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概要

Axis powers ヘタリア』関連の作品の中で、

デンマークスウェーデンの二人がメインになっている作品に付けられるタグ。

タグの由来はキタユメ。(閉鎖済み)掲載の「スーさんと家出」のあらすじでフィンランドが語るところの、

「スウェーデンはデンマークによく折檻を食らっていた」より。⇒新ブログにある再掲ページ

作品は一般向けから腐向けR-18R-18Gまで、全てを含む。

腐向けの場合は必ず、腐向けタグもしくは腐向けヘタリアタグと併用すること。

注意

「折檻組」というコンビ名を公式による名称だと勘違いした人物が、pixiv以外の場所でこのコンビ名を使用しトラブルを発生させたことがあるため、pixiv以外の場所では「折檻組」というコンビ名を使用しないこと。

pixiv以外の場所では各キャラの愛称や人名、あだ名などを組み合わせて呼ぶこと(例:あんことスーさん、マー君とベールヴァルドなど)。

関連タグ

総合タグ

ヘタリア

グループタグ

3人組

北諸方言組/+諾

4人組以上

北諸組/+芬+諾+氷

カップリングタグ

腐向けもしくは腐向けヘタリアタグ併用推奨

デンスー デンマーク×スウェーデン

スーデン スウェーデン×デンマーク

※「丁典」「典丁」タグは国名漢字が使用されているため使用は非推奨。

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pixivに投稿された小説

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  • 【女体化】月世界

    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10495538のつづき、性別以外はhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10491794と同設定北諸謎の現パロ。表紙画像はhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=48509575よりお借りしました。■「折檻組同性同士だから今はマブダチだけど異性だったらシンプルな地獄だったのでは」思考があります。
  • 楽園はここに無い

    旅行中にスマホで書いた謎の現代北諸家族パロ。表紙はhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=51034251よりお借りしました。
  • シオン

    長男主張組でパラレル。片方が人外(人魚)怪我をして血が出る描写があるので苦手な方はご注意ください。
  • 【腐向けAPH】成り損ねた騎士【丁→典芳】

    名前がまだ定まっていないので92名使用です。実際の92、団体とは関係ありません。北欧夫婦と折檻組熱が高まったときに書いたもの。*この場を借りて…前作にブクマ評価ほんとにありがとうございます!増えててびっくりしましたw嬉しいです!!
  • 鈴蘭

    典さんが鈴蘭の花を身につける理由。典さんのにょたりあ姿がドストライクだったんです。後悔はしていません。■たくさんの閲覧、評価、ブクマまでありがとうございます!
  • 【女体化】家族の肖像

    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10495538/https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10517926のつづきでありひとつのエンディング、性別以外https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10491794と同設定北諸謎の現代家族パロでした。表紙画像はhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=48121236よりお借りしました。
    15,570文字pixiv小説作品
  • Arvefjende(宿敵)

    優しいスーさんに夢見たい人は読んじゃダメな史実ベース。 一部に性暴力を連想させるシーンあり。 氷上侵攻「カール・グスタヴ戦争」とセットの戦争、 翌1658年「第二次カール・グスタヴ戦争」が舞台。 漫画では「朝起きたら家にスーさんがいるという更なる悪夢」と モヤッと一行。 殆どの読者様が見過ごしたであろう戦争ですが、その背後には冷酷な侵略動機と夥しい犠牲者。 酷いです、この侵略戦争… 北欧史読んで茫然。 死者100人程度(82人が正確らしい)それも的を絞った折檻(反乱貴族の粛清)などこの一戦で充分元取ったのではレベル。こういう国だから、デンも暴力的なテロを恐れ粛清を行ったのかとも。 他のスーVSデン戦はある程度フェアだと思いますが、これだけは動機も方法も小説通りの表現以外浮かびませんでした。 でも私は、北欧の貴族やマイホームパパの仮面をかなぐり捨てた欲望ドロドロのスーさんも嫌いじゃない。元ヴァイキングそれも奴隷売買を主財源にしてた国を、舐めちゃいけません。 スノッブで大人なスー国にも放熱の青春期があったなんて、癒されます。 寧ろデンの「折檻」とセットで誰かにしっかり書いてほしいのに、書く人いないから書いた感じ。 腐や性描写はどうでしょう。直接的な表現は避けましたが… 流血も腐も性も、単にそれ目的の濫用は、読むのも書くのも正直苦手。 この展開も、最初からスーもデンも男だった為です。 頭角を現し始めると同時に、絵に描いたような下克上でかつての兄デンを侵攻したスーですが、流石にこの時は調子に乗り過ぎて西欧諸国の非難を招き、この間に北米植民地を失い、露っ様にフィンを連れ去られかけ、氷上侵攻で手に入れたスコーネで大反乱勃発… 国政ボロボロの中カール10世は、デン侵略仕切り直し中に熱病で急死。デンから手を引き国政に力を入れりゃよかったのに… 「能力を買うから、部下(属国)として活躍してほしい」ではなく「信用ならんから属国にし縛り上げる」。 有り得ませんって(TT)スーさんどうしちゃったのよ? 「白夜」と同じ場面を、より史実に忠実に書きました。 スーの狙いは「白夜」ではノルと書いたけど、実はデン。 実はスーは氷上侵攻の時点で、既にデンを属州にする狙いでした。 和睦を結び、デンに巨額の賠償を払わせた一年後、宣戦布告もなしに首都を攻撃したのが、この「砂」に書いた「第二次カール・グスタヴ戦争」です。 奇襲の理由は「デンが蘭様と密約を結び復讐を企ててる『らしい』」という、和睦した上、自分が戦勝国なら、デン本人に訊きゃいいじゃんと思う理不尽なもの。 それも一気に攻め落とさずじりじり包囲網を組んだことが、結局敗因に。 カール10世…傲慢なドSで、氷上侵攻でズに乗り、北の勇から転落し始めた元宗主国を侮った上、長時間かけて嬲ろうとして失敗したな…と思いました。 かつての下っ端に婚姻を迫られ(?)属国にされかけたデンを救ったのは蘭様。後にデンは独軍から蘭軍を護り恩返ししてます。 参考文献は「海燕」のキャプ参照。 デン王フレデリク3世は「余は根城で果てる」と言い、市民と共闘。 …スーさん、デンに「お前の物になる位なら死ぬ」まで言わせたのです(泣) デンの抵抗は猛烈を極め、スー・デン双方に夥しい死者を出し、コペンハーゲンは地獄と化しました(文献通りの表現・死者数不明) でも降伏し高い賠償をやっとで支払った国に、一方的に和平条約を破棄し弱みにつけ込み侵略したスー軍の死者を、デン側の犠牲者数と同等に見るのは筋違い。「軍」と無防備な「市民」の差もあります。 戦争終結後も、デンには深い精神的外傷が残りました。 ノル軍が少し出遅れたように書いたのは、舞台を東京に移して考えた時、何の伝達・交通手段もない時代、北海道やら大阪やらの「地方」が援軍として駆け付けるには、どんなに急いでも時間かかるだろうと考えたため。 どの文献見ても「コペンハーゲン市民が(デン人がではなく)団結して闘った」とあるので。 でもこの頃デンとノルの仲は良好。主従関係にも拘らず「双子の兄弟国」と書かれてます。 アイス君は遠すぎて問題外。そもそもデンが僻地のアイスから徴兵してたかどうか。この場に居なくてよかったよ… この後デンは、スーに勝つ事は一度もありません。氷上侵攻から先、デンの敗戦率は、なんと98%。 立ってるのがやっとだったでしょう。逆にどうやってこれで独立を保っていられたのか、知りたいくらい… デン以外に好きなのはポー君。デンとはキャラが被り、ボケ二人ツッコミ不在、会話の成立難しそう。この二人、戦友として一緒にスーと闘ってもいますし、思考回路が似てるのか、よく同時に可哀想な目に遭います。ナポ戦やWW2等。 大国から転落した苦難の歴史の中、控えめな「親友」の存在が支えだった所も似てる。 トルコのおっさんも好き。 覇権を競ったタタールが消えギル君も影が薄れ、デンと昔語が出来る数少ないお一人かと。栄華を誇った国の夢の跡って侘しい… グアテマラ(マヤ)もイラク(メソポタミア)も「昔の面影が残っている」と言い難い… 欧州一幸せな先進国として復活したデンは、儚げでいてしなやかで強いです。 逆に少し苦手なのが親分君。認知度高い大阪弁を使うの怖いのと、中南米諸国が登場すれば、彼は善人どころかトンデモな極悪人なのと。 インカもアステカもマヤも、大航海時代の親分君に、文明ごと滅ぼされてます。 草創期の一度の過ちでDVキャラ確定したデンに比べ、彼が変に善人で被害者として書かれる事に、違和感と不公平さを感じます。キャラは可愛いし、好きな国(独・英・露と同じく「黒さ」が)ですが… 中南米史に明るい人には「西国の悲劇は因果応報」と一刀で斬られます。 三十年戦争時代、スー軍の行った民間人虐殺のエグさは異常。次の話で触れる予定。 この辺の「裏」多くのヘタファン様のイメージに反しがちで躊躇がありましたが、私もそれ書かないと「書き始めた原点」に戻れず思い切って投稿。 「折檻組」という呼び名も、北欧史を読めばとても公平に付けられたと思えない。 多くの人に史実をご確認頂きたく、タグにしてます。 折檻イメージの病んだデン・健康的+DV被害者なスー、という夢潰しちゃったら生きててスミマセン。苦情は北欧史へ。 カール10世急死後、スーとデンは和平の道を模索し始めます。 大喧嘩の後は必ず仲直りしようという逆の動きが起きる。政治力学でしょうか。 結局破綻し再び大戦争へ縺れ込みますが「仲良くしたい」と思いつつ傷つけ合うこの二国は切ない。 弱体化するにつれ「土地返せ」「(東独に駐屯し)挟まないで!怖い」と狂気のようになったデンから搾取し続けたのは、強くなったスーですが、スーがその分豊かになるかというと「そうでもない」。キールの時もノルを手に入れた代わりにフィンは戻らず、ノルには独立宣言され。 宿敵二人が多くの物を失い、争いの無意味さを学び、現在の協力体制が出来上がるまで、長かったんだなぁ。 Jakob Hybholt というデン人モデル君カッコイイ。 笑わない人ですが、垂れ目つり眉で、笑顔はきっとデンに似てると思う。
    17,624文字pixiv小説作品
  • Arvefjende(宿敵)

