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概要編集

第一作『Borderlands』のDLC2、『Mad Moxxi's Underdome Riot』で初登場した

荒廃しきった惑星パンドラにおけるセックスシンボル、惑星一のセクシー美女。

年齢不詳白塗りのメイクにシルクハットを被り、胸元が大きく開いた衣装まとっており、

惑星パンドラの男・女・ロボットの視線を独り占めにするデンジャラスな存在

(ちなみにMoxxi自身も両性愛者であり、男女とも交際している)。

セクシーな言動が特徴だが、実際恋愛遍歴が常人離れしており、

元恋人の数は凄まじく、元夫も少なくとも3人は存在している。


1作目のDLCでは自身を景品として惑星パンドラで最もヤバいやつを決めるトーナメントを開催。

自分を巡って参加者達が本気で殺し合いを繰り広げる様を見て喜ぶなど、

「Ms "MAD" Moxxi」という二つ名に違わないぶっ飛んだ人物。

なお、「2」以後の作品ではこのトーナメントに優勝したのは「1」の

Vaultハンターチームという事になっており、Mordecaiと交際していたが、

Moxxi自身よりも惑星パンドラ一の美女をモノにした事で満足してしまうタイプだったようで、

あまり構ってもらえずに破局したという事になっている。


「1」と「2」の間のストーリーを描いた『Borderlands: The Pre-Sequel』では

月にバーを設けている。これより前の時系列でジャックと交際していたようだが、

ジャックが邪悪に染まりつつある事を危惧し、ジャックを誅殺しようとするが失敗。

ハンサムジャックとの間に明確な敵対関係が生まれる。


「2」ではハンサムジャックに恨みを持つ者の一人として登場。

拠点となる街、Sanctuaryにバーを移転させており、様々なクエストの発注者となる。

本作のDLC2『Mr.Torgueのキラー トーナメント』ではTorgue者の社長である

Mr.Torgueが開催する惑星パンドラで一番バッドアスなヤツを決めるトーナメントの

実況役としてノリノリで参加しており、プロレスめいたブックを盛り上げている。


更に後の時系列になる「3」でも登場。コスチュームが若干変わっているが、

相変わらず年齢不詳、抜群のプロポーションである。

本作では惑星パンドラから銀河に飛び立つ宇宙船「Sanctuary3」のクルーとして

船内や各惑星にバーを設けており、チルドレン・オブ・ヴォールトの宣伝放送への

妨害工作を筆頭とし、様々なクエストの発注者となっている。


知られざる一面編集

惑星パンドラで一番セクシーな美女であり、言動も(意味深)が付くような

言い回しが非常に多いものの、実はこれは表の顔であり、人にあまり知られていない一面もある。


「Pre-Sequel」の時代にバー経営と並行して機械類の修理という業務を行っているが、

専属のメカニックがいたりどこかの修理業者に委託しているわけではなく、

実はバーの裏でMoxxi自身がセクシーさとは無縁のツナギ姿で修理しているのである。

この際、口調も普段のものとは大きく変わっており(原語では強烈な南部訛りである)、普段のセクシーで思わせぶりな言動は

だいぶ作っているという事が明らかになっている。


こうしたメカニックの腕前については、惑星パンドラの車とレースが大好きなギャングである

Hodunkファミリーの一員であった事に由来すると思われる。現在のMoxxiのイメージとは

似ても似つかない埃っぽい集団だが、実は後述する息子はHodunkファミリーのリーダーである

Jimbo Hodunkとの間に生まれた息子だったりする。


元恋人・元夫・家族編集

血縁編集

以下に述べるScooterとEllie以外にも3人の子供がおり、実は5児の母。

しかも長男と思われるScooterはどう見てもおっさんなため、母親である

Moxxiの年齢は推して知るべしである。


Scooter編集

「1」「2」に登場する、メカニック。

初代Vaultハンターチームが谷を飛び越える所からの長い付き合いになる男で、

「2」でも惑星パンドラを手中に収めようとするHandsome Jackとの戦いの仲間となる。

メカニックとしての腕前は確かなのだが、惑星どころか銀河でも屈指のレベルで

モテる母親の遺伝子は微塵も感じられず、女性にはめちゃくちゃモテない。

