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Homulillyの編集履歴

2014-05-19 13:22:39 バージョン

Homulilly

ほむりりぃ

Homulillyとは、『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女の一体である。

此岸の魔女、またはくるみ割りの魔女


以下、ゲームおよび映画のネタバレ注意






















概要

暁美ほむらが魔女化した姿。

『此岸の魔女』


魔法少女まどか☆マギカポータブル』にてほむらルートのラスボス「ワルプルギスの夜」との決戦で本体と対峙する(HPゲージが表示される)最下層で敗北するとゲームオーバーとなり、ほむらが全てに絶望し、魔女化する。

ただし、ゲームオーバーの前にイラストが1枚表示されるだけでこの魔女と戦闘することはできない。

このイラストで魔女文字による「Homulilly」の名前と同じく魔女文字の「game over」の表記が確認できる。

ほむらが魔女化するのは全てのルートの中で唯一ここのみ。


名称、外観ともに劇団イヌカレーによる公式オリジナルデザイン。

魔女図鑑にも登録されず後でイラストを見ることもできないが、特典ディスクのギャラリーに全く同じイラストが収録されている。


その時初めて「此岸の魔女」という名前がわかるが、性質や設定などは書かれていない。

また、TV版最終話のラストシーンのように、黒い翼をまとっている。

また、イラストの下部にはほむらの手らしき影が確認でき、そこから放射状に魔女の姿が広がっていることから、ほむらの手の先にあるソウルジェムが砕け散り、今まさに魔女が誕生したばかりである事実を明示していると思われる。


ポータブルの下敷きである『魔法少女まどか☆マギカ』第1期は、暁美ほむらが自身の能力で時を遡り、ループを繰り返して解決策を見つけ出すストーリーである。

ほむらが魔女化した時点でループを繰り返す手段はなくなり、ストーリーは終了してしまうのである。


後述する劇場版魔法少女まどか☆マギカ新編の公開に先駆けること1年半前に登場しており、一部のファンの間では既にこちらのイメージが浸透していた。


外観

黒い三角帽子(正しくは、レコード+レコードプレイヤー)に黒いマント、さらにメガほむを連想させる三つ編みお下げと言った姿をしており、まどか☆マギカにおける魔女の中ではもっともスタンダードな魔女のイメージに近い姿とも言える。


魔女の口づけ

此岸の魔女の口づけは砂時計と彼岸花を組み合わせたような一色の判子のようなものであり、こちらは購入特典である限定のPSPカスタムテーマで明らかになっている。

魔女名

元の名前「ほむら」と「百合」、または「此岸」の反対「彼岸」から「彼岸花(Spider lily)」をもじったものだと思われている。


本編での登場

劇場版魔法少女まどか☆マギカ


新編『叛逆の物語』において登場。派生作品出身の魔女では、本編に再登場した唯一の事例。

あまりに特殊な環境下での魔女化だった為か、ポータブルで登場した時とは性質が異なり、こちらは『くるみ割りの魔女』となっている。


くるみ割りの魔女。その性質は自己完結。歯はこぼれ頭蓋はとろけ目玉も落ちた。もう種を砕けない頭には約束だけがみじめに植わるが、殻の中で目覚めた魔女はそれでもまだ魔法少女の姿を色濃く残す。手下達はその姿をデキソコナイと呼び恥ずかしく思っている。(来場者特典より)


頭を切り落としたために噛み合わせる顎がなく、涙の代わりに延々と歯を零しながら断頭台へ向かう。

種も砕けなくなり、ソウルジェムの殻も割れず、なりそこないの魔女として、円環の理に観測されないように自分だけを殺し続ける。


円環の理によって世界が再編され、魔女が存在しないはずだったこの世界に誕生した唯一の魔女。

ほむらから魔女システムの話を聞いたインキュベーターたちが、円環の理の影響下にないソウルジェムがどのような結末を迎えるかに興味を持ち、限界まで汚染したほむらのソウルジェムを使って実験を開始した。


ソウルジェムを干渉遮断フィールドに封印し、円環の理が手出しできないようにしてしまうことで、どのような変化が現れるか監視していた。

結果は、自らの結界に自身と関わりのある人物を誘い込んで閉じ込め、記憶を改竄して自分の理想の見滝原をまるごと作ってしまうというものであった。


ほむら自身もその中で、自らの状況を忘れて楽しく過ごしていたが、やがて違和感に気づき、真相にたどり着く。

インキュベーターの目的が魔女システムの復活と鹿目まどかの支配にあると判断したほむらは、円環の理による救済を永久に受けられないことを覚悟の上、インキュベーターを自分ごと封印するために魔女化する。

魔女になった後は、佐倉杏子と巴マミが自分を撃破することを期待していたようだ。


結界内の魔女文字の解析と入場者特典の「魔女図鑑 -WITCHES artwork-」からくるみ割りの魔女 性質は『自己完結』であることが発覚した。

同じく別の周回で魔女化したさやかの場合と違い、肩書が前述の「此岸の魔女」とは異なっていることから話題を呼んだ。

これは世界再編の前後でほむらのあり方が大きく変化していることが関係している可能性があるが、一方でくるみ割りの魔女の解説にも「此岸」の文字が使われており、「永遠にこの世をさまよい続ける魔女」という本質は変化していないともいえる。

