概要
レンのライバルとなるスコードロン。「シンク」と読む。
『GGO』では珍しい女性プレイヤーの集団。といっても凛々しくも美しいシノンや銃士Ⅹと異なり、屈強な敵兵に囚われて…どころか逆に屈強な敵兵を捕らえてエンジョイ&エキサイティングしてそうな、悪い意味でリアリティあふれる外見の大変厳つい女性兵士部隊である。そんなわけでついた通称はアマゾネス。
ただし、これはあくまで『GGO』をプレイするにあたってのロールプレイであり、後述の理由から視聴者には北米版きららと呼ばれる場合も。
エヴァをリーダーに、SJ1以降の全てのチーム戦に参加。抜群のチームプレイで奮闘する。
リアル
スコードロン名は「新体操クラブ」の略。レン=小比類巻香蓮の通う大学の付属高校の新体操部員達であり、部長がリーダーも務めている。
今でこそ仲良し6人組であるが、当初は指導教員が匙を投げる程に険悪で、そんなチームワークを改善するために『GGO』を始めた。ゲームを通じて仲良くなったあともすっかり『GGO』にハマってしまい、本業の新体操以上に力を入れてプレイしている。
よって本来の姿は華の女子高生。SAO生還者でもなくとも登場人物の大半がリアルに近い容姿のアバターを持つSAOシリーズにおいて、あまりにもリアルとアバターの乖離が激しい。
も ど し て
そのため、基本的に他プレイヤーと比べてゲームにつぎ込めるリアルマネーはかなり限られており、節約のためにソ連の火器を多く採用している。
「SJ1」前(どころか香蓮がGGOを始める前)から校内で度々すれ違い、彼女の容姿に憧れを抱いていた(一方の香蓮は高い身長を馬鹿にされていると誤解していた)が、SJ1後、香蓮が心機一転して髪を切ったのをきっかけに声をかけた際、香蓮がカバンに付けていたピンクのP90のキーホルダーから彼女がレンのリアルであると咲が看破。リアルでも賛辞を贈ると同時に再戦を約束し、リアルでの友人関係となる。
以前から憧れていただけあって、『GGO』でのライバル関係とは別に後輩として香蓮のことを非常に慕っており、彼女の部屋に遊びに行って「SJ1」の録画の上映会を開いたり、内向的な性格が災いして香蓮自身に自らの強さの自覚がない事を歯痒く思い、テストプレイの前には「どうすれば彼女に自分の強さを自覚させられるか」という議題で対策会議を開いているほど。
アニメ版第1期第1話では、最後にリアルの姿で「SJ1」の録画を見ている様子で先行登場している。
ただし、原作未読者へのネタバレ配慮のため、リアルでセリフがあってもSJ1で登場するまではCVがエンディングで開示されないようになっていた。
メンバー
エヴァ(Eva)/新渡戸咲
CV:朝井彩加
メンバーからの呼び名は「ボス」、他チームからの呼び名は「ゴリラ」。アバターは180cm超の三つ編み女子プロレスラー。VSSとストリージを使用し、静音性を活かした隠密射撃を得意とする。
リアルでは部長を務める快活な三つ編み娘。2年生→3年生。
ソフィー(Sophie)/藤澤カナ
CV:内山夕実
アバターはずんぐりむっくりのドワーフ。
PKMマシンガンを使用の他、SJ2からはデグチャレフの運搬やトーマがデグチャレフで狙撃を行う際の土台を担当。
リアルでは2年生→3年生。副部長で咲の幼なじみ。肩まで髪を下ろした勝ち気な子。
性格に反して献身的かつ縁の下の力持ち的存在で、SJ2にてあえて死ぬことで自身の死体を破壊不能オブジェクト化した盾とする策を提案したり、SJ3で浸水から逃れられない事から決死の殿を務めたりと、身を挺する事に定評がある。
トーマ(Toma)/ミラナ・シドロワ
CV:森永千才
アバターは175cmの長身と緑のニットキャップに黒髪ショートのスナイパー。
使用銃器はドラグノフ、SJ2以降はデグチャレフの射手も務める。
リアルでは1年生→2年生。ロシア人貿易商の娘でもちろん金髪碧眼。
中学2年までは東京とモスクワを行ったり来たりで、ロシアで父からMTの運転を教わっていた事から、SJでも運転手として活躍している。
ローザ(Roza)/野口詩織
CV:種﨑敦美
アバターは短い赤毛のそばかすオカン。PKMマシンガンを使用し、替え銃身や弾薬の運搬も担当。
リアルでは2年生→3年生。日本人形のように可愛らしいボブカットの和風美少女。
アンナ(Anna)/安中萌
CV:M・A・O
アバターは緑のニット帽にサングラスをかけた金髪ウェーブの海外女優。ドラグノフを使用。
リアルでは1年生→2年生。長い黒髪を一つにまとめたおとなしそうな少女。
ターニャ(Tanya)/楠リサ
CV:白石晴香
アバターは銀髪のベリーショートに狐のような鋭い目と顔つき。ビゾンとストリージを使用する俊足の斥候だニャ。チームの中では一番リアルと近い顔付きニャ。
