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ピトフーイ(SAO)

ぴとふーい

ピトフーイ(SAO)とは、ソードアート・オンラインのスピンオフ作品「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」の登場人物。
目次 [非表示]

CV:日笠陽子


概要編集

レンをSJに誘った張本人。

両頬に煉瓦色の幾何学模様のタトゥーのある長身美女。サービス開始時からの最古参の一人で、名前の由来はピトフーイという有毒の鳥。


会話が上手く、話の内容や態度からレンの現実世界での情報を聞き出してはからかっている。だが内心ではレンのことは非常に高く買っており、「ゲーマーとして心身ともに自分に勝っている」と認める二人の内の一人。


一見した気風のよい姉御肌という面も嘘ではないが、その本質は途方もない凶暴性と破滅願望を秘めた本作でもぶっちぎりの狂人で、最早ゲームの枠に収まっているのが不思議な程。

その謎の解明も本作の醍醐味の一つであり、本作の展開も主に彼女の言動が発端になる事が多いストーリーリリーフでもある。


代打から狂人へ編集

本来はイカジャムの企画が立ち上がった際の銃士Xのゲスト出演案が

原作キャラの出張に対する旧来のファンの反応が予想できない

という原作者川原礫氏の懸念で没になったため生まれた、いわば代理のキャラクターであった。

しかし川原氏のゲストキャラクターではなくオリジナルキャラクターに話を回させることで、時雨沢先生が好き放題やれて作品が10年以上続きアニメも第2期が決定するという最高の結果となった。

この辺の裏話はこちらの川原時雨沢対談に詳しく書かれている。

その暴走っぷりたるや当のシグーがキ印認定するほど

ゲストキャラではこうは行かなかったろう。

……まぁ出番を奪われたXさんは可哀想なことになっているが。


戦歴編集

バトルでは戦闘狂トリガーハッピーといった言葉がぴったり当てはまるほどはっちゃけ、正面切っての戦いから不意打ち・裏切り・虐殺まで嬉々として行う、

まさに勝つため・楽しむためなら何でもありというスタンスで、相手が徒党を組むなどしても一切批難せず、面白がって迎え撃つ。


戦闘スタイルは特に何かに特化させてはおらず、アサルトライフル、拳銃、ショットガン、マシンガン、ナイフ、光剣など多種多様な武装を使いこなす。差し当たって公式RMTで銃器には多額のリアルマネーをつぎ込んでいる。作中ではHK69A1やかの名銃AK-47の系譜であるKTR-09AK-74のカスタムタイプ)を使用している。


彼女の凄い所は、複数種の武装を同時運用できるほどの高すぎるSTR(筋力)を持つキャラビルド、そしてそれらを惜しげもなく使い潰す金銭感覚などのイカれたプレイスタイルに尽きる。

実力の程は劇中で関わる人物の中では文句なしのトップクラス。ただしGGOというゲーム全体で見るならそんな彼女も中堅の域を出ていないようで、本人曰く「第3回BoBに出場したが予選2回戦で狙撃されて敗退した」らしい。


なお、本編開始時点ですでに現在の実力を有していたことやSJでの強烈かつ狂気じみた暴れっぷりのインパクトで忘れられがちだが、彼女の実力はGGOのサービス開始直後から余暇時間のすべてを注ぎ込んできた莫大なプレイ時間=豊富な経験によって培われたものであり、「才能よりも努力の人」と言える(実際リアルでの成功も本人のたゆまぬ努力によるものである)。

自身がVRゲーマーとしての才能に恵まれていないことは本人も自覚しており、相手をその実力でなぶり殺しにすることはあっても(相手を挑発する目的以外で)その実力を鼻にかけたりすることはない。


SHINCと同様にシノンとは直接の面識がある……のだが、その面識というのが「彼女の入手したヘカートⅡを売ってくれるようド直球の売買交渉に出向いた結果一蹴された」というニアミス同然のものなので、シノンの方が覚えているかは正直微妙なところか。


「ゲーマーとして心身ともに自分に勝っている」もう一人は「別のVRMMOで一騎討ちをした、やけに格好つけたイケメン優男」とのこと。

「俺よりレベルが2つも低いのに、そこまでやれば立派なもんだ。ここのボスは譲るよ、いつかタメになったらまたやろうぜ(キラッ)」とか言ってたそうな。


正史(≒ゲーム系列を除く各作品)における既存の登場キャラクターのうち該当しそうな人物は一人しかいないが、あくまで推測に過ぎない点に留意のこと。

14巻のあとがきにおいてピトのSAOβテスト時代に触れられた際「黒いアイツめ!いつか倒す」なる文言も飛び出したが、あくまでも限りなく黒に近いグレーである。

なお、界隈で両者の実力を比較する場では「向こうの方がずっと強いが、ピトの方が確実に恐れられる」という意見が有力。


リアル編集

ネタバレにつき閲覧は自己責任でお願いします

ピトフーイのリアル


戦績編集

SJ1編集

諸事情により未参加。これがSJ2での暴挙を招くことに…


SJ2編集

SJ1に参加出来なかったことで癇癪が(それまでよりは軽度であるが)三度爆発。SJ2で優勝できなければ(=ゲームの中で死んだら)命を絶つことを決めて出場するという常軌を逸した行動に出てしまう。


