概要
正式名称は「Scavengers」であり、縮めてScav。ゲーム内表記では個人をSCAVと表記。読みは「スカブ」か「スキャブ」。
封鎖された後、実質的な治外法権となったタルコフ市で所謂犯罪者や反社会勢力が集まってできあがった自己利益優先の民間人の武装集団であり、タルコフ市において略奪、強盗、武装攻撃を行っている。
中には軍人や民間人に攻撃する者もおり、それから転じて俗称としてスカベンジャーと呼ばれるようになった。
そのため、プレイヤーがPMCであればお構いなく攻撃を仕掛けてくる。
1人1人の装備はPMCに比べれば大したことはないが、集団で襲い掛かってくるため気を抜くと例えクラス5、6のヘルメットやアーマーを被っていても死亡する場合があり、注意が必要である。
ゲームに登場するSCAVのほとんどはAI操作であり、機械的な動きや声で判断可能である。
また、特定のマップには高台でスナイパーライフルを構えているスナイパーSCAVがおり、プレイヤーを正確に撃ち抜いてくるため手ごわく、あらかじめ持ってきた狙撃銃でカウンタースナイプするか逃げた方がいい。
プレイヤーがSCAVを操作することも可能でランダムな武器とランダムな服装、装備で戦いを挑むことになる。
ショートモシンナガンやゴム弾でストックやダストカバーすらもついておらず、ジャムが頻発するVPOが割り当てられる場合もあれば、SA-58や軍用のAK、SVD、VSSといった強力な銃が割り当てられる場合もある。
また、身体能力もPMCと比べるとバテやすく、反動制御もやや苦手であり、時間制限もPMCが40分程度なのに対してこちらは20分以下とかなり短い場合が多い。
ノーリスクでアイテム収集が可能であるため、PMCが金欠になった場合等に非常にお世話になる。
確率によっては現状のPMCよりも良い装備のSCAVになる可能性もある。
ただし、乱用を防ぐためか一度SCAVで出撃すると約20分ほどインターバルが挟まる。
SCAVでプレイしていればAISCAVに攻撃されることはないが、同じくプレイヤーが操作しているSCAVと鉢あった場合、敵と勘違いされて攻撃される可能性もあるため、体をリーンで左右に振ったり、ボイスで声を上げることである程度事故を防ぐことができるが、カルマレベルが高い為にリスクを承知で良い装備のSCAVを撃ち殺して装備を奪うのも戦術として可能である。
また、「クラス4や5のアーマーを着ていたのでPMCだと思って攻撃したらSCAVだった」や「クラスの低いアーマーと貧弱な武器だったので対話を図ったらPMCだった」等という事故もたまに起きる。
腕章をつけている場合は必ずPMCであるため、倒せそうであれば積極的に攻撃しよう。
AISCAV、プレイヤーSCAVを誤って射殺した場合はトレーダーの一人であるFenceのカルマレベルが下がってしまい、そのプレイ内ではAISCAVにも敵とみなされて攻撃されてしまう。
また、カルマレベルが下がりすぎると最初からAISCAVに敵とみなされる他、装備が貧弱な物である場合が多くなり、インターバルも長くなる。
逆にSCAVで生還やPMCキルを多くこなしていけばカルマレベルがどんどんと上がっていき、最高の6に達すればSCAVボス、SCAVレイダーに攻撃されないといったかなり高いメリットが得られるようになるが、その分ミスした場合のカルマレベルの下がりも激しくなる。
マップによっては元PMCメンバーや元軍人で組織されたPMCと遜色ないカスタムされた銃器や強力な弾を持ったSCAVレイダーが登場し、AISCAVではあるがかなり手ごわく、PMCでプレイしている際に倒すことができればかなりのメリットとなる。
