概要
『トランスフォーマー』シリーズに登場するオートボットの特殊部隊である。
以下、各作品のネタバレ注意
実写映画版
3作目『ダークサイドムーン』から登場するオートボットの技術者集団兼特殊部隊。
サイドスワイプらと共に地球にやってきたが、全員素行が悪く人間の都合には無頓着なため、アメリカ合衆国国家情報長官シャーロット・メアリングの判断でNESTには参加せず、NASAにて自分たちが乗ってきた宇宙船「ザンディウム」の管理をしている。だがNASAの職員や技術者たちに対してはパワハラまがいの罵詈雑言を浴びせるため、軍を除隊したロバート・エップスが仲介をしている。お気に入りはエップスがマタタビ代わりに見せてくれるデイトナサーキット。
実はディセプティコンの策略で人類に地球から追放されそうになった時の手段として、ザンディウムを密かに改造していた。シカゴ戦では3体での連携攻撃で大型四足歩行のディセプティコン「デフコン」を討ち取った。
全員ともビークルモードは全身に多数の銃器を装備したナスカー仕様のシボレー・インパラ。
攻撃指揮官。詳しくは本人の項で。
破壊員。青のカラーリングとドレッドヘアーのような頭部が特徴。映画では台詞は一切ないが、小説版ではレッドフットより台詞が多い。
CV:ジョン・ディマシオ/吹:岩崎ひろし
戦略家。赤のカラーリングに、メタボリックな体系と禿げ上がった頭が特徴。
五年後となる続編『ロストエイジ』では、CIA直属のオートボット討伐隊「墓場の風」によって殺害され、反トランスフォーマー組織「KSI」に研究材料として回収されてしまった。地球の危機を救ったにもかかわらず、そのあまりにも無残な最期にはハウンドも(人間に対して)「野蛮すぎる」と嘆いていた。
プライム
オートボットの特殊工作部隊で、バルクヘッド、ホイルジャック、ウルトラマグナスが所属していた。他にもシースプレー、ロードバスター、パイロ、インパクター、ロトストームが所属していたが、ドレッドウィングやハードシェルなどのディセプティコンの精鋭に殺害され、いずれも故人となっている。
チームの流儀は「悪党は消す」。オプティマス曰く、大戦中に多くの危険な任務をこなしており、ファウラー捜査官はかつて自身が所属していたレンジャー部隊に似ていると称した。
元々は自由気質で無鉄砲な性格のメンバーが多かったが、バルクヘッドが抜けた後、入れ替わるように入ってきたウルトラマグナスが指揮官となり、厳格な軍人気質の彼が頭ごなしにまとめ上げようとしたため、結果的に解散を引き起こしてしまった。
ビーストハンターズでは、生き残った3人が終結したものの、やはりホイルジャックとウルトラマグナスの間のわだかまりが問題となっていたが、アーシーやオプティマスに諭されたことやプレダキングとの戦いでの共闘でその問題も解消された。