リアルでは1年生→2年生。男の娘でも通じそうな短髪のボーイッシュ少女ニャ。
ターニャだけどデグチャレフは使わニャいし、悠木碧は絶剣の方だニャ。
そして気づくと語尾キャラ化が進行しており、「ニャ」で会話することもあるニャ。
戦績
SJ1
「LM(レンとエム)」の最後の敵として対決。
直前のスキャン時点では10Km以上離れていたが、レン達と「MMTM」の戦闘中に車を使って背後に回り込んでおり、レンが油断してオープンスペースでスキャンを確認していた隙を突いて狙撃を決めたが、即死には至らずそのまま逃げられてしまう。
その後、最後の死闘を繰り広げるも、紙一重の差で敗北。準優勝に終わる。
SJ2
今回からエムの楯への対抗策としてデグチャレフPTRD1941を切り札として使用する。入手にあたって女性プレイヤーの好でシノンの助言を受けている。
レンとの再戦を狙っていたが、彼女の事情を知り第3回大会での再戦と沢山のお菓子をご馳走してもらうことを条件に一時休戦。ピトフーイのチームと対物ライフルの撃ち合いを繰り広げ、エムの楯を破壊するなど甚大な被害をもたらした。
最後はピトフーイの強さに萎縮してしまったレンに発破をかけるため特攻・壊滅するも、彼女達とフカ次郎の奮戦によってレンの再起に成功。最後までレンのサポートに徹し抜いた。
SJ3
今度こそ再戦を狙っていたが、特別ルールによってエヴァが「裏切者チーム」へ抜擢される。
それでも残ったメンバーで対決しようとしていたが、フカ次郎がうっかり撃った「プラズマグレネード弾」によってあまりにも唐突に壊滅。今回は運がなさすぎた。
「裏切者チーム」へ回ったエヴァは最終的にレンと共闘する事となり、曲芸めいた射撃でフカ次郎と実質相打ちになった。
20260816テストプレイ
標的のNPCはそっちのけでレン達と対決しようとしたが、その矢先に「ZEMAL」の襲撃を受けた事から共闘して1度撃退する。
その後はそれぞれで拠点攻略を進めようとしたところ、敵NPCが強すぎて返り討ちにされたため、復活後は全チームでの共同戦線が組まれた。
クリア後も、結局プレイヤー同士で戦うどころではなかった。
SJ4
今度こそ決着をつけようと行動していたが、自作自演による勧誘を受けてファイヤ率いる連合チームに引き入れられる。
ファイヤを不審には思ったもののレン達との決着を優先し、互角の対決を繰り広げていたのだが、その最中にフカ次郎が漁夫の利を狙う連合チームの見張りを見つけてしまった上にそれが向こうにもバレた事から、前倒しで諸共に襲撃されてしまう。その後、レンのリアル事情を知った事から「LPFM」と協力して連合チームと戦い抜く。
ファイヤを残すのみとなった所で、エヴァとレンは一騎打ちを行い、西部劇のような早撃ち勝負の末に敗れた。
なお、大会後はリアルで行われた香蓮の失恋を慰めるカラオケ大会に誘われており、そこでピトフーイの正体を知る事になる。
SJ5
今回はレンが賞金首になった事もあり、「LPFM」と最後の2チームになるまでは共闘する約束を取り付けている他、囮作戦のためアンナを初期リーダーに設定。
しかし、特別ルールによるランダム配置で分断されてしまい、エヴァはレン(後にフカ次郎とピトフーイも)、アンナはエム、ターニャはクラレンスとそれぞれ合流・共闘しつつ後半戦まで生き残る。
残る3人は早期に合流して行動しており、終盤には他のメンバーとも合流を果たしたが、直後のタイミングで運悪くソフィーが狙撃されてしまい、切り札のデグチャレフPTRD1941を封じられてしまう。
その後も「MMTM」「ZEMAL」を中心とした連合を相手にレン達と戦い抜き、最後の2チームになった……かに見えたが、よりにもよって自爆特攻に特化したチームの一人が生き残っていて、台無しにされてしまった。
関連タグ
SAOAGGO ガンゲイル・オンライン GGO ソードアート・オンライン
サブキャラクターは作中設定の各記事、及び各作品の個別記事を参照。
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世界観 | GGO アミュスフィア 茅場晶彦 |
LPFM | レン フカ次郎 ピトフーイ エム シャーリー クラレンス |
主要人物 | SHINC 神崎エルザ |
原作者他 | 時雨沢恵一 黒星紅白 Studio3Hz 2018年春アニメ |
ゲーム | フェイタル・バレット |
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原作者他 | 川原礫 abec |
主要人物 | シノン キリト [[死銃 |