概要
SFドラマ“スタートレック”の“ディープ・スペース・ナイン(DS9)”などに登場する惑星連邦所属の宇宙艦。
デファイアント級の1番艦であり、ナンバーはNX-74205と通常ナンバーのNCCではなく試作艦を意味するNXが冠せられている。
惑星連邦内での種別は“護衛艦”。
連邦所属艦としては異質なフォルムをしており、無駄を限界まで除き1塊にまとめたようなデザインとなっている。
連邦艦としては珍しく戦闘を前提として設計・開発がなされたため機関と直結したフェイザーや量子魚雷などを搭載しており、実質的に“戦艦”とも形容される攻撃力を持つ。
しかし小柄な船体にこれらを詰め込むために内部設備は削られており、ホロデッキやラボなどは存在せず通常の船室も2段ベッドと簡素化されており、地球人のクルーには総じて不評である。(クリンゴン人曰く“ クリンゴン戦艦に比べれば5つ星ホテル”であるが)
またその船体規模に見合わないパワーは自壊を招きかねず、さらに当初の建造目的であったボーグの弱体化なども重なり量産計画は凍結されていた。
しかしドミニオンの脅威によりデファイアントは宇宙基地“ディープスペースナイン”へ異動となり、同型艦の量産も開始されている。
ボーグの第2次太陽系侵攻(劇場版“ファースト・コンタクト”、セクター001の戦い)ではボーグキューブ迎撃に参加しているが、攻撃により満身創痍の状態となっていた。
