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キャンディ・キャンディの編集履歴

2015-03-21 03:04:04 バージョン

キャンディ・キャンディ

きゃんでぃきゃんでぃ

「なかよし」に連載され、アニメとともに大ヒットした少女漫画。

正式なタイトル表記は『キャンディ♥キャンディ』(キャンディの間にハートマークが入る)

原作:水木杏子(名木田恵子) 作画:いがらしゆみこによる少女漫画

なかよし」にて、1975年4月号から1979年3月号にかけて連載。

テレビ朝日系でアニメ化(1976年10月1日~1979年2月2日全115話)され、女児を中心に社会現象となり、その後世界中でヒットした。

pixivでも海外絵師による投稿が多い。


第1回講談社漫画賞の少女部門受賞。

作者二人の著作権帰属を巡るトラブルにより、2001年以降に原作は絶版

アニメ版も再版・再放送ができない状態になっている。(後述)


概要

20世紀初頭のアメリカ中西部およびイギリスを舞台に、明るく前向きな孤児の少女キャンディ(キャンディス・ホワイト)が、様々な逆境偏見に決して負けず、人々の愛情を受けて力強く成長する過程を描く。


作品のアイコン的存在である「丘の上の王子さま」の「おチビちゃん、笑った顔の方がかわいいよ」という台詞(cv:井上和彦)や、いじめっ子キャラの代表格的存在である縦ロールイライザヘタレニール姉弟などの濃いサブキャラは特に有名。

ラストのドラマティックなどんでん返し(というか伏線の完璧な回収エンド)に至るまで、冒頭からまったくダレることがない大河少女漫画の傑作なので、中古で入手する機会があれば是非読んでみよう。


キャンディ・キャンディ見つめあう二人

著作権の帰属問題

1995年漫画担当のいがらしゆみこ日本アニメーションの間でリメイクの話が浮上したが、原作者の水木杏子は「すでに完結した作品である」として、続編の執筆依頼を断った。このリメイク話が持ち上がった際に講談社に委託していた著作権管理契約を解除したことが、問題の発端となる。


その後もいがらし側が、水木の了承を得ずにキャラクター商品や翻訳版などを発売し続けたため、著作権の帰属をめぐる裁判に発展した。


いがらしは「原作には参考程度に目を通しただけで、殆ど自分が描いた」と主張したが、裁判では原作者である水木の勝訴が確定。

この判決により「キャンディ・キャンディ」の原作は

水木のみが著作権を持ち、漫画は原作の二次的著作物である

ことが再確認されることとなった。


すなわち本作は現在「原作者の水木(名木田恵子)の同意なしに、営利目的での作成、複製、又は配布をしてはならない」ことになっている。


しかし、いがらしに対する水木の怒りは大きく事実上絶縁状態にあるため、今後も絶版および再放送の禁止は続くものと思われる。

関連動画

水木作詞のOPテーマ

外部リンク

キャンディ・キャンディ事件

【著作権は誰のもの】いがらしゆみこキャンディキャンディの惨状

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