連合チームを蹴散らし、さらにMMTMまでもたった一人で皆殺しにするなど圧倒的な実力を見せつけるもレンとの激闘の末に敗北。彼女との約束とエムの行動によって考えを改め…リアルで会ったのを機にリアルでも(性的な意味で)レンに目をつける


SJ3編集

遂にレンとチームを組むも、後半戦では特別ルールの発動により再び敵対(嘘は言っていない)。……が、やりたい放題が過ぎてレンの逆鱗に触れ、壮絶な戦いの末に因果応報の敗北。連敗に涙する事になった。


OSD編集

リアルマネーで時価11万円のドローンやら実装されたばかりのM9A1バズーカを持ち込んで大活躍。金は力なり。


SJ4編集

ちゃんとゲームをするはずが、わざわざチームに引き込んだ上、レンの結婚騒動に茶々を入れた結果「結婚が懸かったゲーム」に変えてしまう。本人はそんな状況下でもとにかく楽しんだ末、因縁のあるMMTMのデヴィッドと相討ちになった。


フェイタル・バレット編集

無料アップデートで追加され、偶然出会った主人公に目をつけ半ば強引にフレンドに加わる。

いくつかイベントがあるが本編中では他のイカジャム勢共々影は薄く、原作勢との会話もない。この他、DLC三部作のラストにて、多くのGGOプレイヤー達共にグロッケンを防衛する姿が確認できる。


本格的な出番は『雪原の歌姫』から。相変わらず原作キャラクターとはニアミス止まりなものの、主人公とアファシスの他、クレハセブンレインのゲームオリジナル組とは本格的に行動をともにする。この時点でレンのリアルファーストキスを奪っていることが確認でき、物語の裏でSJ2までの原作エピソードを消化したと思われる。

歌に反応するとある施設の起動のために七色姉妹と共に歌声を披露するところであったが、同業者の登場により回避。安堵半分残念半分と言ったところであったが、ユナに親近感を抱かれていたり、ヒーロークエストでは「大物歌手がGGOで遊んでいるという噂」に言及されていたりするので秘密上これでよかったのかもしれない。


ゲーム上では今回はAK-47っぽいARとレミントンM870っぽいSGを装備。前者の方は何らかの条件を満たすと原作通りKTR-09っぽいARに変わる。複数の攻撃スキルとハイディングに光学迷彩を有しており、タゲを他に押し付けて攻撃に専念するタイプと言える。

このKTR-09っぽいARが極めて優秀で、特にランク11になると最終武器候補になれる凄まじい超火力を発揮する。しかしこの系統の武器はピトさんを倒して奪うしか入手方法がない。もちろん敵対した彼女はその火力を遠慮なくこちらにぶつけてくる上、彼女が敵として出現する2つのモードはどちらも仲間のLUCに頼れない(=自分のステ振りをLUCに割かなければならない)。これだけならまだしも、BoBsモードでは決勝まで進みかつ他の敵PCより先にピトさんを見つけて自身の手で倒さなければならない、エクストラ共闘モードでは彼女と共にLPFMのメンバーが総出で襲ってくるといった更なる困難が待ち受けていると、性能相応に入手は困難。高レアの厳選ともなればもはや茨の道である。


一方、彼女の衣装「アサルトダイバー」は店売りであっさり手に入る上にエロ装備として非常に優秀。アニメ版同様に原作よりぴっちりスーツ感が増しており、自分で着用して適切に色替えすれば、今日から君も対魔忍だ!

なお本作ではこのピトさん衣装の男性版も存在する。ちゃんと女性用に負けず劣らずのぴっちり具合なので、腐ったお姉さま方はキリトやユージオに着せてみるのも一興だろう。


関連イラスト編集

先輩アサルターピトさん

Pitohui~ピトレン


アニメやファンイラストではボディスーツぴっちり感マシマシの傾向が強い。原作黒星絵ではちゃんと防刃防弾性能ありそうな質感でテカテカエロエロではない。


関連タグ編集

ピトフーイ

SAOAGGO GGO ガンゲイル・オンライン SAO

ソードアート・オンライン


サブキャラクターは作中設定の各記事、及び各作品の個別記事を参照。

ネタタグやカップリングはキャラクターの個別記事及び下記のカップリング一覧を参照。

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