概要
1961年に「SG-43」と「RP-46」の後継としてミハイル・カラシニコフが設計した「PK」に改良を加えた「PKM」は1969年にソ連軍に制式採用された。
銃身の溝を廃止し、部品の一部をプレス加工に換えて生産効率を向上させ、本体の重量は7.5kgまで軽量化されている。
弾薬はモシン・ナガン小銃以来の7.62×54mmR弾を使用する。
ベルトリンクは射撃後にバラバラにならない非分離式で、射撃後は長いベルトリンクが左側から垂れ下がる。
弾薬は銃の右側から装填され、撃ち終わった薬莢とベルトリンクは左から排出される。(多くの西側の機関銃とは逆である)
ロシア連邦軍において現用兵器。
東欧諸国や中国、北朝鮮などで、ライセンス生産/コピー生産された。
データ
全長 | 1173mm |
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銃身長 | 658mm |
重量 | 8990g |
使用弾薬 | 7.62×54mmR弾 |
装弾数 | 25~250発 |
銃本体に付属する二脚のほかに、三脚を使って陣地に据えて射撃することも可能。また、三脚は組み替えて対空射撃架とすることもできる。
左側に光学照準器や暗視装置を装着できるレールを備えた銃も存在する。
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PK(ドールズフロントライン) PKP(ドールズフロントライン)