    横笛(中編)

    前篇の続きです。 使った史実は、ウルフェルトの裏切り(続き)→第二次カール・グスタブ戦争。 ●兎に角本文には、今回、暗黒要素しかなさそうなので、可愛い話を書くと、デンはドラゴンの化身。 パラレルではなく、本当に、スー国のガムラスタンの大聖堂に、1400年代に作られた、馬に乗った聖者(多分、聖ジョージ)に踏みしだかれる龍の木像があって、その龍がデンを表してる。 デン国との戦勝記念に作られた物だそう。 更にデン国首都の市庁舎前にも、巨大な牛に踏まれてる龍の像があり、これも「悪と戦うデン国」を表し、龍がデン。 ちなみにその市庁舎前も、第二次カール・グスタブ戦争の激戦地。 ヴァイキング時代、デンは龍頭の船に乗っていたし、本当に龍でもおかしくはなさそう。 ドラゴンなんだから飛べるはずなのに、敵から描いても味方から描いても、踏んづけられてアワアワしてる構図なのが、マヌケで可愛い。 これってデン、もしや踏まれてから慌てて変身してるんじゃないですかね。 翼を抑えられた龍なんて、ただの長めのダックスフントで、戦闘能力0だと思うよ… デンは、今でもドラゴンへの変身魔法は使えるのかも。 でも、変身できる唯一の生物が龍って…下手すりゃ捕獲され動物園か研究所行き… 牛や聖者(on the馬)に踏まれてのたくってる位ちっちゃいし、中国さん家の神龍みたいにカッコ良くもなさそう… でも白い体に金のたてがみ、人懐っこい青い瞳のドラゴンって、想像しただけで可愛い。 たまに今も、誤って(或いはシー君やラド君を脅かそうと調子に乗って)変身したはいいけど、戻れなくなり、スーやノルやアイスやフィンが、慌てて機動隊や警察などから匿ってやってればいいなと思いますw ●蘭様ですが「割り勘にする」は英語で「go Dutch(蘭式で行く)」。 拝金主義で有名な蘭様ですが、実は開発協力(NGO)等へは、世界でも高額な寄付を出してるんですよ。 単に資源の無い国だから、無駄な出費や贅沢が嫌いなだけなんじゃないか、と思います。 蘭国=ケチは、眉毛君が、蘭様と戦争中に蒔いたプロパイメージも、大です。 資源の無い国といえば、デンもです。デンの身体(国土)は、実はノルの岸から押し上げられた砂で出来ています。 その為、ノルやスーと比べると地下資源は少なく、デン=ノル連立時代は、ノルの鉱石をデンが売り、良き経済関係を築いていました。 資源の無い国は、商人として生き延びることが多いのかな。 ●キール後の「大人げない手紙」に該当する史実、未だに見つからない。 税金まんがの史実も見つからない。 税金云々の方は、デン=ノルの経済協力が強かったってことかと思いますが、 「大人げない手紙」は、もしデン王や政府要人がもしそんなものを書いてたなら、もっと有名でも良さそうなものです。 ●大雑把な組み分けですが、スーは歴史を通してポーや露っ様とは仲悪く、逆に時折組むのがプー(独)と墺。 たまに仮面のおっさん(但し仮面君は対露、デンと対戦はしない) 蘭様は、スーデンどっちにも付きます。 基本スーは一匹狼、如何にも内陸の職人らしい。 デンと異なり、それの許される地理的環境でもあります。 ●デン国の売国奴ウルフェルトは、スーに見限られてデン国に帰国後、今度はデンをとある独圏の君主(特にどこという記載はないんだけど、独国がまだ存在してない為、小説内では便宜上、プーと墺だという設定に。二国とも独圏で、後にセットでデンを侵攻するので)に売る算段をし、告発され国外逃亡。その後、お尋ね者としてライン河の船上で死去。 夫の共犯と見なされた妻リオネーア(英語読み:レオノーラ)は、デンの無慈悲な王太后(フレデリク3世の妻)の手で捕えられ、塔の中で22年もの過酷な監禁生活を強いられます。 デンも彼女を助けたいと思うものの、太后存命のうちは叶わず、太后が死ぬと同時にリオネーア釈放。 不幸にも歪まぬ気品ある態度で、周りを圧倒します。 後に彼女は「嘆きの回想」という体験録を執筆。 それは今でも、デン国で愛読され続けています。 知能や武勲よりも、気品や人間性という点で人を評価する所が、当時のデン国と新興国スー国との差だったような気が。 …にしてもデンが密売されかかってたってのは知らなかった。 ●前篇に登場したお喋りな少女は、ハロウィン漫画の「お嫁さんいないんでしょ?」の少女の遠いご先祖…という設定。 だって可愛いんだもの。 彼女の家は、既にこの時代から代々、デン外交官だったのです^^←マイ設定 ●「ひとこと」にも過去に書きましたが、YouTubeの「Timeline of National Flags: Europe (1444-2015)」お勧め。 欧州の国土推移が時系列で解ります。 1600代からのスーは、明白にデン征服に執念燃やしてて壮絶。 特に1644年トルシュテンソン戦争!一瞬ギクッとする怖さ。 独圏や露に面したデンやフィンの危うさも、これ見ると解ると思う。 ●今更知識ですが、フィンがデンを「ターさん」と呼ぶのは、フィン語でデン国を「tanska(タンスカ」という為かと。 ウゴル語圏は、エスト君とこもですが濁点少ないのが特徴。 デンたちの方言ですが、ノルがデンを「あんこ」と呼ぶのは、昔話などで表記を見ると「兄コ」。年上の男性を差すらしい。 ノルは岩手盛岡弁、スーは福島中通弁、デンは茨城水戸弁。 ●アイス君の青森津軽弁、聞きたいなぁ…  でもアイス君が、うっかり津軽弁喋ると、多分、 フィン:「わぁアイス君がアイスランド語(津軽弁)喋った!」と大声で喜ぶ スー:「ん」と頷きつつ、感動してジーンて来てる ノル:めっちゃ嬉しい反動で、猛烈にニヨニヨからかう デン:大喜びの上、今何て言ったのかをしつこく訊いてくる …話しにくそうだなぁ…www ●デンの水戸弁は、映画「フラガール」を二度見ると、イントネーションが掴めて、スムーズに文字変換できるようになると思います。 福島が舞台の映画ですが、常磐炭鉱(常陸国=茨城 磐城国=福島)の話なので、スーの方言より、北茨城のデンの方言により近いのです。 ●「余は根城で果てる(dø i sin rede)」デンの上司フレデリク三世の言葉です。
    16,298文字pixiv小説作品
  • スーさんカフェ~出会い編~

