概要
アンチヴェノム誕生の裏には少々込み入った事情がある。
事の発端は初代ヴェノムことエディ・ブロックが末期ガンに侵されたさいにエイリアン共生体こと「シンビオート」が離脱したことにある。シンビオートに捨てられ、余命幾ばくもない状態に陥った彼だが、ミスターネガティブというキャラクターに投与して貰った対ヴェノム抗体によって命を取り留めた。その際、エディの体内に残っていた僅かなシンビオートが抗体によって別種のものに変質し、その結果新たなる共生体:アンチヴェノムが誕生した。
対ヴェノム抗体を持っているためシンビオートの寄生を寄せ付けない、正に”アンチ”ヴェノムなのである。デザインはヴェノムの色彩を逆転させ、より白黒をハッキリさせたものになっている。
長年スパイダーマンことピーターに恨みを抱いていた彼だが、同じくピーターを恨んでいるシンビオートとの呪縛から解き放たれたので彼への憎悪も自然と消えている。そのためスパイダーマンと敵対はしていない。
- Marvel'sSpider-Man2
シンビオートに寄生され一度は取り払ったピーター・パーカーが、体内に残存していた宿種を取り払う際に、ミスターネガティブのネガティブエネルギーを注ぎ込んだことでシンビオートが変化して生まれている。
元がスパイダーマンゆえ、見た目はブラックスパイダーマンの色彩を逆転させたものになった。
メタ的なことを言うとブラックスパイダーマン中に使用できたアビリティを再び使用可能にするためにゲームの都合で生み出されたアンチヴェノム。
関連タグ
エージェント・ヴェノム:SHIELDSに所属してたときのコールサイン