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概要

少女の空想庭園を発端とするcosMo(暴走P)のシリーズの一つ。VOCALOIDキャラが殆ど出ず、オリジナルストーリーを背景として作られた楽曲、特にタイトルに「空想庭園」が入る曲やイラストに「少女の空想庭園」のロゴがある曲等がこれらに分類される。

星ノ少女ト幻奏楽土をはじめとした他シリーズと密接に関係している。

一部の曲は公開の後にシリーズに組み込まれた。

CDとしては以下の3つが存在し、いずれもパラレルのような関係になっている。

  • 2008年12月29日『少女の空想庭園』 - VOCALOID CD。「鏡音レンの暴走」「ウタハコ://K」等の本来はシリーズ外の楽曲も含まれている。
  • 2009年3月25日『少女の空想庭園+(プラス)』 - cosMo×真優によるコラボ。
  • 2015年12月23日『少女の空想庭園 ~幸せな庭園より愛をこめて~』 - ドラマCD。同年の小説版『少女の空想庭園 ~わたし"たち"のファンタジア!!~』をベースにしている。

2015年の小説版&ドラマCD版は世界観が新たに設定され、電波少女な物書きの姉・時森ハル(CV:花守ゆみり)と、皮肉屋だが社交的な妹・時森ナツ(CV:伊藤かな恵)の双子姉妹を主人公にした物語で、ハルが「少女の空想庭園」、ナツが「園庭想空の女少」を元にしたキャラクター性になっている。

二人は小説投稿SNS「アトリエスタ」にて、共通PN「春夏」で共作小説『シータ』(CV:能登麻美子)の連載を始めるが…。「Dr.リアリスト」(CV:置鮎龍太郎)も物語に絡んでいる。

特設ページ

曲目

1.ミクとピアノとファンタジィ

CD収録版が「ネコとピアノとファンタジィ」と改題され、歌詞の変更とともに当シリーズに組み込まれた。

歌詞の一部がアレンジされて消失シリーズの「初音ミクの暴走(LONG VERSION)」に使われた。

2.Θ

「Θ(シータ)」と書いて「かぷせる」と読む。

後にリメイク版の「θθしにたがりにつけるくすりθθ」が登場。

とある異国ではやっているという

服用すると、空飛ぶ魚が見えるというドラッグ。

こんなクスリが出回るもんだから

いつからかこの国の人々は

生に対して執着がなくなっていきました。

3.少女の空想庭園

当シリーズの発端。英題は「The fantastic garden」。

後にリメイク版の「少女の空想庭園レプリカ」が登場。

4.園庭想空の女少

「少女の空想庭園」と表裏の関係にあり、読みは「Anti the fantastic garden」。

どちらが表でどちらが裏か、それは誰にも分からない。

2008年最後のVOCALOID殿堂入り作品。

5.ミヤコワスレ

月明・昂揚・乱舞」の前日譚。

副題は「Anti the fantastic garden Story2.2

この二つを読めば、歌詞の理解が深まる。

6.空想庭園依存症

「園庭想空の女少」のエピローグ。

英題は「Fantasy Dependence」だが、副題は「Anti the fantasic garden Epilogue」となっている。

歌詞理解のために

後にリメイク版の「空想庭園依存症レプリカ」が登場、そして同時に「?ー???」も…?

「焼畑農業なのかもしれない。」

「そのやり方、間違いだとは思わないけど、尊敬はできない。」

両方とも親しい人が言ってた言葉です。

まったくそのとおりだと思いました。

人材も才能も無限じゃあありませんよね^ ^

7.廃都アトリエスタにて

CD『BPM200以上はおやつに含まれますか?』に「幸せな街の時計台より愛をこめて」と改題され、星ノ少女ト幻奏楽土シリーズに組み込まれたアレンジバージョンを収録。

冬になるとスピードが落ちる仕様です、寒いですからね。

8.ストーリィ×テラー

当シリーズそのもののエピローグで、「空想庭園依存症(Anti the fantastic garden Epilogue)」と対になる楽曲。それに関連して、「The fantastic garden Epilogue」とも呼称される。

GUMIバージョンは小説版に合わせて投稿され、歴代の各世界観も包括したPVになっている。

cosMo×真優CD『少女の空想庭園+』収録

??.恋泥棒とレモン色の月

??.トゥインクル・トゥインクル・プリンセス

??.放射系魔法少女ラジカルペイント・アグレシヴ

ボーカロイドにオリ曲を喋ってもらったシリーズに属する「ラジカルペイント」の派生。

??.ループする初恋

??.月明・昂揚・乱舞

ミヤコワスレ」の後日譚。

??.深海の街

星ノ少女ト幻奏楽土における<街>と酷似した状況となっている。

後に「廃都アトリエスタにて」にメロディーが引用された。

ドラマCD『少女の空想庭園 ~幸せな庭園より愛をこめて~』収録

??.破壊と創造の空双庭園

世界なんて壊れてもまた作り直せばいいじゃない。

ドラマCD版のエンディング曲。

黒猫アンティークも関わっている。

関連楽曲

??.電波少女と空想庭園

当シリーズの設定を取り入れて作られた、星ノ少女ト幻奏楽土シリーズの楽曲。

「トゥインクル・トゥインクル・プリンセス」(cosMo×真優)や「少女の空想庭園」のフレーズが使われている。

??.θコトノハθカプセルθ

「Θ」の派生曲。『SOUND VOLTEX Ⅴ』に収録

??.新世界

当シリーズと消失シリーズの両方に関連する楽曲。インスト曲となっている。

??.ANTI THE∞HOLiC

副題は「反式永遠円環依存症」。

星ノ少女ト幻奏楽土シリーズの「Dr.リアリスト」に登場した2人の娘、ρ(ロー)とλ(ラムダ)が歌っている。

当シリーズと消失シリーズの楽曲「∞-TrueEND-」の両方に関連する楽曲で、当シリーズの一つの区切りとなっている。

??.Hyper∞LATiON

『「少女」による「∞ -InfinitY-」の二次創作』という設定の曲。副題は「ENDLESS」。

??.Infinite∞HOLiC

最終鬼畜全部ラスボス。副題は「永遠円環依存症」。

「オリジナルコース」と銘打つ通り、暴走Pの曲の中で特に歌いづらい4曲(「0 -ZERO-」「ANTI THE∞HOLiC(反式永遠円環依存症)」「∞-InfinitY- (True END)」「HYPER∞LATiON(ENDLESS)]」)をショートver.でまとめたメドレー。

??.Anti the EuphoriaHolic

星ノ少女ト幻奏楽土シリーズの小説化記念に作られた。「ANTI THE∞HOLiC」の派生曲。

ルカが読み込み不具合でお休み中のためIAが登用されたが、どちらもλ(ラムダ)の歌声という設定。

??.モノクロボイス

カラフルボイス」の続編。

副題は「Anti the ”FAKE” HOLiC」。

MV内にρ(ロー)とλ(ラムダ)の2人が登場する。

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