    ノル君とあんこに勝手に人名つけています。[ノル君→ノルマン][あんこ→ダニエル]ダサくて御免なさい許して!デンとスーさんの出会い編なのですが、まだ出会っていません(笑)もしかしたらどこかの時系列を切り取って、また書くかも。これ(https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=33301071)と世界軸は同じです。
  • スイートハート・シンドローム

    デンスークリスマス滑り込み。 n番煎じは承知の喧嘩ネタ~ありったけの性癖を添えて~ (素敵な表紙はMizuno様よりお借りしました)
  • Arvefjende(宿敵)

    Freyja’s tear(前編)

    大北方戦役(1700~1721)の、スーとデンが一番血みどろの時代に、デンが突然女の子に変身してしまうというお話。題は「フレイヤの涙」。 バルトの乙女フィンと、女の子デンがキャッキャしてたら、もう天使二人にしか見えないよね、てのと、デンが女の子とか子どもとか、守ってあげなくてはいけない立場だったら、スーはもしかしたらとてもデンを可愛がったし、デンはスーに従順だったのではないかなぁ、と思ったのと。 大喧嘩してたのは、どっちも若かったことと、能力や年齢が近すぎたこと、強くなったスーが、欲望(但し、守ってやりたいという思いも含んでいる…ような気もする)という形をモロにデンにぶつけ、デンも躍起になって反発してしまっていたからではないかなぁ、と考えてたので。 スーの内面の性別が逆転しているため、デンが女だと、逆にスーがデンに異性を感じない、というのが、かなり奇妙な設定になりましたが。 デンは数々の周辺国を従えて大きくなった国ですが、スーはほぼ、デン一国から吸い上げて大きくなった国。代わりにデンは痩せ細ってゆきました。 スー国のカール王の数が実は捏造、というトリビア、意外と知られてない。 で、スー国がそうした動機についても「王様を多くして歴史を長く見せたかったんだろう」位しか書かれてないんですが、私は、千年王国である宿敵デンへの劣等感、と考えるのが妥当な気がしてたので、そういう設定で書いてます。 「世界の起源は俺スウェーデン!」の古ゴート主義も、多分これかと。 日本人は自国の歴史が長いからイマイチ解らないんですが、歴史の短い国は、隣に歴史長い国があると、必死で張り合ってしまう傾向にあるようです。 ところが、歴史の長い方の国は、そういうのに関心が薄いので空気読めず「へえ、君んとこって歴史長いんだね。ところで1世って何をした人?」と何の気なしに聞いちゃったりもするのです。 スー的には多分、途中で修正利くかな~位の気持ちだったのに、思いの外、カール10世や12世が有名になってしまい、気付いたら引っ込みつかなくなってたんだとしたら、人間的で可愛いなぁと。 デン王室の方は、古代にはエリクやヴァルデマーなどもいましたが、代々フレデリクとクリスチャン、女性だとマルグレーテが1世から交互に順序良く続いてます。 現在は女王陛下、マルグレーテ2世。 正確には、カルマル同盟を樹立させた名君マルグレーテ1世は、女の君主を認めない時代柄、女王ではなく摂政止まりでしたが、現女王陛下が彼女を立て、自ら2世と名乗られたそうです。なんて素敵。 カール12世は、Midas touchで書いた通りで、好戦的な中二病・戦争狂のイメージがどうしても強いんですが、カールファンの方のサイトを見たら、案外、母親や姉妹思いだったり、女性に優しかったり、身分に拘らない恋愛を重んじたり(本人は恋を知らずに終わりますが…)と、人間的なエピソードを集めておられたので、今回はそっちのイメージを優先。 ポルタヴァの闘いで露っ様に敗北した時の、カールの妹への手紙は「あ、俺、全ッ然大丈夫っスから!もう、絶好調!万事OKっすよ!」という感じ。 愛する妹に心配を掛けまいという優しさと同時に、どことなく狂気を感じます。 この後カールは撃たれて即死、スーのバルト帝国は終わっちゃうんですが… 女の子デンのMyイメージは、北欧神話の女神フレイヤ。 自分の欲望に超忠実な、愛と官能と豊穣そして戦争の女神ですが、それでも夫オーズのことは愛していたらしく、いないと必死で探して歩いたり、寂しくて泣き出したり。 その涙は地上に流れると金に、海に落ちると琥珀になったと。 蘭国「飾り窓」は13世紀に既に存在。古今東西、港町にはこの手の商売はつきもので、主に港湾貿易商人や水夫が利用。 従って私には、蘭様同様、デンも「海の男=遊び人」という印象から逃れられなかった^~^;北欧のラテンだしさ。 蘭様とデン、仏兄さんの三人は、商売関係や戦友としての繋がりの他に、夜遊び仲間でもある設定で書いてます。 デンは西大陸へ仕事に行って遅くなる度、嫉妬したノルにいびられ、いびられる理由解らなくてもひたすら謝り、ノルの機嫌取ってりゃいいと思いますw ポー国の好色国王アウグスト2世は、陶磁器マイセンの祖となった錬金術師J・F・ベドガーを自分の城に幽閉し、白磁器を作らせたほどの陶磁好きとしても有名。 ●史実で関わる、北欧5以外のデンの周辺国家について。 皆様の創作等のご参考になればと…^^ ・普…デンが一方的にいじめられまくりで怯えてた相手 ・墺…やはりデンがいじめられまくり。普とセットで攻めてきた ・波…双方の栄光の時代からの忠実な戦友。足並み揃えて没落… ・独…宿命の隣人。「夜鶯」に書いた通りの切ない関係。でもデンは苦しかった独の立場を理解し、現在は橋かける仲 ・露…古くからの友達だけど、デンは弱体化と共に一方的に露に依存する関係に ・仏…昔いじめた相手。ナポ戦の戦友。信用できる友ではないがそれなりに仲良し  ・英…昔いじめた相手。ナポ戦では盛大に復讐された ・日…引き籠り時にデンが家周辺うろうろ。実は割と日は昔からデンをリスペクト ・神羅…良い影響も与えてくれるが、強引な隣人。デンも度々反発 。「ストルエンセ事件」のストルエンセは神羅人 ・蘭…傍若無人な取引先。打算入り混じりの友人だけど、仲良い時にはお互い誠実な面も見せている 第二次カール・グスタフの時はデンの命の恩人 ・愛…昔、デンが強引に支配。嫌われてるかと思いきや、近年首都にデン由来の名を使用 ・捷…デンが片思いし、彼女にイイ所を見せようとして三十年戦争に手を出したけど、大敗してスーに見せ場を持ってゆかれた上、大国の座から転落させられることに。その後、デンも捷もスーに蹂躙された。数百年単位で窓から人を放り投げる癖がある美少女。 ・羅…大昔傭兵に行ってたけど、家が遠いから有史以降は殆ど絡んでない。「テルマエ・ロマエ」にゲルマニア属州の(お行儀悪い)兵士が出て来るけど、彼らは多分デーンの子孫 ・米…NATO加入したけど、米のヒーローごっこに辟易し、遅刻・居眠り・会費滞納を常習してたら「デンみたいにやる気のないのダメなんだぞ」と文句言われた。でも改善する気なし ・加…グリーンランドについて「…デン…あれは僕のだよ~」って言ってた国があったけど、誰だったか覚えてない ・タイ…暖かいので最近よく家に泊めてもらう。国際結婚もデン×タイが一番多い(らしい) も一つトリビア。 デンは、アイスを除く北欧4ヵ国中唯一、オリンピック開催地になったことのない国。 なる資格ない国とは思えないのに、名乗り出る気なさそう。 そもそも大会と名のつくものを、家で開かれるのは好きじゃない様子。 この点考えると、2回も名乗りを上げた日本さんより、目立つのが苦手な国とも言えるかも。 後編は明日、スーの誕生日に投稿する予定です。 まだ書き終えてないです。間に合えばいいけどね… デンちゃん、お誕生日おめでとう^^
    20,853文字pixiv小説作品
  • Arvefjende(宿敵)

