シュツルム・ディアス
しゅつるむでぃあす
概要
エゥーゴのエースパイロット、赤い彗星シャアことクワトロ・バジーナ専用機として設計された
リック・ディアスの強化プランである(実際には量産された)。
最大の特徴は背面のランダムバインダーを換装した大型のグラインドバインダーにある。
これは巨大なスラスター、プロペラント、ジェネレータにメガ粒子砲を兼ね備えた
まさにこの機体の要であり、εガンダム(エプシィガンダム)と同じ装備である。
その他後方スカートの大型化、膝部の突起、頭部バルカン砲カバーの形状(指揮官用と一般兵用が存在)などが変更されている。
シャアは搭乗することはなかったがアムロ・レイが本機を使用し、エルピー・プルツーのサイコガンダムMR-II(原文ママ)戦に参加した(小説版)。
アニメ本編では一部の機体が横流し、あるいはパイロットの離反などでジオン共和国やネオジオンに渡った。サイコガンダムMK-Ⅱ]に続いてネオジオンで運用されたガンダムでもある。
ジオン共和国の軍人で隠れジオン派のサトウ大尉の部隊が搭乗している。
1/144HGUCでリックディアスから10年ほど後にパーツ流用キットとして出ている。
元がHGUC初期のリックディアス故にプロポーションは良いものの肘部分の可動などで厳しいところがあるが、B-クラブから出たHGUC用改造パーツがドデカいバインダーのせいで本体の10倍以上の価格だったり、本編放送時にプラモ化されなかったのを考えるとまだマシである。
なお、アニメ及び小説版での錯綜する所属設定を反映してか、エゥーゴ、連邦、ジオン、ネオジオン及びアムロ専用機の所属シールが封入されている。
また、MGリックディアスのクワトロ・バジーナ専用版にはシュツルム・ディアスをイメージしたパーツが入っている。
上記の闘士シュツルムディアスに限らず、武神輝羅鋼の百鬼夜行衆などSDガンダム系統では基本的に敵対キャラとして登場することが多い。稀に味方キャラとして登場するリック・ディアスをモチーフとしたキャラの兄弟分として登場することもある。