概要
森ゆきえによる4コマ少女漫画作品。作者の森にとってのデビュー作となる。
「りぼんオリジナル」1996年8月号より連載開始し、2005年2月号まで連載された。また、本誌である「りぼん」では「オリジナル」の一号後から掲載され、こちらは2005年3月号まで掲載された。
連載終了後、森のブログにて「めだかの学校10年後!」としてその後を描いた漫画が不定期で掲載された。こちらは2020年になって一冊にまとめた電子書籍が配布されているほか、Pixivでも公開されている。(リンクは後述)
さらに「りぼん」2015年1月号から2017年1月号「めだかの学校2限目!」のタイトルでリブート版(続編ではなく、リメイクという扱い)が連載された。キャラクターや基本的な設定はそのままに、現在の森の作風で新たに描き起こされたものとなっている。
ストーリー
中学2年生の江野めだかが転校した私立たなか中学校は、頭部が魚の田中先生をはじめ、一癖も二癖もある人間や動物が通う、奇妙な学校だった・・・。
登場人物
校長
田中先生:校長兼めだかの担任教師。頭が魚、体が人間の魚人。男性。本名は田中有魚。
2年桜組
江野めだか:主人公。医者の父の薦めで、先進的な教育を行なっているというたなか中学校に転校してきた
ポチくん:比喩などではなく文字通りの犬。文字の読み書きもままならないが、成績はクラスで一番いい。
猫子さん:こちらも文字通りの猫。品種はペルシャ。気位の高い性格。
野々口備悟:不良っぽい外見だが、いかんせん天然ボケのため不思議な言動が目立つ。
ミサちゃん:苗字は「しなの(信濃)」。5歳の幼女だが入学試験に合格したため中学校に通っている。
3年梅組
美浜アユ:作中では「アユ先輩」と呼ばれることが多い。年齢不詳だが少なくとも15歳ではないらしい。田中先生に恋心を抱いている。猫子さんの飼い主。
王様:オウサマペンギンだから王様。飼い主は岸辺だが、彼のことはぞんざいに扱っている。
岸辺貴志:影が薄い。髪が立っているため、鳥の巣にされそうになったことがある。
黒仏ユウ:死神で、イルカ先生の命を狙っている。新キャラ募集企画で読者が応募したものが採用された。
流谷魚子:料理部部長でよく魚を捌いている。男気あふれる性格だが恋には奥手。新キャラ募集企画で作例として出されたものが本編に流用された。
1年竹組
速水菜乃:温厚な性格。動物が大の苦手で、ポチ君のことを特に怖がっている。
教師
浅瀬涼子:養護教諭。保健室で謎の実験をする、自習中突然「解剖します」と言い放つなど危ないキャラ。
セヴァン・イルカ:三年の担当。素顔は美青年だがなぜか時々頭部がイルカになっている。ちなみに、同じく集英社の漫画に出てくる「イルカ先生」だが彼とは無関係である。
関連イラスト
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関連リンク
めだかの学校10年後!…作者によってブログに掲載されていた漫画がまとめられている。