    Parlez-Moi D'Amour

    使用した史実 諾国 典国から独立(1905) WW2勃発 独国による丁国侵攻(1945) ノルは1814年のキール条約でデンからスーへ割譲された後、すぐ独立戦争を起こすも挫折、同年にモス条約でスーと連立王国に。 1905年、国民投票で賛成99%という圧倒的な数字でノル独立。デン国からカール王子を迎え、ホーコン7世として王に任命。 題は「聞かせてよ愛の言葉を」。 リュシエンヌ・ボワイユのシャンソン(1930年) 「囁いてよ愛していると 心から信じはしてないけど その甘い響きをどうか聴かせて  人生は暫し苦しいものだけど その言葉で癒されるの」 以前書いた「Das Gibt`s Nur Einmal」が枢軸(独)の曲なので、 逆にこれは同時代の連合(仏)の曲。 WW1はサラエボ事件を引き金に1914年勃発、ノル独立はその9年前。 この時代の世界は、一触即発の暗雲に覆われたイメージ。 日本では、ノルの独立した明治38年は日露戦争の勝利に湧き、日英同盟が締結された表面上華やかな年でしたが、それも一部の話で、農村部は重税に喘ぎ、社会全体的にはやはり灰色の時代。 フレデリクスハムンの和議(フィン割譲)キール条約(ノル割譲)という大きな動きの後に起きるのが「惜春」に書いた「シュレスウィヒ=ホルスタイン戦争」そして「汎スカンディナヴィア主義の挫折」。 スーが助けてくれると信じ、普=墺軍と孤立無援で闘い、惨敗しても弟を怨まなかったデン。 一度戦を捨てれば、本当に元ヴァイキングでおちゃらけた国として書かれるあの国?と思う位、デンは穏やかで健気。 「今日、デン国陥落の悲しい知らせを受け取った。我々の傍観は、我々が思う以上に高価なものにつくだろう」という、デンを救えなかったスー上司(オスカル二世)の、腹心に宛てた手紙も胸が痛みます。 この二国がどこで心が通い合ったか不明瞭な為、私の創作では、ノルの独立を、一つの節目に。 ノルは、スーデン双方の運命に大きく関わった国なので。 「後にも先にも…」というノルの言葉通り、 デンはノルをスーに取られた時、スコーネの時のようなノル奪還の為の戦を起こしはせず、アイス独立の際には祝電一枚。 家出を阻止しようと悪あがきしたのは、スーの時だけ。 「相手が自分を認識してくれた」事実を確認すると同時に、スーの分離不安もデンの恐怖も消え去り、各々の道を歩み始めます。 互いの運命の鍵を握り合ったスーとデンが「誰もが認めるマブダチ」へ昇華するのは、WW2の時。 地雷の話は、戦後70年のつい最近になってデンが公表し「ヒトラーの忘れもの」という映画になり、只今上映中。 観ましたが、恐ろしい話でした。 200万機もの地雷を、不可侵条約を交わしてた筈の独国に埋められた、デン国の海岸。 戦後「捕虜に強制労働させてはいけない」というジュネーブ条約を無視し、その地雷を撤去させられたのは、デン国に取り残された、独国のまだ少年のような捕虜兵たち。 これをデン国に指示したのは、どうやらデンを解放した眉毛軍。 全く地雷撤去訓練を受けていないその子たちに対しても、侵略してきた元ナチス兵の生き残りということで、最初は同情の余裕すら持てずにいた、デン人の現場監督… 後は観て頂きたいです。 露っ様に面していたフィンは、冬戦争の頃の事については、未だに多くを語りたがりません。 デンも、ゲルマンのよしみで、ナチス被支配下でも緩やかに扱われたと、一般的には言われていますが、現在、重要な外交相手である独国への配慮を加味した文民統制であり、まだ公表せずデンの胸一つに収めている歴史が、これ以外にもあるような気がします。 中世時代の北方7年戦争で、元々良くなかった仲を決定的に拗らせてしまったスーデン。 スーは、北欧諸国の中で一番北欧カラーの希薄なデンを「西欧相手の淫売婦」と罵りました。 一方でデンは、北欧の内陸に位置するスーを「田舎者」と蔑みました。 逆に言えば、スーはデンの華やかさと社交性、デンはスーのストイックさという、自分には欠けた部分に、心のどこかで憧れ、嫉妬していたのかも。 デンは、西欧からの影響の強い自分を否定するかのように、弟たちに向かって「汎スカンディナヴィア主義」を熱心に唱え、 スーはスーで、後になると歴代王の数をこっそり水増しし、デンの歴史の長さに近づこうとしたりしてて、可愛らしいです。 空輸やインターネットなど、海運や陸路以外の手段の発展した現代では、地理的環境は、昔ほどの意味をなさなくなりましたが、 それでもデンの、自分を酷い目に遭わせた相手にでも橋を架けずにいられない、人懐っこく甘えん坊な性格や、スーの北欧重視型の落ち着いた重厚な性格は、今なお過ぎし日の名残を留めています。 スーの家の酒税が法外に高いのは、スーの酒癖が異様に悪かったため。 これは事実。 スーは週末、酒税の安いデンの家に押しかけ、酒を大量に購入して帰るそうです。 デンに背後から殴りかかられ足を引っ張られているのは、一見すればスーのように見えなくもないですが、 よく北欧史全体を見渡してみると、次男のとんでもない我儘や発作的な衝動に、とことん付き合わされて、いつもへとへとな兄ちゃんのデン、 その癖、そのデンがひとたび窮地に立たされると、必ず、誰よりも大胆な方法で、救いの手を差し伸べようとする(そして時々デンが死ぬほど怯える)弟のスー。 やっぱり、デンは長男気質、スーは次男気質だなと思います。 本当に愛おしいです。 ●西欧史に記載のある主なスーVSデン戦一覧~ 1205-1210 1360-1361 1389-1398 1434-1436 1448-1450 1452-1457 1463-1471 1501-1520 1521-1523 1534-1536 1563-1570 1611-1613  1643-1645 1657-1660 1675-1679 1700-1700 1709-1719 1788-1790 1808-1809 1814-1818 …勿論この間も細かく小競り合いしてます。 逆にここまで来ると、喧嘩してない間何してたか知りたくなるよね( ̄ロ ̄;) そして三十年戦争からはデンが98%敗北。 戦場にいない間のデンは、殆どスー家の監獄に捕虜としてぶち込まれ、鉄格子の中で笑いながらスーを挑発してるイメージ。 ストックホルムの監獄を第二の我が家にして、あれ食いたいのこれ足りないのとスーに我儘放題で甘え、捕虜としての分をわきまえろと怒鳴られてたら可愛い。 2016年OECD世界学力調査PISA(読解 化学 数学)でデンは数学は北欧5ヵ国中トップ。化学もフィンの次点でノーベル組より上。 商人ゆえ実は理系学科に強いデン。単なるアホだと見くびっちゃいけません。 フィンは総合世界3位で北欧内でもダントツ。流石優等生。 フィンメソッドは我が国でも注目され始めましたね。でもエストも菊さんも負けてないよ! 忘備録として追加しました。ご自由にお使い下さい。
    34,045文字pixiv小説作品
  • Arvefjende(宿敵)

