CV:興津和幸
概要
ピトフーイが第1回スクワッド・ジャムに出場するレンの為に紹介した身長190cmの男性スナイパー。大会前にレンに様々な特訓をつけており、彼女の師とも言える人物。
ピトフーイには頭が上がらず、敬語を禁じられているためぶっきらぼうな口調で喋る。
銃器や戦闘の知識に非常に明るく、特に狙撃の技量が高い。さらに、地形の記憶能力にも優れている。基本的に冷静沈着で作戦指揮を取ることも多い。
使用するのはスプリングフィールドM14EBR、H&K HK45など。
他にも折りたたみ式の防盾を所持しており、その素材は死銃も銃剣作成に使用したGGOで最も堅い素材である宇宙戦艦の装甲板である。SJ2の際に半壊させられたが、ピトフーイが手持ち型の盾として再利用したのを参考にして、修理時に同様の使い方が出来るよう分離式に改造した。
リアルで実銃の訓練を行ったことで得たシステムアシストに頼らずに標的を狙える技量、そして撃つ瞬間まで引き金に指を触れないことで行う「ライン無し狙撃」により、敵に発見された後や初弾以降でも敵にバレットラインを見せずに銃弾を放つことが出来る。
リアル
本名は阿僧祇豪志(あそうぎ ごうし)。
壁ドンの似合うイケメンであり、ピトフーイに心酔する彼女の恋人兼部下。
……しかしその正体は元ストーカー。あと元デブ。
大学生の時にリアルでのピトフーイに心を奪われ、以降ストーキングを繰り返していた。そしてある日のストーキング中、別のストーカーに襲われたピトフーイを助けようとしたのが縁で彼女と知り合う(アニメ版では、誘われるままにホイホイと付いていったとなっている)。
だが一連のストーキング行為はとっくの昔にバレており、彼女に手当のためと騙されて部屋に連れ込まれたところで手足を縛られ、罵りられ殴られ蹴られの暴行を受ける。挙句に恥ずかしい写真まで取られ、これまでの行為とあわせて彼女から脅迫を受けて奴隷をやらされる事に。
恋人役の奴隷としてこき使われる事になった彼は、ピトフーイの手下として大学にもまともに通えなくなる激務を行う内に激ヤセ。
ピトフーイと一緒にいても恥をかかせないように自主的にファッションセンスを磨き、現在のイケメンになった。
なお、イケメンになろうが、公私におけるパートナーになろうが、ピトフーイからは頻繁に殴られている。
ピトフーイの心中に付き合う程心から愛するようになり、アバターネームもつまりはそういうことである。
元からそっちのケがあったのか、暴行を受け続けるうちに目覚めてしまったのかはとりあえず不明。
当事者以外で彼の本性を知る者は、SJ2直後にピトとの馴れ初めを聞かされたレンとフカ次郎のみ。
後にチームに加わったシャーリーとクラレンス、リアルでも知り合ったSHINCの面々も当然知らない。
戦績
SJ1
レンとのコンビ「LF」として参戦。司令塔及び凄腕狙撃手としてレンを上手く使い最終2チームまで残ったが、途中でピトフーイが「負けたら本当に殺す」つもりでいることを知り、命惜しさに棄権しようとレンに銃を向けるが、訓練で自分が教えたHK45の安全装置をかけられ失敗。普段のキャラをかなぐり捨てて涙やら鼻水やら(通称:エム汁)を出しながらレンに命乞いした。
それでも最後には勇気を出してラストバトルに参戦し、SHINCとの激戦に狙撃で終止符を撃った。
SJ2
ピトフーイのチーム「PM4」として参加。SJ1に参加出来なかった彼女の「病気」が再発し、ゲーム中で殺されたら死ぬ気になってしまったことで、運命をともにする覚悟を決めつつも、思いとどまらせるべく事前にリアルでレンを訪ね、事情説明と共に「SJ2でピトと本気で戦い、倒してほしい」と依頼する。
本番ではSHINCとのM107A1対物ライフル同士の壮絶な砲撃戦やフカ次郎とのカーチェイスなど激闘を繰り広げた。
だが最終的にチームLFへの肩入れがバレてしまい、ピトに射殺されてリタイアする。
SJ3
チームLPFMの参謀役として参加。安定した腕で今回も司令塔や狙撃手としてチームに貢献する。
特別ルールによる大混戦の末にレンと残った最後の二人となるが、ピトと本気で戦ってくれた彼女への感謝で勝ちを譲り、彼女を2度目のSJ優勝へと導いた。