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――全ての謎は、1人の特異な青年によって解き明かされる。
概要
2018年にエブリスタで連載された推理小説。作者はモカであり、13話で永久停止された。
副警視総監の特務命令で黒神心霊相談所に異動となった望月七瀬。憧れの黒神富三郎大先生の助手として働けることに光栄ながら事務所に到着! が……そのには黒神大先生はいなく、なんかいゃ〜な雰囲気の息子黒神ハルトが代理所長で働いていた。
そして、彼女(ナナセ)は知る。彼(ハルト)が多くの心霊怪事件を解決する度、推理力の真意に。
第1話『ネオこっくりさん』をACT13で執筆した。しかし、2018年に一旦終了以降、「第2話『ハナイチモンメ』を現在執筆中」とメニューに記したまま更新されていない。打ち切り疑惑が出ているが、その通りである。YouTubeアニメ『俺クロ』を向けた設定作りをするべく、生み出された小説であり、後にこちらの世界観『黒神心霊相談所』をブラッシュアップしたものである。
本作の主人公を務めた黒神ハルト、ヒロインを務めた望月七瀬、メインキャラを務めた佐久間剛徳と黒神富三郎、は引き続き登場するがメインキャラとしての役割は果たしていない。彼らはLEVELQの古参キャラであって、俺クロの主役ではない。けれども、彼らを引き続き登場できるには大変喜ばしい限り。
序幕ポエム
――なあ、ネオこっくりさんって知ってるか? 全ての悲劇はここから始まった。
大学のゼミ終わりに数人の男女で行なったネオこっくりさん。
最初は誰も信じてなどいなかった。
だが――。
真実は明らかに異なるものを示し、真相はより奇妙な痕跡を彼らの前に残していく。
これは、そんな解決不能な心霊怪事件を専門に取扱う、ある一人の青年の物語り。
――黒神心霊相談所。
東京吉祥寺のとある場所に、そのオフィスは存在している。
オーナーの黒神ハルトは、依頼の99%を断り、残りの1%を彼専用のファイルに収めていく。
そのファイルの名は、「LEVELQ」。
今日もハルトの耳に、新たな音色(怪事件)が聴こえてくる。
登場人物
主要キャラ
本作の主人公。黒神心霊相談所二代目筆頭で普段はイヤホンをつけているイケメン男性。趣味は推理である。
本作のもう一人の主人公(ヒロイン)。元警視庁副総監付特別犯罪捜査部特命捜査1課所属の美人警察官。佐久間副総監の特務命令で憧れの黒神大先生の助手として事務所で働くことに感銘を受けてる。
ハルトの父親。黒神心霊相談所初代である。普段は海外出張が多く、息子(ハルト)の推理力を見込んで事務所の代理仕事を任せる。
警視庁の副総監。富三郎とは腐れ縁で、富三郎から「サクちゃん」と親しまれる。ハルトの推理力の真意を知る限り少ない人物であり、ハルトを人間ポリグラフ(嘘発見器)として証明認定した。ハルトが調子に乗らないように捜査手伝いの報酬給料を6〜8割カットして厳しく指導中。
- 用語
- 黒神心霊相談所
心霊怪事件の解決を専門とする事務所。事務所に届く依頼を迅速に解決できるそうだ。構成員は黒神富三郎現所長・黒神ハルト時期筆頭・望月七瀬助手。
俺クロとの相違点
- 望月七瀬は『俺クロ』版で旧名の本名表記は「望月ナナセ」である。また、九十九高校の生徒会長設定が追加された。
- 望月七瀬と黒神ハルトとの出逢いは、『LEVELQ』版ではナナセが黒神心霊相談所に異動した際に、富三郎の代理人としてハルトと出逢った。『俺クロ』版はナナセが高校図書室で、昼寝をして勉強を行わないハルトに注意をしたことが出逢いにきっかけである。
- 『俺クロ』版の黒神ハルトに九十九高校卒の設定が追加された。その為、同じクラスに転入した新規キャラ三途川ナギとの出逢いのエピソードが加わる。