    A Midsummer Night's Dream

    題名は「真夏の夜の夢」。シェークスピアの、恋人同士が複雑に入れ替わるコメディ。 ヴァイキングっぽいノーベル組VS白鳥組を書きたくて。 でも舞台は現代日本。 リオ五輪の時、うだるような暑さの中書いてました。 ●「毒蛇」云々はデン国のヴァイキング、ラグナル・ロズブロークの伝説。 9世紀、ちびあんがぴょんぴょん大暴れしてた頃。 三日もお預けなんて耐えられません♡殺され方までどことなくHぃ。 ディヴェゲは、折檻王(クリスチャン二世)の愛人。 ●面白ヴァイキング列伝 スー国「アディルス王」6世紀 デンに戦で救われた後、約束した恩賞を未払いした為、怒ったデンに城に攻め込まれ、宝物を奪われ逃走された。 そのデンを討伐すべく追撃したものの、デンが試しに奪った金貨をばら蒔いてみると、それを拾うのに王筆頭にスー全軍が熱中。 敵を追うのすら忘れたので、デン軍から「超ヒくわ」とバカにされた。 ノル国「血斧のエリク(エリク1世)」8世紀 兄弟たちに王位を奪われまいと、次々殺戮してって名のついた、伝説の残虐系ヴァイキング。 個人的には、親父(ハーラル美髪王)のパイプを斧でカットする方が、兄弟殺しより楽だったんじゃないの?と思う。 結論:幼少期からデンは女好き、スーはしみったれ、ノルにはドSの素質がw ああもう可愛いなぁ北欧。 ●舞台裏暴露するとこのネタ、昔放映されていたサッポロ黒ラベルのトヨエツ&山崎努のCMをYoutubeで見てリスペクト。2000年だから16年も前のCM… 北欧BIG2に弟たちが呆れるほど大人げない争いを演じてほしかったw 見た目も年齢も大人なこの「宿敵」どもには、現代になったら、下らないことで年がら年中ヴァイキング時代の本気で争っててほしい… 来年の夏はラムネの型抜きで競うスーデン書きたいw 我が国日本さんは一見非力で温和な爺様の癖に、実は超怪力の印象。 ●小説内では「昔の差別&侮蔑用語(めくら滅法、売女、等)」を、意味を理解した上で使用してます。文学用語だと思ってるので。 ただ「外人」は「外国人」の略で、差別的な意味は皆無。外国人でも日本人でも、語源も調べず差別用語と思い込んでる人いて超迷惑… ただ国籍が判明した後もずっと使われ続けることで、排他的だと感じてしまう人もいるらしい。 ●「ひとこと」に、北欧史(含む世界史)に興味が向いた方にお勧めの動画をご紹介させて頂いた。時系列で見る西洋の領土分布図と、時系列で見る西洋史の戦争。 スーデンは下剋上の歴史、カルマル時代から割とスーはデンと互角、ってこれ見たら納得頂けるかと。 世界史の授業で役立つのでマジお薦め。北欧領以外のヘタファン様にもお薦め。 ●「ソ連 ムーミン」で画像検索してみよう。 Youtube「Муми-дол. Лето в Муми доле」で検索すれば動画もあるよ!インパクト甚大(~_~;) 「ソ連 プーさん」(Vinni puh)超可愛い♡ ソ連の独特なアニメ感性愛しい。チェブラシカもロシアじゃなくソ連。 ●そう言えばノルやフィンはヘビメタなんだろけどデンはジャズ。 粋だねお兄さん。デン国では毎年大規模なジャズフェスが開催されます。 ルイ・アームストロングのライブ録音もコペンハーゲンでの演奏が最古とか。 戦前ジャズの傑作、チャーリー・デイヴィスの「コペンハーゲン(1924)」。 古き良きデン国の下町風で軽やかな空気を感じる… 悲惨な過去の歴史を感じさせず陽気で軽快。デンの国民性をちゃんと反映してる。 こんな雰囲気の時代色というかセピアを行間から感じる小説を書きたい… 書く時意識はしてても、読者様に伝わるかどうかは私の能力次第… ●最近知ったけど海外では名がまだないキャラにも全て人間名を付けてる。 デンはMatthias Køhler。 確かにこれで検索するとデンの二次創作画像続々。マティアス・クーラとでも読むのかな。 正直、スマート過ぎて意外… スーの人間名が「鵙屋宗右衛門」みたいな物々しい名で、それはそれで違和感あったけど、なるほど太古からいたキャラならそうなるか、と思ってたらデンの名が「翔」だった位の衝撃。 私は自分の小説では、古代の王の名を取った平凡な名(勿論現在も使用)を「Freyja’s tear」で初めて用いたけど、実際私の書くのは史実ベースなんで… 第一、こんなcoolな名のヴァイキングいたらどうしよ… ●コペンハーゲンのグラズサクセ市は台東区と姉妹都市。 …えっ!?(出身者起立) オーデンセは千葉県船橋市と姉妹都市。 …あっそれでアンデルセン公園!(納得) デン国直輸入グッズもここで買えそう。北欧行って買いたいけどすぐは無理!って方はいいかも。私は物より旅と本ですが… 他にもネットで調べたら、北欧との姉妹都市(北海道・愛知・茨城・滋賀・秋田・新潟・青森・埼玉・宮城などに)幾つもありましたが… ショックなのはそのサイト、デンを北欧枠から外してたw(アイスは日本との姉妹都市自体なし) 北欧理事会…デン家で開催されてるのに…不憫な子(泣) ●デンの人生が特別寄宿生から屋根裏の女中へ転落した「小公女」だとしたら、フィンは「牧場の少女カトリ(ヌオリワーラ作)」。 読むとヒロインがフィンそのもの。幼い頃から貧乏で、金持ちの屋敷を転々と奉公、家でも居場所がなく苦労して苦労して。でも大変な努力家ゆえ、最後に幸せを掴みます。 日本で言えば「おしん」?今あまり見ないキャラ… この二国の組み合わせ、大好き。 ●文学はその国の未来を牽引するとか。 「マッチ売りの少女」が死の直前に叫ぶ台詞「私も天国へ連れてって。この火が燃え尽きたら、お婆ちゃんだって、暖炉やツリーみたいに消えてしまうんでしょ?」 デン国でこれ書かれたの、ノルが割譲された時代。 暖炉やツリーを「スー フィン ノル」という言葉に差し換えると、絶句… それでもどん底の中「人生は一篇の美しい童話」と書き残したアンデルセンは、デンを世界一幸せな国へと導きました。 ※此方 実は新作ではなく、既にupした作品を私のミスで完全削除してしまった為、根性で記憶から興し再現した物です。 以前BMや評価を下さった皆様、本当に申し訳ありません。 作品が復元できた今、それが戻らないのだけが非常に悲しいです。  削除の際チェックすべきBOXを誤り、一瞬で400字原稿用紙600枚強の作品(オリジナルで控え無し)を一瞬で無にしたと気づいた時には、頭真っ白。 消したい作品(非公開の下書きメモ)にチェックしたと思い込んでしまうと、削除確認画面に、該当作品名が出て来ない。 皆様も、作品を削除する際は細心のご注意を(>_<)  新作のため、構成や情景が脳に残ってたのが勿怪の幸い… 2~3個前のだったらアウトだった… 自分の作品なら早いうちなら割と再現可能。 消しちゃった場合も落ち着いて、思い出せる断片から書き出してみましょう。 こんなアホゥの作品を、再度お読み下さりBM・評価・コメント下さった皆様ってば、天地を司る方々…(泣) もう二度と消しません、そして次回作頑張ります!
    25,296文字pixiv小説作品
  • Arvefjende(宿敵)

    Midas touch(前編)

