ストーリー
前作『Borderlands2』に於いてHyperion社の社長であり惑星「パンドラ」の暴君として君臨してきた「ハンサムジャック(Handsome Jack)」は彼自身が発見し呼び覚ました怪物「The Warrior」共々Vaultハンターの手によって滅ぼされた。
その後Vaultハンターと共闘しているレジスタンス「クリムゾンレイダース(Crimson Raiders)」(リーダーのRolandはすでに死亡)はHyperion社が所有していた月面基地「ヘリオス」を攻撃。そこでかつてハンサムジャックと行動を共にしてきたAtlas社の女アサシン「アテナ(Athena)」を捕縛する。
Crimson Raidersに処刑される前、「ハンサムジャックが何故パンドラに侵攻し、地元の住人を次々と虐殺し、イリジウムをかき集めパンドラを征服しようとしたのか?」と言う質問に対しアテナは「長い話」と前置きして全てを語り始める。
それは『Borderlands』の少し後、そして『Borderlands2』の数年前…
まだハンサムジャックがHyperion社の一プログラマー「ジャック」だった頃の話…
新しいVaultを探していたジャックは3人と1体のVaultハンターを雇い、自身が当時管理を任されていた軍事衛星「ヘリオス」へと呼び寄せる。
しかしVaultハンターを乗せた輸送ロケットが宇宙空間に出たのと時を同じくして「ザーピドン(Zerpedon)大佐」率いるDahl(ダール)社の傭兵部隊「ロストレギオン(Lost Legion)」がヘリオスを急襲。輸送ロケットも攻撃を受け木端微塵にされてしまう。
奇跡的にヘリオスに辿り着いたVaultハンター。だがヘリオスはロストレギオンに陥落寸前の状態にまで陥っていた…
そして、それは未だHyperionの社員でありある種の正義感や人間味の有った「ジャック」と言う一人の男が、狂気と暴虐と欲望の権化と化した「ハンサムジャック」へと変貌を遂げる序章でもあった…
ゲームについて
基本的なことは前作Borderlands2と同じそちらを参照。だがいくつか違う点が有る。
月が舞台
過去2作はいずれも惑星「パンドラ」が舞台であったが、今回はそのパンドラの「月」にあたる「エルピス」が舞台となっている。そのため…
1:大気が無いため「O2キット(酸素マスク)」が必要で、それを装備してなかったりO2キットの酸素がなくなると徐々にライフが減少する。
2:低重力状態のためジャンプに高さが上がり落下も緩やかになった。
3:1のO2キットと2のジャンプの使用変化により「2段ジャンプ」・「ブーストジャンプ」・「スラム(急降下)攻撃」が追加された。
E-Tech武器・スラグ属性に変わりレーザー武器・クリオ属性が追加
時間軸がBorderlands2の数年前なのでパンドラ特産の「イリジウム」も発見されたばかりであり、Hyperion社のE-Tech武器の開発やスラグ廃液を使った武器の研究も始まったばかりであるため、E-Tech武器・スラグ属性は登場しない。
その代わりエルピスにはパンドラに存在していない「超低温メタン」が埋蔵されており、それを使って敵を瞬時に凍らせる「クリオ属性」が追加されている。
またE-Tech武器に代わってメーカーによって様々なタイプが有るレーザー武器が追加されている。