※キャラクター設定ネタバレに関連するストーリーが含まれているため、以下ネタバレ注意※
【MV】『淋しい熱帯魚』(Cover)Sirène
概要
人魚のように儚く完璧なまでに美しい
孤独を超えた『揺らがぬ強さ』の2人組
本作イベント「水底のLumière」を有する、Neo Duoシリーズストーリー第1弾。
色白で細身な外見、儚い雰囲気を持ちつつ、一人で強く生きようとする二人のデュオ。
Lumière・Sirèneと、フランス語が用いられているのは謙信の趣向か。
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ユニット発足ストーリー
※以下ネタバレ注意※
商店街の福引で「水族館ペアチケット」を当てた小太郎。
全員が小太郎の相手として水族館に行きたがる中、小太郎が水族館で楽しみにしている水棲生物を当てることのできた謙信が行くこととなった。
その流れで義喜は、謙信・小太郎にデュオを組み、氷上のショーで発表するよう指示する。
しかし、本来性格が正反対の二人の会話はかみ合わない。
そんな二人の共通点は「『淋しい』という感情が理解できない、言ったことがない」ということだった。
練習に苦戦する中、義喜から「ソロじゃなくてユニットでもなく、デュオで歌う意味を考えてみろ」と言う言葉を投げられる。
それでも義喜は、二人で紡ぐ「儚い」雰囲気を評価してはいた。
その後、二人は約束通り水族館へ行き、小太郎が楽しみにしている水棲生物「熱帯魚」を見る。
一匹で泳ぐ白く小さな熱帯魚を見ながら二人は、自分自身の中にある淋しさ・儚さを理解できない一方、相手が持つ淋しさ・儚さを鋭く指摘する。
その後のレッスン。学校が終わらない小太郎をよそに、謙信は一人練習をする。
信長に本気を疑われた謙信は、信長をデュオ相手に練習を始める。
すると小太郎が到着。しかし小太郎は去り、それ以降二人での練習は行われなくなった。
当日朝の合わせ練習に謙信が誘っても、小太郎は断った。
二人は結局、合わせ練習をろくに行っていない状態で本番を迎える。
それどころか、大規模な交通トラブルにより、足止めを食った謙信が会場にすらたどり着けていない状態となる。
謙信は小太郎に電話をかけ、間に合わなかったら小太郎ひとりでステージに立つように言う。
しかし小太郎は「でも、俺たちデュオだから……ひとりじゃ、淋しい」という返事。
謙信は何としてもステージに間に合おうと決意を強める。
謙信は小十郎の運転するバイクに乗り、ステージ開始ギリギリに間に合った。
二人は「淋しい熱帯魚」を披露しステージを成功させる。それは、自らが「淋しさ」を抱えていることを受け入れるということでもあった。
ユニット名は、「人魚のように美しく、儚く、身の内には途方もない淋しさを抱えているけれど……ふたりで歌えば、何者にも負けはしない」とステージ上で謙信がつけた。
さらなるネタバレ
- 謙信は小太郎を受け入れたがったが、小太郎が断るという関係にあった。小太郎のことを「才色兼備」と評し弟と見た謙信は「『仲の良い兄弟』というものを、生涯で一度くらいは感じてみたくてね」と小太郎に告げている。最終的に小太郎は謙信を「兄者」と一度だけ呼んだ。
- 謙信は「淋しい」と言おうとすると嚙むほど、淋しいということに抵抗感があった(とはいえ、前向きに挑んだソロ曲にて「淋しい」という歌詞がある)。一方小太郎は、敵とあらば全部海の藻屑にしてきた側の自分には儚い・脆い・淋しいといったものは似合わない旨告げている。