同シーンには「出来損ない」「なり損ない」「間抜けな姿」とも記されており、ソウルジェムの内で孵化せずに完成してしまったという特殊な出自も差異に影響していると考えられる。

外観

魔法少女としてのほむらの力が変質している為か、外見は『ポータブル』で先に登場した時と比べると、特徴的なレコード状の帽子などの一部を除き大幅に異なる。

公式ガイドブックの劇団イヌカレーのコメント曰く「設定的にはソウルジェムの中で魔女化したので元の姿に近い半熟魔女です。」との事で、本来の魔女化とは姿が異なる事が示唆されている。(本来の形で魔女化した場合は此岸の魔女の姿になると思われる。)

レコード状の帽子と、鼻梁から前頂部を覆う白い仮面と頭巾が外れた頭部には下顎しかなく、頭蓋には赤い彼岸花が咲いている。

レコード部分は此岸の魔女と異なり全体的に白みがかっており、特に針があたっている周のあたりは、同じ時間を繰り返し擦り切れたことを示すかのように、真っ白になっている。

本来ならば両目のある位置からは奥歯に似た白い使い魔を涙のようにとめどなく零しながら、断頭台へと進んでいく。

上着の襟と袖の部分は魔法少女だった時のままだが、衣服の下はむき出しの骨であり、なんとも不吉な容姿をしている。スカートの腰部分には蓄音機のそれに似たラッパ型のホーンがあり、腰のリボンは先端が手のようになっている。

魔女として魔法少女により滅ぼされることを選んだ為か、両腕は手枷により拘束されており、使い魔と共に結界内の断頭台へと行進していくが、その一方で腰のリボンは地面に爪を突き立て、抵抗してもいる。

後にリボンのような腕は祈るようなポーズを取った後、魔女自身に破壊されている。


魔女の結界

干渉遮断フィールドで隔離され、外へと広がることができない為か、ほむらのソウルジェム内に広がっている。

見滝原を丸ごと再現した結界となっており、風見野といった隣町へは決してたどり着くことは出来ない。

また、水路を進む渡し舟や二階建てバス、ソーラーパネルに似た地面で何も建築物の無い区画、空に浮かぶ多くの飛行船、水道橋を含む多くの橋、複数の層のある廃墟など、元の見滝原ではなかったようなものが多くある。

ほむらの理想の世界を描いている為か、引き込んだ人間を傷つけることは無いが、ほむらのこうあって欲しかったという人物像へと記憶を書き換えてしまう。

魔女の代わりとしてナイトメアが魔法少女の敵として夜の街に出現している。

ほむらが違和感を持つと徐々に魔女の結界らしい特徴が街中に現れてゆき、自身が既に魔女であると確信すると燃え上がる飛行船が街へと降り注ぎ、町は炎で包まれる。

そして完全に魔女となった後は魔女の結界らしい姿へと変わる。


使い魔

衛兵のような帽子を被った眼鏡ほむらに似た使い魔(Lotte)、被り物をしたカラス(Liese)、喪服を着た子供のような姿をした使い魔(ClaraDolls偽街の子供達とも)、奥歯のような姿をした使い魔(Lilia)、奥歯に乗ったほむらに似た騎兵(Luiselotte)と、多くの種類が確認できる。

魔女に操られ、結界内で偽りの敵を演じたナイトメアも使い魔の一種といえるかもしれない。

外から引き込んだ以外の人間を演じるものたちも使い魔のようにも見えるが、魔女図鑑にも記載されておらず、不明である。


ClaraDollsとLotteは槍に似たものを持っており、それを武器とする。

(前者後者それぞれ、形状や使い方は異なっている)

漫画版ではLotteの槍は銃剣を付けた小銃のような形状となっている。


魔女の口づけ

完全に魔女となった際に魔女の口づけと共に名が出るが、口づけの形は此岸の魔女のものとは異なっている。

また、魔女となる前にもほむらが自身が魔女であると確信した後に現れた塔の内部にも描かれている。

ナイトメア(魔法少女まどか☆マギカ)のタグ等にもHomulillyの名がロゴ化された物が描かれている)


くるみ割りの魔女の口づけは、顔の無い黒髪の女性、虫歯、クロスした編み棒、そして彼岸花を思わせるもの等で構成されている。





関連タグ

暁美ほむら ほむほむ 魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 魔法少女まどか☆マギカポータブル

魔女(魔法少女まどか☆マギカ) 魔女化

偽街の子供達

Kriemhild_Gretchen Oktavia_von_Seckendorff Candeloro  Ophelia

カップリングタグ

クリホム 魔女版まどほむ

リリ杏 杏子とのカップリング

オクリリィ 人魚の魔女とのカップリング

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