    大北方戦役の史実ベース。前編後編に分かれます。 直截的な表現はないですが、性暴力を連想させる場面があります。 精神的にもキツイ話かと思いますので、気の弱い方は避けた方が無難。 R指定は…私は、15歳の時この程度なら読んでました…  これダメなら、安部公房や寺山修司も、中学・高校じゃ読めないと思う… 使用した史実 ・北方同盟結成(露・波・丁) ・典、丁本土を奇襲(丁の敗北) ・芬「大いなる神の怒り」の時代 ・典VS丁、ヘルシンボリの戦闘(丁の敗北) 題は、ギリシャ神話のミダス王の「触れた物全てを黄金に変える能力」を表す英語。ミダス王は「王様の耳はロバの耳」の王でもあります。 「The Queen of Spade」「砂」「Midas touch」の順をお勧め。時代順です。 権力が確固なものになるにつれ、次第に狂気に陥ってゆくスーがより鮮明になると思います。 だからってスーが悪い訳でもなく、戦乱の世、強豪の中で新興国が足場を固めるとなれば、避けて通れない道です。 デンの建国が800年代、スーの独立が1200年代、凡そ400歳違い。 大北方戦役 別名「中二な王たちの集い」。 ピョートル1世(露 別名「抜歯王」)以下 ピヨ アウグスト2世(ポー 別名「鉄腕王」「庶子365人王」)以下 アウ フレデリク4世(デン 別名「フツメン」)以下 フレ VS カール12世(スー 別名「熊殺し王」又は「お前ホントは6世だろw」)以下 カル あら~魑魅魍魎揃っちゃった。怖うぃ。特に唯一「人類」であるフレの立場が。 どんな面子かは、前の話のキャプかこの小説参照。 上記三人で、ムカつくカルを凹ろう!と同盟組んだのが発端(つか、ピヨがスー家の不凍港欲しかった)。 15歳のカルを、26~27の青年三人で〆るって酷くね?なノリの記述多いですが、11歳で熊を一撃で殺った紙一重。しかもスー国もこの時代がピークだった上、それ以前に色々してたからそうなった部分も。 同情出来るかどうかは各自ご判断を。 最初にアウが、次にピヨがスー国を襲撃すると、カルの都市襲撃準備中だったフレを、カルは手始めに意表をつきフルボッコ。砲撃の音を「これぞ我が音楽!」と笑いながらです。 歴史ファン的には、若者の快進撃かっけー!って思う人多いらしいんですが、私はドン引き…ヤだ、こんな中二な15歳。一番弱い国狙って、人射殺しながら「これこそ俺の音楽!w」て… 「北方のアレクサンドロス」とか「熊殺し」「流星王」って異名自体、哀しいまでの中二だなと思ってたら、中身も調べれば調べる程中二でした。でも早熟な武勇の大天才。 「織田信長を彷彿させる激しい気性」と「物語 北欧の歴史」の著者、武田龍夫氏は表現。 怯えたフレは一旦戦線から引きますが、ピヨに説得され仕方なく再度出撃。100戦中98敗(それも氷上侵攻からキールまで!)してる相手にです。熊に向かわされるビーグル犬のようで切ないフレ。カルは戦の間中、暇さえあればフレを捕まえて虐めまくった。 …この大北方戦役、調べるのも書くのも精神的にキツかった。デン王もデンも、深窓令嬢のまま零落し「熊」と対峙してて。 恐らく、長男どころか国としてのプライドもズタズタだったと思う。「小公女」の一番キツイ場面がひたすら続く感じ。 またこの時代、フィンは「大いなる怒りの時代」に突入。 スーの家の本土決戦を避けるための緩衝材として、属州であるフィン家が利用され、露っ様とスーの二強国の戦場となり、焦土と化しました。 一方でデンとノルは「双子の兄弟国」(百瀬宏著「北欧史」)。大変良い協力関係を築いています。 スーにとっては、北欧の兄弟全員を敵に回した時代。 苛立ちのはけ口としてデンは最適だった…と。 フレは闘いの最中、スーの民間人の思わぬ人情に触れホロッとしたりします。久々に感じた「人間」が、敵国人だったことに胸打たれるフレ。 正気と狂気の入れ替わった時代には、そんな感傷的だと国を取られてしまう「愚王」とされます。 でもデン国人たちはそんなフレをひたすらヨシヨシ。 税金マンガのデンの上司も部下も、税金の「ぜ」の字も言えずに帰ってきちゃったデンにも、ノルにも優しいけど、デン国って常時あんな感じ。 そりゃ負けちゃうよね… スーの方の上司や部下はこの頃、逆に目に険があり筋骨ムキムキな筈です。 本文にあるように、カルとフレは従兄弟。アウも彼らの親族。 ピヨの個性が強烈過ぎ、大好きなポーちゃん今回割愛しちゃった(泣) 北欧中心なので登場させませんが、この時代、スー側のオスマン帝国(おっさん)の上司アフメト3世は男色家。 もう妖怪選りすぐり。泣くなよフレ… ~大北方戦役 会議~ ピヨ:フレってマジ虚弱だな~ アウ:蹄鉄も鉄皿も曲げられないなんてな~ フレ:すぃません… カル:なのに俺より上座にいるのが気に食わねえ(熊肉食いながら) ピヨ&アウ:(あ… 席次は王家の長い順だからな…) フレ:ごめんね、カール6… 12世君。君が上座でいいから… カル:おい、北の咬ませ犬。…貴様今、俺を背後から殴るようなことを言ったろ!(ボコる) フレ:えぇー何で?! …ピヨ助けてぇ(泣) スーへの書き方酷くね?と思ったら北欧史へGO。 デンが味わったのは、度重なる奇襲と98%の敗北率。 鵜呑みは当然厳禁ですが、デンについて独り歩きしてる「折檻」イメージ程には、不自然じゃないと感じると思うYO。 故意にデンの蛮行を省き、スーを残酷に描写している訳でもないです。 北方大戦役より大分先の話になりますが、1772年デン国は「ストルエンセの処刑事件」を起こします。この時はデンの最も悪い部分が出てしまった。 統合失調症の王クリスチャン7世に嫁いだ英人の妃が、独(神聖ローマ)人の医師ストルエンセと不倫の恋に落ち、しかも彼が政治的野心を持って狂王に近づき、政治を牛耳ろうとした為、国王好きな(反動で独人官吏に常々敵意を抱く)デン人たちに文字通り八つ裂きにされた為、中世的蛮行だと世界から非難されました。 ストルエンセは良い改革案も沢山挙げ、惨殺されるほどの悪事はしてません。 ただやり方が強引で、伝統を切捨て枢密院や衛兵を廃止し、周囲を敵だらけにし、改革案も躍進的すぎた。 躍進的な割には自分の悪口言う奴を次々弾圧したり、矛盾もあったしね。 伝統を重んじる古都なだけに、独人のしゃしゃり出はデン人に猛烈に嫌がられました。 古都って「不便だけど困ってないから百年前のままでいい」と、改革に引腰になりますよね、日本でも。 大英不憫君とこもそうですが、どうしても、次男より長男の方が伝統を重んじ、逆を言えば時代遅れに陥りがち。 …つかストルエンセKY過ぎ(終)。 でも彼の挙げた改革案は彼の死後、全て導入されました。 無邪気な狂王は、処刑後も友人ストルエンセを探して王宮内を歩き回り、後に彼を偲び「助命してやりたかった」と書き残しました。 敵国の民間人への虐殺などの総数は断然スーより少ない(有史以降の話)。 何といってもデンは弱小国。 乱世になれば勝利した国ほど、多くの名もなき屍を礎にして建ってます。
    16,663文字pixiv小説作品
  • 【北欧長男組】ある日の午後のブルーベリージャム

    雨の日のカフェで、不機嫌なスーさんと上機嫌なあんこがだらだらするだけの話。たぶん丁典。(2010年)
  • 【腐向けAPH】ヘタリアいろいろ詰め合わせ【NL/BL】

    ヘタリアのCPいろいろ詰め合わせです。BLもNLも混ざっていて、内容の温度差もいろいろなので、目次を参照してくださるとありがたいです。 古の同人サイトに掲載していたものです。読んでくださった方、その節はありがとうございました。 1ページ ナタイヴァ。仕事の合間に二人きりでお昼を食べる話。 2ページ 冬将軍とイヴァン。やや暴力。ひまわりに焦がれるイヴァンに苛立つ冬将軍の話。 3ページ 朝菊。距離感を図りかねているのにそれでも近づきたい二人の話。 4ページ イヴァ耀。ハグフレンドな二人の話。会議中にいちゃつくな。 5ページ アルアサとシーくん。アルフレッドにだけ臆病になるアーサーに苛立つシーくんの話。 6ページ デンス―。とても暴力。とにかく殴られるスーさんが書きたかったという話。 7ページ ローマ爺ちゃんとフランシス(=ガリア)。ガリアの不可侵な美しさの話。 8ページ 菊ルート。やや暴力。菊に首を締められるルートの話。 9ページ 菊ルート。やや暴力。上の続き。菊の地雷を踏んだせいで絞められているルートの話。 10ページ バッシュとリヒテン。二人で朝ごはんを食べる話。 11ページ 女王とアーサー(フラアサ)。フランシスとの仲を女王に心配されているアーサーの話。 12ページ バッシュとリヒテン。短い会話劇が二つ。 13ページ ギルロデ。ローデリヒがシャワーを浴びている時にでくわしてしまったギルベルトの話。
    16,359文字pixiv小説作品
  • Arvefjende(宿敵)

