概要
本編のSJ2より参加している全身プロテクターの未来兵士風チーム。チームエンブレムはシャチ。
装備は銃以外統一されているが、それぞれ鎧に通し番号を付けているため判別は可能。
作中では素顔の描写がされていなかったが、アニメ2期にてお忍び中の姿が初めて描写された。
SJ2本戦で潜伏を決め込み、最終盤でレンとピトフーイの決着直後に漁夫の利を掠め取る形で優勝したことをきっかけに、「漁夫の利チーム」という汚名の下その悪評が広まってしまった。そのため街中等非戦闘中はプロテクターを外して正体を隠している。
武器は、普段は光学銃を装備しているが、SJ参加時はエルビンがXM8(アサルトライフル)、マシンガンナー担当がGR9(軽機関銃)、他4名がステアー AUG(アサルトライフル)やSAR21(アサルトライフル)を装備している。SJ4ではM320(グレネードランチャー)を3丁装備。
最大の特徴はチームのトレンドマークとも言えるプロテクターで、多くのリソースをプロテクターの強化につぎ込んでいるため、ヘタな銃弾ではプロテクターに弾かれてしまい、対物ライフルクラスでも距離によってはノックバックが生じる程度に留まる。空いた腕に装備している防弾プレートによる防御も相まって全員の防御力はSJ参加チームトップ。引き換えとして、重装備故に移動速度は遅い。
個々の実力・チームの総合力ともにさほどではないが、好奇心と偶然と幸運から上位入賞者になっている。
メンバー
現時点でメンバーの名前はエルビンを除き不明。アニメではエルビン以外の他5人のCVを橘龍丸と佐原誠が担当している。
エルビン
CV:古屋亜南
通し番号2。SJ3で「裏切り者」に選ばれたのXM8使い。メンバーの中では一番の成長株。
一人称は「俺」だが、礼儀正しく控えめながら物腰柔らか。
リーダーというわけではないが、テストプレイやSJ4でチームを代表して他チームとの交渉等を行っている。
何気にSJ優勝2連覇の実績持ち。
プロテクターを外した姿は、黒髪碧眼。
戦績
SJ2
SJに本格参戦。同時に他プレイヤーからの印象を悪い意味で決定づけた大会。
予選落ちしたものの、人数合わせの敗者復活戦に勝利して本戦出場。ゲーム上の不具合を利用して最後まで逃げ切り、ピトフーイを倒し疲弊していたレン率いる「LF」に奇襲をかけ漁夫の利を掠め取る形で優勝する。
観客からは大ブーイングの嵐となり、以降他プレイヤーからは白眼視されるようになり、街中ではプロテクターを装備しての活動がしづらくなってしまった。
SJ3
他のシード枠と共に強豪チームとして真っ先に狙われる羽目になり、一番高いビルの頂上で待ち伏せを試みるが、直後にステージギミックによって周囲を海に囲まれ身動きがとれなくなる。
何もせず暇を持て余している内に特別ルールが発動し、「裏切り者」となったエルビンがチームを離脱する。この際エルビンを「裏切り者」チームに送迎するためのポットに全員で乗って脱出を試みるが、1人用であったため定員オーバーだった。
その後エルビンがピトフーイに仲間の救助を要請したものの、彼女の裏切りにより、残されたメンバーは客船の衝突により海に落とされ、エルビンも諸事情で倒れていたピトフーイに詰め寄った直後に光剣で頭を貫かれ全滅させられた。
なお、大会は「裏切り者」であったレンが勝ち残ったため、エルビン本人は気付いていないが初の優勝2連続保持者となった。
SJ4
相変わらず隠れてやり過ごそうとしたが、ファイヤ率いる結託チームから逃げていた「LPFM」と「SHINC」に巻き込まれ、共に行動する途中に「ZEMAL」が仕掛けていた罠で全滅する。
SJ5
チームそのものが分断され、個々が別々の場所で敗退。最後に残った1人はZEMALのマシンガン攻撃に耐えられなくなり降参した。