概要
『ガラスの艦隊』の登場人物。
CV:甲斐田裕子
ミシェル=アシール=ヴォルバン=ド=カベル。
侍女・シルアを筆頭として、その高潔な魂に魅せられ崇拝する女性は星の数という。
銀河有数の名門貴族として名高いが神聖帝国の侵攻の影響で兄と父を喪い、斜陽の一途を辿っているヴォルバン家の当主。
男にしておくのが勿体無いほどの美形だが、それもそのはず、実は亡兄たる本物のミシェル・ヴォルバンに成り代わって人民軍を結成した男装の麗人。本名はラシーヌ=ブランシュ=ヴォルバン。物語の開始時点ではこの事実はヴォルバン家の者しか知らない秘密であったが、クレオを始めガラスの戦艦クルーたちに裸体を目撃され、真実を語ることとなる。
ヴェッティからも関心(上記する兄と思い込まれている為仕方ないが)を寄せられている。
基本的には仲間思いで生真面目な性格だが、14話での一件では(勘違いとはいえ)激しいショックを受けて取り乱してしまう。
クレオとは行動を共にするうちに一人の女性として愛情を抱くようになっていき、終盤にて思いは遂げられる。その後は彼の意志を引き継ぎ、蘇った古代艦船の指揮官となって新天地へ旅立つ。