あなたも気づいているかもしれない」が流れた後、「Retribution」がスタート。
滅びルートと同じように平行四辺形の体力バーが出現するが、今回は序盤の声ネタ
「Let's F★★king Go!!」のタイミングから出現し、これをサビまで維持し続けなければならない。失敗すると画面が赤くなり第8章の画面に戻される。この時は3からやり直し。
5.サビまで維持できれば、平行四辺形が水色に変化する。そのまま曲を完走する。
6.「FIREWORK DATA PATCHER」という演出が入り、STARTボタンを押すことで解禁演出が始まり、「Distorted Fate」スタート。
7.(余談)稀に、スタートボタンを押しても解禁演出が再生されず暗転のまま進行不能になることがある。かつてVer.3.4.0時にはほぼ全端末でこの現象が発生し、公認のバグとなり現在は修正されたが、もし現在でも解禁できない場合は、低解像度モードを利用する、画面の光度をPhigros側の設定から暗くするなどの処置をとってから再度解禁に挑戦してみよう。それでもダメな場合はアプリの再起動、端末の再起動or変更、もしくはPhigros日本語公式にメールで問い合わせる、それか大人しく次のアップデートで修正されるのを待つなどしてもらいたい。
曲と譜面
削除氏の様々な曲の例に漏れず、細部まで渡る音の組み合わせや重低音などが要所に盛り込まれている。BPMは150固定なのだが、メトリックモジュレーションという技術が用いられており、まるで拍数が毎度変わったかのように聞こえ、それがノーツにも反映されて連打やスライドのスピードが悉く変わり、プレイ時に指と脳を困惑させる。譜面は超絶技巧譜面であり、また解放用の曲を含めると初プレイ時は3曲連続でプレイすることになるため、体力も必要になる。
ちなみに削除氏のツイート曰く、イヤホンをつけた状態でプレイすることを想定した曲作りがなされている。プレイ後の興奮冷めやらぬうちにYoutubeで音源をイヤホン付きで聞いてみるのもまた一興。
運命は移ろう月の如く
以下演出ネタバレ
初回プレイ時、曲が半分まで進み扉が閉まる音が聞こえると、画面が暗くなり、前述の心音が聞こえた後サビ突入。そしてラスサビの直前に、コンボ表示が消え25秒のカウントダウンが始まる。この間背景には白い光が出現し、カウントが少なくなると同時に白さは強みを増す。そしてカウントが0になると白黒反転。そのまま曲が終了...?
INITIALIZING…
SCANNING…
CONNECTING…
>>>PhigrOS Client Login
TIME_OUT.
CONNECTING…
>>>Unknown
SUCCESS!
..GGGG....Eee...o.... (...九...鳥...)
...Geo...! (...鳩...!)
......Hello? (.....もしもし?)
...Can you hear me? (...聞こえるか?)
Geo?! (鳩?!)
SIGNAL LOST
「 O Fortuna velut luna statu variabilis…… 」
(おお、運命の女神よ。汝は移ろう月の如く……)
その後
上記演出を見るとスタッフロールに突入し、メインストーリーは一旦クリアとなる。
クリア後にはタイトル画面での曲の変更、プレイ画面除く全画面の背景に光の演出追加、課題モード・再演モードの追加など、いろいろとUIが進化する。
再演モードにすれば、今までのすべてのボス楽曲の解禁演出を何回でも見ることが可能。なお、いくつかの演出はスマホにそこそこな負荷がかかるため、やりすぎには注意。
余談・トリビア
- クリア後に再演モードとして第8章の演出を最初から(1曲目の解放から)楽しみたい場合、The Chariot→Retributionのルートだと滅びルート、Luminescence→Retributionのルートだと新たな生ルートとなる。
- クリア後に、第8章のチャプター内に出現するOSボタンを押すと、通常の曲が縦並びになる表示方法になる。そのままメインメニューに戻れば第8章のスタートボタンが「BOOT」から「Play」になる。
- この曲と滅びの曲は同チャプター内に存在し、どちらも難易度は全難易度最高数値(EZ8、HD13、IN15、AT16)である。これにより第8章は初のAT16(最難関譜面定数)が同チャプター内に2つ存在するチャプターとなった。AT16のみ、もしくはAT15(準最難関譜面定数)とAT16が共存するチャプターは前にも後にも存在するが、AT16が2つ存在するのは現状第8章のみである。
- ...と、上記で威圧感あるっぽく書いたはいいが、実は譜面定数は第7章ボスに両曲とも負け越している。それぞれ滅びの曲が16.6、この曲(歪んだ運命)が16.7、第7章ボスが16.8である。
- この曲を象徴するメトリックモジュレーションは、開発のPigeon Gamesが直接削除氏にオファーしたらしい。
- 事実上のラスボスでありながら、Phigrosが他社の音ゲーとコラボした際には高確率で移植され輸出されていく。既に6個の他社音ゲーに輸出され、どれもこれも極めて難しい難易度になっている。詳しくはPhigrosのトリビア項目を参照。
- 書き下ろしにかかった費用は鳩1兆羽分くらい。
- 削除氏のアルバム「Glitched Universe」には、Distorted Fateのフルバージョンが収録されている。