サイドミッションでは彼が思いを寄せる女性に告白する手伝いをするものが複数あるが、

そのいずれも失敗に終わり、Vaultハンターは彼を慰めるエロ本を持っていくというオチになる。


Ellie編集

「2」「3」に登場するメカニック。

Scooterとは父親違いの娘で、かわいらしい声と超巨乳(自己申告)、そして100kgを越える体重の持ち主。

野蛮なHodunkファミリーの行動言動に嫌気が差したMoxxiは子供を守るために

Hodunkファミリーを足抜けし、Sanctuaryに住みついた。

しかし、母親にしつこくダイエットを勧められる事に嫌気が差したEllieは

家出し、そのHodunkファミリーの拠点のすぐ近くに自らガレージを構え「自立」しようとした。


実際、Hodunkファミリーに限らず様々なBanditたちがちょっかいをかけてきているが、

あっさりそれを返り討ちにしたり、逆にHodunkファミリーとZafordファミリーの

構想を煽って共倒れにするクエストをノリノリで発注してきたりと、母親譲りの

ぶっ飛んだ一面と確かなメカニックの腕前の持ち主である。

更に「2」のDLC4、『Tiny Tinaとドラゴンの城塞』ではビキニアーマー姿を披露するなどの

サービス要素(?)もある。


元夫編集

  • Jimbo Hodunk

上述のHodunkファミリーのリーダー。

「2」開始時点の時系列ではまだ存命だが、プレイヤーの選択肢次第では死亡する。


  • Mr. Shank

「1」のDLCにて登場。2番目の夫らしい。

囚人が反乱を起こし、制圧された刑務所でキングとして君臨しているが、

Vaultハンターによって殺されている。


  • Marcus Kincaid

「1」からおなじみの死の商人兼語り部。3番目の夫。

結局離婚したようだが、MarcusはまだMoxxiに未練があるようで、

Moxxiのグラビアが掲載された雑誌を後生大事に保管していたりする。


元恋人編集

  • Mordecai

「1」のVaultハンターの一人。「2」の時系列で過去に交際していた事が

言及されているが、結局破局したらしい。


  • Handsome Jack

「2」のような邪悪な男になる以前、まだかわいげがあった時代に交際していたらしい。

破局して以後はMoxxiに対するあてつけのような行動を多数しており、

彼女の所有物だったUnderdomeも破壊している。


  • その他

「Motor Mommaに食べられたガールフレンド」など、複数の恋人について言及がある。


Moxxi装備編集

様々なサイドミッションの発注者となっているMoxxiだが、シリーズのアイテムの中には

Moxxiをイメージした装備品が複数あり、いずれもユニークな効果を持ったものとなっている。

外見上の特徴は赤紫~紫系のカラーリングで、Moxxi自身のイラストや名前が描かれているものもある。

アイテム名や書かれている赤文字の意味深な感じも特徴の一つ。


多くの装備が登場しているが、シリーズでも最も存在感があったのは「2」にて

クエスト報酬として入手できるピストルの1つ「Rubi」である。

本作のバランス上、2周目以降は敵をスラグ状態にしてから攻撃するのが基本となるが、

この「Rubi」はクエスト報酬として貰えるために厳選が容易かつ、

構えている間に与えたダメージの一部を回復するという有用な効果を持っており、

更にそのライフの吸収率が与ダメの12%とかなり高いため必要な条件を全て満たしている。

また、着弾時に同属性の小爆発を起こし、再度状態異常を発生させるため、

前述のスラグ状態にする際に1発でスラグ状態になる確立が高いというおまけまでついている。


上位互換的な武器として「Grog Nozzle」というピストルもあるが、実は

このピストルもベース武器はMoxxiモデルで、武器自体をインベントリ内で調べると

Moxxi武器と同じペイントがなされていたりする。


関連タグ編集

Borderlands

NPC


正式な表記は『Mad Moxxi』で、pixivではMoxxi / madmoxxi / MadMoxxi / モクシー / マッド・モクシー / マッドモクシーなど多くの表記ゆれがある。

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