    Freyja's tear (後編)

    前編に引き続き。 見てて思わず「カツオ―!(叱)」と叫びたくなりそうな女の子デンと、何気で青春なフィンと女の子デンの女子トークに、ロマンチックが止まらなかったのと、スーさんのジュストコール姿をジュストコール姿を、見たいな~と思ったのと(大事なことだから二度言いました)。 前キャプに書いた通り、史実では、デンはプー様にはボコられる一方。 後に、シュレスウィヒ=ホルスタイン戦争では酷い目に遭わされます。 そんで、この場を借りてちょこっとだけ仕返しw プー様ごめんねぇ… バス上がりエピ冒頭部は、私の友人の実話。 トップレスで堂々と居間に入ってったら、お客様(証券会社の男性二人)とお母様がいたそうな(T▽T) 前の話でデンが子猫二匹連れてましたが、これは女神フレイヤが二匹の猫に引かせた車に乗って移動するため。 大北方戦役(18世紀初頭)は、ルイ14世の時代、図らずも時代はロココに突入し始めた頃。女の子デンの服装はロリータ。 突然現れた女の子デンを、娘が出来たみたいに大喜びして、着せ替え人形みたいに何度も着替えさせて楽しむ、マジお母さんなフィンと、止めてくれると思いきや、結構一緒に楽しんでるマジお父さんなスー、嫌がって涙目のデン、見てみた過ぎる…( ´艸`) 丁国は元々、女の子でも良かった気が私はしてました。 赤が好きハートが好き、アンデルセンに代表されるメルヘンが好き、お洒落な家具やデザインが好き、お料理上手。 街並みやコイン可愛い、伝統工芸はフレンステッドモビール。明るく楽観的で社交的。勝気な割に騙されやすく、誰かに泣かされるとつい人に頼っちゃう癖。 でも強引にモノにされかけると「この場で死にます」と言い切る誇り高さ。 お嬢様なんです。 男から女へ、世界初の性別適合手術を受けたリリー・エルベはデン人。 「リリーのすべて」という映画になってます。 アイス君を出せなかったなぁ。まだこの時代はアイス君小さすぎて。 負け男デンの男前エピを、もう少し輪郭をはっきりさせた小説にしたいんだけど、デンの男前期って大体一人きりの時で、絡む国がない。 「薔薇」もだけど、どうしてもオリキャラを設定し、それとの絡みになってしまいます。 一人で頑張る国って難しいね。 デンは関わった国が多い割に、一人になった時の方が真の力を発揮する国。 私は日丸屋様の、ノルとデンが一緒にいて、デンだけがどこか遠くを見ている一枚絵が好きです。 そのデンの横顔を、じっと見つめているノルも好き。 多分デンって、スーやアイスと一緒にいる時も、ふと気づくと心だけ旅立って、無口になってる瞬間があるんじゃないかと。普段は笑顔で元気で、騒々しい位でも。 デンがいつも探しているのは、遠い空から降って来るっていう「幸せ」ってやつかも。 故・西岡恭蔵の「♪俺のあんこは、煙草が好きで~」の「プカプカ」って歌大好き(^▽^)あっちは「あん娘」だけどね。 私個人のイメージとしては、デンは、西欧と北欧の蝶番という難しい立場の中で「一見愛想良く見えても、誰にも迎合しない国」なので、別に特定の国とどうこうなる必要も無いと思う。 ノルとも深い友情のまま傍にいるだけでも、充分素敵かな~なんて。 スーに踏み込まれると「俺は根城で果てる」と突っぱね、外国人に王を傀儡にされそうになると、残酷なまでのかたくなさで討ち払う。 占領されると一見従順を装いつつ、ホロコーストの罠にデン一国だけが騙されなかった。 良くも悪くも一番大事なことは人の意見を借りず、いつも自分一人で決めてきた国。 本当の意味での「おバカ」ではなく、子どもみたいに純粋だったからこそ、肝心な時に「王様は裸だ」と気付けた国なんじゃないかと思ってます。 スーについては、黒歴史部分を知ってから、なんて人間的な国だろうと思い、逆に大好きになりました。 イメージが「北欧の貴族」「マイホームパパ」だった時は、正直そうでもなかった。カッコいいだけの国って好きじゃないんです。 スーにとって大北方戦役の頃は、最後の「栄光の時代」。 でも、どうも私は「平和じゃない」時点で、幾ら勝ってても輝かしい感じはしなかった。 デンもスーもこの時代、可哀想だったと思います。 大北方戦争の特にスコーネ戦では、北欧史上で最も大きな犠牲者が出ています。 スーも栄光からの没落が目前、まさに「神々の黄昏」。 このすぐ後、フィンのカレリア地方は露っ様に割譲されてしまいます。 スーの富国強兵ぶりは、三十年戦争のトルステンソン将軍の兵法を見ると、強烈。 平民出身だったトルステンソン氏がどんな人だったかと言いますと、 ・軍隊は残酷な程の規律によってのみ、まとまると考えていた ・担架の上から、兵士たちを恐怖支配 ・人気を得ようとは、少しも考えていなかった ・兵士の間には彼への呪詛の声が満ち、陰では「殺してやる」と言う者もあったが、指揮が完璧なので、誰も実行しなかった ・兵士の給料を取りやめ、報酬は敵国の一般市民(主に農民達)から略奪するよう指導、軍費を節約した ・一般市民への虐殺・暴行は、兵士たちの英気を高めると考えた 三十年戦争の頃のスー軍では、民間人虐殺は必要に迫られてというより、一種の「スポーツ」。ウェッジウッドの「ドイツ三十年戦争」等、その表現で書かれた文献がちゃんと存在します。 これと仏兄さんの和平妨害工作とが凄すぎて、神羅君滅びちゃったんです。 デンもこのトルステンソン軍に宣戦布告なしに攻め込まれ、ズタボロに。 北の獅子ことグスタフ・アドルフに仕えたトルステンソンは、後のカール10世(氷上侵攻の…)にも兵法を伝授、代々その猛烈な闘い方はスー国に引き継がれてゆきます。 …こんな中で育ったら、カール12世も歴代のスー王たちも、勿論スー自身も、相当プレッシャーだったんじゃないかな。スー王の殆どが最期は戦死か暗殺だというのも納得。人が人じゃいられなくなっちゃいそう… 逆に言えば、ここまで猛烈だったからこそスーは、僅か100年足らずの打ち上げ花火のような栄光の時代を掴むことが出来たのです。 「華やか」「カッコいい」ばかりで片付けられない、スー国の「勝利の歴史」の裏側。 兄弟争いが最も泥沼化していた暗い時期、つかの間のオーロラの光のような、儚いけど幸せな時間があったなら、と思い、こんなお話になりましたが、あまり誕生日には相応しくない終わり方になってしまった… 北欧5は未来(現代)に、和睦と平和が待っていることが、救いです。 明るい話を書こうとするとシリアスに、シリアスに書こうとすると崩壊してしまうのが、私クオリティ…TT スーさん、お誕生日おめでとう^^ 私の小説を題材に、素敵なイラストを描いて下さった方、嬉しいです! 読んで下さった方の北欧史への興味や次なる創作のきっかけになればと思い書いてますので、そのような利用法であればお気軽にご利用下さい^^
    19,730文字pixiv小説作品
  • 【リクエスト】部屋から怪しい声が聞こえる【折檻組】

