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バーコードバトラーの編集履歴

2014-09-07 21:42:19 バージョン

バーコードバトラー

ばーこーどばとらー

バーコードバトラーとは、エポック社から発売されていた電子ゲーム機である(左の画像は『バーコードバトラーII』)。

概要

エポック社より発売された『コンビニウォーズ バーコードバトラー』に始まる電子ゲーム機シリーズ。公式略称は「BB」。

コンピュータ操作の敵と戦うRPG風のストーリーモードと、2人対戦モードが搭載されている。


コンビニウォーズ バーコードバトラー

1991年に発売された。白いゲーム機本体と、ストーリーモード用のカードがセットになっている。

市販されている商品のバーコードの情報データを、HP(生命力)・ST(攻撃力)・DF(守備力)という戦闘データに読み変え、戦士キャラクターとして戦わせる事ができる。

行動コマンドは「攻撃」と「回復」の2種類のみ。回復自体は何度でも行えるが、回復量はランダムである。


また付属カードの他、「カードソフト」と銘打った拡張用カードセットも3種類別売りされた。


小学館の児童誌『コロコロコミック』では発売当初から紹介されていたが、特集記事が組まれるなど本格的に扱われるようになったのは翌1992年からで、同誌連載マンガのキャラクターのバーコードカードも付録として付けられるようになった。


コンビニウォーズ バーコードバトラーII 時空を超えた戦士達

『I』の翌年に発売された発展型。本体の形状は『I』とほぼ同一だが、カラーリングは黒に変わっている。

各パラメータの上限がアップしたほか、キャラクターに「職業」の概念が追加され、武器と防具を使用できる替りに魔法を使えない「戦士」と、その逆の「魔法使い」に二分化されるようになった。


またこの『II』は拡張端子が存在し、ファミコンスーパーファミコンで連動するソフトが発売された。


更にSFC用ソフトである『スーパーマリオワールド』『ゼルダの伝説』『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』を元にしたカードソフトも発売されている。


バーコードバトラーII2(ツーダブル)

『II』の拡張機器で、1993年に発売された。『II』の対戦モードとストーリーモードのそれぞれをパワーアップさせたゲーム機だが、別売りの『II』と連結させないとプレイできない。


各パラメータの上限が更にアップしたほか、新たな職業として回復魔法を使える『僧侶』、武器と魔法の両方を使える『聖戦士』が登場したが、本商品展開中に『コロコロ』でのコミカライズ連載が終了するなど扱いが縮小された為、ブームは本時期に沈静化した事が窺える。


バーコードイレブン

1994年に発売された。Jリーグ公認の商品で、バーコードからサッカーのチームを作って戦わせる事ができる。

SFCなどへのデータ転送機能は『II』から受け継がれている。

しかし『コロコロ』でも僅かなページでしか扱われず、最後はフェードアウトする形で消えていった。


バーコードバトラーNEO

2005年に登場したアプリ用ソフトだが、短期間でサービスが終了した為、殆ど情報は無い。


ストーリーモード

『I』『II』『ダブル』には、「バーコード星雲」という世界を舞台に悪と戦う一連のストーリーモードが存在したが、未完に終わっている。

なお同モードに登場するキャラクター達は、実在の商品をモチーフにデザインされている。

男性キャラは基本的にSDガンダムの様な二等身のロボット(機械生命体?)然とした姿だが、女性キャラは人間の様な姿(耳はエルフ耳)として描かれていた。


所謂擬人化(擬女化)のハシリと言えるが、名前はともかく外見に関しては、元の商品を思わせるキャラはあまりいない。


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