日本にかつて存在した航空会社で、JALの出資100%の完全子会社だった。1997年設立。2014年JALに吸収合併された。
特徴
客室乗務員はスカイキャストと呼ばれ、通常業務に加えて機内清掃なども行い、費用削減と時間短縮を目指した。JALがつくったLCCともいえる。
機材・塗装
設立時の機体塗装は斬新なデザインで、機体にJEXと赤文字で表記され、グレーのブラッシュラインが配された。尾翼には赤地にグレーのブラッシュラインを配し、一言でいえば、JALっぽいものではなかった。後にJALの塗装とほぼ同じものになるが、JAL EXPRESSの表記は残った。
設立時の機材はボーイング737-400で、これらはすべてJALから移管されたものだった。なお、JALグループの737-400はすべてグループ内での共通事業機であり、JALエクスプレス塗装の737-400がJAL便やJTA便として飛んでいたり、その逆もあった。その後、一時期はMD-81を保有(JALの機体が一部移籍)していたが、2010年にすべて退役し、また737-400は全てJTAに移籍した。合併前の運航機材は737-800だった。