    久しぶりの相棒からのリクエスト! 微妙に腐った表現あり。 スーさんの方言ほんと未だにわかんない…。 私がデンノルに生きてるからかそっちの香りもするけど…気にしない気にしない。 ほぼノル君目線です。
  • 【女体化】歪んでるけど純情

    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10495538/https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10517926のつづきでありひとつのエンディング、性別以外https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10491794と同設定北諸謎の現代家族パロでした。表紙画像はhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=47425989よりお借りしました。タイトルは某アンソロより多大な影響を受けてしまい本当に申し訳ない。
  • Arvefjende(宿敵)

    横笛(後編)

    最終編です。 舞台は、第二次カール・グスタブ戦争。 性暴力表現はありますが、直接的な表現は使っていません。 ●「我らの心はただ一つ」これは、この時使われた実際のデン国のスローガン。 スーがデンにした、包囲網を組んで兵糧攻めにする、眠らせないよう総攻撃のふりを繰り返す、軍服の上にシャツを着て近づく…全て史実。 デンが自分の首都郊外に放火したのも、要塞の壁を凍らせたのも、史実。 これらはデンの歴史教科書に記述有り。 まるで子ヤギを狙う狼が、前足に粉を振りかけて接近した民話のように、軍服の上に白シャツを着て雪と判別つかないようにし、市民たちの隠れている凍った要塞の壁を這い上がろうとしているスー(軍)を想像すると、戦慄します。 何という激しい執念。 スーの総攻撃の日、スーデン双方に多くの死者を出し、コペンハーゲンは地獄と化します。死者総数不明。 ●この話は第二次CG戦終了と共に終わってますが、この後もスーは再びデン攻略案を練り直し、そこでカール10世が熱病で死に、やっとお開きに。 スーがこの間に背後で失ったものは、驚くほど甚大。欧州各国からも国民からも非難轟々。 デン教科書には逆に、それについては触れてない。 何故こんなに10世がデンに執着したのか、イタコでも呼んで訊ねたい所。 私の話では「祝勝会でデンに侮辱されたから」っぽく書いたけど、史実じゃないからねw スー国は歴史を知るまで、福祉とノーベル賞と平和路線の国というイメージが堅固だった。 こんな激しい過去を持つ国だとは知らず、知った時には度肝抜かれました。 私はこの時代のスーに一番、男としての色気を感じるんですが、どうでしょう? 今の、ラゴムな北欧貴族でマイホームパパの印象とは、桁違い。 残忍だけど、物凄く自分の気持ちに真っ直ぐでみっともなくて、愚かで純情。 花たま夫婦もノルデンも可愛いけど、あくまで「おまけ」って感じが。 青春期の心身焼き焦がす激しい恋愛と、落ち着いた頃のお見合い結婚位の温度差。 完全燃焼し、互いに大火傷もしたからこそ、スーとデンは逆に今は大人の友人同士として、恋愛感情一切抜きでいられるんじゃないかと。 全欧州が実力を認めてくれても劣等感に苦しみ、デンという「兄」に自分の存在を知らしめることに、異様なほど固執したスー。 欧州の起源は俺だとか、王の数を誤魔化すとか、理知的で福祉の国でストイックなスー国が、中世後期~近世頃にはこんなにイキがってたのか、なんて人間らしくて魅力的なんだ…と思ってしまいます。 ●スコーネはスーの元に留まりますが、今なおデン語圏。 同じくロスキレ条約でスーの所有になったボーンホルム島は大反乱の末、2年後の1660年、デンの家に帰ってしまいます。 ●現代では、北欧のビックブラザーといえばどこの国でもスーを指すのでは、と思う。 デンも自国の歴史の長さは誇りにしつつも、スーの圧倒的な存在感は認めている感じ。 日本の東京と京都みたいな関係性かな。 ●デン国の「折檻王」クリスチャン2世についてですが、才気煥発な反面、大変な乱暴者でした。 だからこそ「ストックホルムの血浴」を起こしたけど、貴族には暴君だったものの、単なる悪人ではなく、実は農民たちには人気がありました。 …Wikiには暴力的な側面しか書かれてませんが。 この「折檻王」は、市民階級の側近たちの助言に耳を貸し、農奴の売買を禁じ、蘭人を呼び寄せ、農民に園芸農業を教えさせたそうです。 デン貴族は、自分たちもスー貴族のようになるのではと恐れ、王を追放しましたが、デンの農民階級は、追放に乗り気ではありませんでした。 農民たちは、貴族の陰謀により都を追われる王を見送る為に、大挙して港に詰めかけ、クリスチャン2世が帰るまでは、他の如何なる王にも首都の門は開かない、と誓いました。だが王が再び帰ることはなかった、と。 王は、自分がスー貴族を罠にかけたのと同じく、自身も罠にかけられ幽閉されました。代わってデン国を統治したのは、叔父のフレデリク1世。 父王ハンスは「市民感覚の解る王に育てたい」と、貧しい製本屋に幼少期のクリスチャンを預けました。桁外れな暴れ者ですぐ追っ払われましたが、父の思いは根づいていました。 …単なる、斧を振り回す情緒不安定のドSではなさそうですよね。 多角的に見るからこそ、史実は面白いのです。  ●親分家の画家ゴヤの描いた「我が子を喰らうサトゥルヌス」。幼少期に家にあった画集で見て以来トラウマ。ローマの神。 ●デン国のナショナルリベラル期に書かれ、ヒッピー文化が入ってくる60年代まで使われていた歴史教科書の特色として、一つにはスーとの宿敵ぶりが綿々と書いてありますが、それ以上に際立つのが独圏への憎しみ。 シュレスウィヒ=ホルスタイン戦争後は、独語なんか末代まで話さないと口々に言うデン人たちに驚いたと、日本でも岩倉使節団の一人が書き残してます。 現在は、独様との間に橋かけようとしているデンですが、朝起きたら窓の外にナチス兵がいた、って経験を持つ方々が、今もご存命。 そしてノルへの深い愛情。ノルがこんなことをして凄かったカッコ良かったと、これでもかと書きまくり。あぁうざい、でも可愛い。 また愛国心高揚期の教科書にも、カルマル戦争後、スーの破壊された市を再建してやったこと、氷上侵攻で敗北した後にスーの戦勝会を自国で開催したことについては、デンは一言も触れてません。 WW2でユダヤ人99%救ったことも、勿論書かれてない。 デンは「自分大好き」だけど、善行を吹聴するのは嫌いなんじゃないかな。 ●敵の戦勝を祝うような心の余裕も、このカール・グスタブ戦の後からはかき消え、精神的外傷を負った(本当に北欧史にそう書かれてる)デンは、捨て身でスーに突っかかるようになります。 この後のカール11世の時に起こったスコーネ戦ではデン軍5000人、スー軍3000人の犠牲者を出す泥沼戦争に。そしてデンが敗北。 スーの、デンへの執拗な追い回しは、スー自身をも破滅の道へと誘い、露っ様にフィンを奪われ、バルトの覇者の座を失います。 デンの「身内全員と離れ、他人と暮らすことになる」 WW2で、ナチス率いる独国に5年間、デンが囚われの身になる事を指します。 あれほど、スーが血眼になって追い回し、ボロボロになっても陥落しなかったデンが、その頃まだ存在すらしてなかった独国(√君)に僅か3時間で降伏。 そしてその時、スーが「正しい方法で」ユダヤ人引き渡しを迫られた「宿敵」に救いの手を差しのべ、初めて心からデンに感謝される。 そして現在は、何だかんだ橋をかけるほどの仲で、両方が平和な中立国、そして幸せの国として穏やかに手を繋いでいる。 神様の書いたこの脚本の前には、どんな精巧な創作話も色褪せてしまいそうです。 ●史実に合わせ、今回は「砂」で登場させてたノルを出さず、代わりに史実で最後にデン救出に来るポーとリトとを出しました。 ●最初に書いた通り、この話は源平合戦の「一の谷の戦い」を意識し、前篇を「鵯越」後篇を「敦盛の最期」から受けた印象を用いました。 従って「総攻撃の前夜に聞こえてくる笛の音」部分は、あくまで創作です。
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折檻組
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